健康には3つの要素が必要であると思う。
食事、睡眠、そして、運動である。
このうち、食事と睡眠に関してはよくできている。
しかし、問題は運動である。
どうしても運動が長続きしない。
なぜかということを自分なりに考えた。
答えは脳の仕組みにあると考えた。
まず運動の何が嫌なのかいうと、苦痛を感じるからである。
特に何が苦痛なのかといえば、心拍数が上がることだと気がついた。
息が上がる、心臓がドキドキする。苦しい。
脳科学の本を読んだ。
ストレスを感じている時も同様に心拍数が上がる。
コルチゾールというストレスホルモンが分泌されるせいである。
運動でもコルチゾールが上がり、心拍数が上昇する。
つまり、俺が運動で苦痛を感じるのは、心拍数が上がると不安や危機的な状況であると脳が錯覚を起こすからだと思う。
運動のドキドキは、脳に信じられないほどのメリットをもたらす。
しかし、運動してドキドキすると、危機的な状況にいると脳が誤認するとどうだろうか。
当然、運動を避けるようになる。
運動を継続するには、脳にとってメリットがある行為だと認識させる必要がある。
ドキドキ=運動=健康に良い。
今は、ドキドキ=危機的な状況=運動を避ける。
という脳の認識になっているだと推測する。
これは仕方ない。
本当に危機的な状況を数年に渡り、何度も繰り返してきたからだ。
その過程で、脳が心拍数が上がる行為そのものを避けるようになったのだろう。
つまり、脳の認識を変えれば良い。
まずはドキドキしない程度の運動から初めて、徐々に脳に運動はメリットがあると認識させなければならない。
運動を避ける心理にはこのような脳機能が働いているのではないか。
運動してそのメリットをたくさん享受したい。
思い込みの力強い。
この力を逆に利用していきたい。