君には絶対恋してない!(10話)

妹グオがクージョンの家の掃除をすることになって、ドオは自分がメイド服を着てクージョンのお家で、クージョンと……という妄想をします。それだけでも幸せそう。

クージョンが一生懸命考えたデザインを依頼主が「一からやり直して」と言います。クージョンがあさってまでに修正する約束をしてグオと帰ろうとすると、依頼主に、明日来る風水の先生が案を認めなければ発注は辞めると言い出して…。我がままばかり言う依頼主に、お互いに時間の無駄だから、他の人に相談するようクージョンは言います。

3ヶ月もかかった案件をキャンセルしてしまうクージョンにグオは「大損では?」と聞きました。でも、クージョンは採算ばかり考えていると、大切な物を失うと答えます。これが所長(ユーピン)なら精神的苦痛で賠償請求すると、グオは感動。考え方がこんなに違う2人が、どうして仲がいいのかグオは不思議でした。
クージョンは、時間も空いたし僕の息子に会ってみる?と言います。子供がいるの?とグオはビックリ。

クージョンがグオを連れてきたところは"シーハンアル・ベーカリー"でした。入ると「パパ」と駆け寄って抱きついてきたのはタシャン。クージョンが援助している施設の子供みたい。

礼拝堂の蛍光灯が切れて、クージョンとグオが交換することに。でも、礼拝堂の天井はけっこう高くて、グオはクージョンに台になってくれるように言います。そしたら「君は社長を踏み台にするのか」なんて冗談を言うクージョン。焦るグオをクージョンは子供を抱き上げるようにひょいっと持ち上げちゃいました。

私なら利用しやすい?とグオに言われたユーピンは、あそこまでグオが怒る理由が分かりません。そこでユーピンは聞きにくそうに「君の男友達が彼女と縁を切りたいとする。そのために君に恋人役を頼んで来たら頭に来る?」とドオに聞いてみます。「自分がその男に気があれば頭にきます」という答えに何だか顔がにやけちゃうユーピン。友達が怒ったら男に気がある?と嬉しそう。
気持ちを確かめるには、まず謝る事だとドオは言います。謝っても許してくれないなら、その男が好きだということだと。

ユーピンが親友の彼女を奪ったとドオから聞いていたグオは、クージョンに「もう彼女は作らないの?」と聞いてみます。すると「なぜ"もう"をつける?」と逆に聞かれてグオはドギマギ。クージョンさんならいて当然だと思って、とごまかします。
クージョンは自分にとって恋愛は家の設計と同じだと言います。ひと目でピンとくるものがあるって。そして、あいにくそういう人にまだ出会えてないと…。

イェンリンと会ったグオはクージョンの話しばかり。だからイェンリンに好きになったんじゃ?と言われます。
そんなイェンリンから、グオはヘアピンをもらいました。グオはさっそくつけてみます。

グオが歌を歌いながら自転車で帰ってくると、家の前にユーピンが立っています。近づくユーピンに、怒ってるグオはそれ以上来ないように言いました。ユーピンは「謝りに来た」と言います。

グオはヤン家の宝物の部屋をユーピンに見せます。そこには粗大ゴミ置き場で拾って来たものがいっぱい。ユーピンは、どれか1つを直してあげるよ、と言います。直したら許してくれる?って。グオはここの物を全部直すのが条件だと言いました。本当だな?と聞くユーピンだけど、本気で反省したからグオは水に流すつもりみたい。

「聞いたんだけど、彼女と仲直りをしたとか」と聞くグオに、ユーピンは「してないよ」と答えます。驚いたグオ「え?どうして」と思わず言っちゃいます。復縁すべき?とユーピンが聞くと、グオは「知らないわよ」と答えちゃいます。ユーピンは心の中で、俺に気があるのなら復縁には反対するはずだ、と思いました。だから「アドバイスをしてくれよ」と言います。でも、期待しちゃダメだとグオは思っているから「仲直りしたらどう?」と言ってしまいました…。ショックを受けたユーピン。でも、ヘアピンをしているグオに「可愛い」と言います。

翌日。母親の命日で、グオとドオはお墓に行きます。すると、親戚からもみすてられているのに、お墓にお花がありました…。まさか…とグオが言うと、すかさずドオが「絶対違う」とそれを止めます。良心が少しでもあれば、娘を見捨てたりしないと…。いつも明るいドオだけど、お父さんの話しは聞きたくありません。

例の依頼主が手付金を返すように言ってきました。クージョンは返金する方がスッキリして他の案件に集中できると、返金に応じます。そのお金はグオがもって行く事に…。

グオがお金をもって行くと、依頼主が門の前で待っていました。でも、待っていたのは返金のお金を持ってきたグオじゃなくて、風水師。
家に入った風水師は、あっちもダメこっちもダメと言います。たっぷりとお礼をもらっているのもグオは見ていました。

バイクで依頼主の家から帰るグオ。何だか風水師に見覚えがあると思いました。そんな事を思いながら走っていると、風水師の車が止まっているのを見かけます。様子がおかしいその車に近づくと、グオはどうしたのか聞きます。車はガス欠で止まってしまったみたい。グオが買ってきてあげると言います。

10分後。ガソリンを買ってきて、グオは入れてあげます。風水師は車から降りると、グオにガソリン代を払いました。車が行ってしまったあと、風水師がお財布を落としていることにグオは気づきます。そしてお財布を返すため住所を調べようとお財布を開けると…そこにはグオとドオの子供の時の写真が…。
驚いたグオは、泣きながら車を追いかけます…。

ようやく車に追いついたグオ。車を止めると、風水師にお財布を差し出しました。わざわざそのために追いかけてきてくれたと思った風水師が車から降りると、グオは写真に写っている子供が誰なのか聞きます。初めは友達の子だと言っていた風水師だけど、グオが泣きながら「魔法の玉はなくしました。6歳の誕生日にパパがくれたガラスの玉です」と話すと、風水師の顔がかわっていきます。そして「ヤン・グオよ。あなたの娘です」と言うと、風水師も「グオなのか」と泣き出して…。2人は抱き合って再会を喜びます。

ユーピンはグオの喜ぶ顔が見たくて、プレゼントを買いました。
グオは姉にもパパを会わせたくて姉を早退させます。ユーピンはグオとすれ違ったけど、急いでいるグオにプレゼントを渡せませんでした。

グオはホテルでドオとパパを会わせます。ドオの顔は笑っているけど、ひきつっている感じ…。

ホィファンに呼び出されて、ユーピンは会います。明日のうちに出国する事になったと話すホィファンは、ユーピンのポケットにプレゼントがあることに気づきます。ユーピンは甥と姪のだとごまかしました。答えが出たか聞かれたユーピンは、お互いのために別れた方がいいと返事をします。理由を聞くホィファンに、楽しい数時間で、むなしく寂しい数ヶ月を埋めることはできない、と…。そして、泣き出してしまったホィファンを抱きしめながら、お互いのために別々の道を歩もうと言います。





【出演者】

シャン・ユーピン役/ジェリー・イェン
ヤン・グオ役/エラ・チェン
チー・クージョン役/マイケル・チャン
ディン・ホィファン役/チェン・ズーハン
ヤン・ドオ役/シャオシェン
シャン・ユーティン役/シャオシャオビン
シャン・ユーフェイ役/ジー・シンリン






～感想～

イェンリンはクージョンの事を
グオが好きになったんじゃ…って言ってるけど
いつもユーピンと比べているから
どちらかといえばユーピンを気にしているよね
クージョンが好きなら比べる必要ないもん

パパを見たドオの顔がちょっと怖い
笑っているけど…絶対怒っているし
グオと違ってドオは
妹の親代わりにもならなくちゃいけなくて
誰にも甘えられなかったから
すごくつらかったと思う

そのパパだけど…
かなりのお金持ちになってる感じだから
パパの方から2人を捜してほしかったな
でも…
あの風水師っていう職業が
すごく気になる
クージョンの依頼主に対して
いろいろダメだししていたけど…
本当にちゃんとした風水師なのかな…

ユーピンの買ったグオへのプレゼント
ちゃんと渡せますようにー




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