
すっかりさわやかな気候になりました!
日本はいかがですか?
昨日は新作が2つ出来た。
撮影の日が迫っているので(10月10日です)、毎日新作をつくらないと間に合わない!!
明日アップしますので見てくださいね。
さて、こうやって毎日本のための作品を作っていると、最初の本が出たときのことを思い出します。
このブログをご覧のみなさんの中で、気付いている人がいるのかどうか、いらっしゃればどれくらいなのか分かりませんが、私の名前は「ビーズドールハウス」を境に「千葉 亘代」から「ちば のぶよ」になった。
...ってひらがなにしただけだけど。(笑)
これにはいくつか訳があって...
のぶよという私の名前、名付け親は他界した祖父なのです。
今流行の?海上保安庁に勤めていた祖父が初孫である私の名前を張り切ってつけてくれたのはいいのですが、私はこの名前が大嫌いでした。
もっと今風の可愛い名前がよかったとずっと思っていました。
なんで、のぶよという名前になったかというと...
姓名判断のせいである...
祖父は姓名判断に凝っていた人で、自分の奥さんである私の祖母の名前も改名してしまったほど。
当時としては珍しかったんではないでしょうか??
亘代という名前はお陰で、どの姓名判断を見ても「最高の名前」となっている。
でも、結婚して名字が変わったら、あまり意味ないんだけどね...
ただ、結婚しても大丈夫なようにと名前のみでの画数もばっちりである。
私の祖父は私の結婚を知らずに他界してしまったが、もしずっと生きていたら「千葉」の名字にあわせて改名させられたところだろう。
さて、この亘代という名前、女の子なんだから「幸せな家庭を築く」とかそういう意味かと思いきや、「ビジネスで成功する起業家のための名前」だそうで...
大正15年生まれの祖父ですが、「女も社会に出てひとり立ちする世の中」を見据えていてくれたんだろうか...
今となっては聞いてみる事もできません。
ただ、亘代の亘という漢字は常用漢字ではないため(姓名判断のための当て字?)
ほとんどの人が読めない。
「まさよ」「ひさよ」はまだいいとして、「かきよ」「つねよ」なんて言われてしまう!!
というわけで、ずっと私は電話なんかで名前の漢字を説明するときに苦労してきた。
「ほらー垣根の垣の土へんをとった漢字...」とか説明しても、ご丁寧にりっしんべんをつけてくれて、恒代になっていたり。(笑)
そこで、思い切って著作本がでるときに名前をひらがなにしたのです。
でもね...
せっかくだから、別の名前も考えたりしてみたのよ。
まずは、名前をNobuyo Chibaってローマ字で書くこと。
でも、私の名前Nobuyoは微妙に発音が違うらしいが、スペイン語で「(女性から見た)男性の婚約者」を意味するらしく、アメリカでメキシコ出身の人に自己紹介すると必ずといっていいほど、笑われるもしくは変な顔される...
ってなわけで、却下。
アメリカンネームをつけることも考えた。
ケリー○美さんやバルサダー○美さんみたいに。
でも、主人は日本人なので名字は英語名には出来ない。
(おふたりのだんな様が外国人なのかどうかは知りませんが)
じゃあ名前を英語にする??
実は、アメリカ在住の日本人でアメリカンネームを持っている人は結構多い。
私の周りにもデビーやコニーやトッドやアレックやいるけど、みんな日本人である。(笑)
アメリカンネームをつける際、良く使われる手は自分の元々の名前をアレンジすること。
私みたいにのぶよだったら「ノビー」というのがよく使われる。
男でも女でも「のぶ~」と言う人は、「ノビー」が多い。
でも、私はこのノビーと言う名前、どうもドラえもんののび太くんみたいでやだ。
しかも「ノビー 千葉」なんて、以前取材で行った韓国の焼肉屋「ノビチブ」をどうしても思い出してしまう。
じゃあ、頭文字をとってNから始まる名前。
ナンシー?...早見優の「夏色のナンシー」みたい。
ナタリー?...可愛いけどがらじゃない。
ナターシャ??...ロシア人か??
うーん、Nからっていうのは無理っぽい。
...そして、私はついに思いついた。
IRIS!!
アイリスって植物の名前だけど、そこからとったんじゃない。
アイリス、愛リス、愛栗鼠

栗鼠が好きだからね!(分からない人は以前のブログ「リス」を見てね)
主人に言ったら、「お前、ばかじゃないの?」とひと言。
というわけで、この名前も世には出なかった。
ブログを見てくださった方たちだけが知る秘密の名前
...はい。
非公式にIRIS CHIBAってことで!
くだらない長文失礼しましたー
またね!!