【くぐり抜け鉄塔 06】船橋線No.18

2020-09-30 18:07:56 | 日記
くぐり抜けシリーズ、一体どれくらい続けられるんだろう…。ネタ切れが怖い!!
でも、撮りためてるやつ全部見て欲しい!という気持ちもあり、ガンガン放出しています。
(うちの近所にくぐれる鉄塔あるで!という方は教えていただけると嬉しいです。こっそりと。)

今回はちょっと変わった形の鉄塔を。
千葉県にある、船橋線No.18。





普通鉄塔って台形のフレームの中に対角線で筋交が入っている、といった形の組み合わせじゃないですか。
ところがこの鉄塔はシンプル!!筋交いがないだけでこんなにシンプルになるんですね。



図で書くとこんな感じでしょうか。
左の二つ、プラットとブライヒはよくある構造ですよね。この二つの構造の組み合わせでできている鉄塔がほとんどだと思います。
三角形の組み合わせで構成されている構造を「トラス構造」と呼びます。
一方、四角の組み合わせで構成されているものを「ラーメン構造」と呼びます。
ラーメン構造。
……ラーメン構造。



ついつい想像しちゃいますが、これではないですよね…。



下から見上げるとこんな感じ。
シ、シンプル〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

鉄塔を避けて道を作るか、鉄塔の下に道を作るか、車を通れるようにするか、通れるとしたら何車線通すか、コンクリートの土台にするか、鋼管の土台にするか、トラス構造にするか、ラーメン構造にするか……くぐれる鉄塔ひとつにしても、設計者がどんなことを考えて作ったのか想像できて楽しいです。


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