君には絶対恋してない!(20話)

【出演者】

シャン・ユーピン役…ジェリー・イェン
ヤン・グオ役…エラ・チェン
チー・クージョン役…マイケル・チャン
ディン・ホィファン役…チェン・ズーハン
ヤン・ドオ役…シャオシェン
シャン・ユーティン役…シャオシャオビン
シャン・ユーフェイ役…ジー・シンリン



◆あらすじ◆

パソコンをシャットダウンさせてしまい、3時間もの時間を無駄にしてしまったユーピンに、グオから「困ってるの。どうか助けて」という電話が。ユーピンの警察にいる友人にタシャンを捜すよう頼んでほしいと言う。
気が動転しているグオに、ユーピンは「すぐ行くから待ってろ」と言うと、慌てて事務所を飛び出す。

階段で座りながら泣いているグオの後ろから、そっと近づいたユーピン。隣に座ると気づいたグオが「警察は何て言ってた?」とすぐに聞いてくる。ユーピンは、出来る限りのことはするって、と答える。

自分の事を責めまくるグオに「大丈夫だから」と言うと抱きしめるユーピン。そこに電話が。見つかったという連絡に2人は手を取り合って向かう。

あとから駆けつけたクージョンは、ユーピンの姿を見て顔色を変える。
グオに何も声をかけずにタシャンと帰ろうとするクージョンをユーピンは呼び止め「グオだって心配してたんだぞ」と言う。その言葉にクージョンは"気に入らない"という顔をするが、グオが、私が悪いんだから、とユーピンを止めると、クージョンは何も言わずに行ってしまう。

クージョンはカウンターでお酒を飲みながら"あなたとの交際は私の人生で一番幸運な出来事なの"とグオに言われた事や、自分が交際を申し込み"大切にする"と言った時の言葉を思い返す。そこにユーピンが。

グオの話しをする気なら帰ってくれ、と言うクージョンに、ユーピンは「さっきの態度、あんな無視のしかたはないだろう」と返す。すると、なぜお前はグオのことをそこまで気にかける?と言うクージョン。ユーピンは正直に「好きなんだ。ここまで深い思いを誰かに抱いたのは初めてだ。お前に謝る。やっとわかった。ホィファンに対するお前の苦しさが」と本当の気持ちを隠さず話す。それを聞いたクージョンが思わず「次はグオを奪うつもりか?」と声を荒立てたため、ユーピンは「何を言う」と怒鳴るように言い返す。

クージョンがホィファンを好きな事を知っていて付き合った事をユーピンは謝る。なのに祝福してくれたクージョンには感謝していると。今度は俺がお前たちを祝福する番だ、とユーピンが言うと「それよりホィファンと仲直りしてやれ」と言い返してくるクージョン。そんなクージョンにホィファンへの未練があるならグオとは付き合うなとユーピンが言う。未練などない、ときっぱりクージョンは否定するが、お前一筋の彼女を助けたい、ホィファンに冷たくするな、心から愛してるぞ、とホィファンを心配するクージョンの言葉で、ユーピンはクージョンの本心に気づく。

「そういうことか。グオへの思いは半分以下だな。お前がそのままならグオを奪う」とクージョンに言い残し、ユーピンは店を出て行く。

ドオの仕事ぶりを見て、自分の母みたいで親しみが湧くと思ったツーハオは、同僚から金以外の恋人がドオにはいないと聞き嬉しくなる。

オフィスでグオはクージョンと仲直りしたいと思っていた。でも、いつものようにホィファンからの電話でクージョンは出かけてしまう。

ホィファンに呼び出されたクージョンは、グオのことを話したくて呼んだと言われる。ユーピンからホィファンに脅されたと聞いていたクージョンは「今度は僕に"グオと別れろ"と言うつもりなのか?」と聞く。ホィファンは少し首を左右にふると「どうしたいか、自分でも分からない」と答える。

自分が恥を知らず哀れだと話すホィファン。努力すれば何でもかなうと信じてきた、と言う。
でも、もうユーピンは取り戻せないと。こんな挫折は初めてと泣くホィファンは、クージョンにも興味ない人との交際を強いてしまったと謝る。それを聞いたクージョンは、君のためになると思ったが、逆に君を苦しめてしまったと言う。そして、ヤツは忘れろと…。

君を真に愛する男が他にいる、それが誰か分かってるだろ、言うクージョンに「私が誰を好きか知ってるでしょ?ユーピンよ」と返すホィファン。クージョンがつかんでいたホィファンの肩から手を放すと「クージョン、勘違いはしないで」とホィファンは言う。クージョンは、君も僕も一方通行だ、自虐のゲームだな、と言い帰っていく。

別れ話をされると思い込んだグオは、オフィスに戻ってきたクージョンに、付き合えてとても楽しかったとお礼を言うと、クージョンのお母さんから教わって作ったという手編みの手袋を渡す。クージョンは突然グオを抱きしめ「僕にはもったいない。僕ではは不釣り合いだ」と言う。そして"君と付き合って自分の弱さを知った。自分勝手だが、君を手放したくない"と思う。

クージョンに自分の気持ちを打ち明けたユーピンは"グオに知られたらどうすれば?"と思っていた。
ドオを所長室に呼び「昨夜、特に家で何もなかったか?」とユーピンが聞くと、ドオが思い出したように、深刻な問題が、と話すのでドキドキしたユーピンだったが、妹がバスタブにヒビを入れてしまった、というものだった。そこにグオからユーピンに電話が。

嬉しそうに笑いながらユーピンが電話に出ると、グオからクージョンとはすごくいい感じだと聞かされてしまう。前より彼の愛が深まったみたい、と楽しそうなグオに、良かったな、と言いながらもユーピンはつらい気持ちになる。

バスを改装したレストランで、ボートンはユーピンに借金の返済をする。酒を交わしながらボートンは、詐欺師に大切なのは話術ではなく人に対する眼力だと言い出す。そして、君ほどの人が金を貸し、弁護までしてくれた考えられる理由は、1実の親子、2義理の親子になりたい、この2つのうちどちらかだと。一瞬、真顔になったユーピンがごまかすように笑いだし「実に面白い。いい推理です」と答えると、一緒に笑いながらボートンは「ドオか?それともグオか?」と返す。それに咳き込んでしまうユーピン。

今夜は父さんと呼んでもいいですか?とボートンに言ったユーピンは、飲み過ぎて酔ってしまう。ユーピンの家を知らないボートンは、自分の家へ連れて帰る。

ボートンとドオがユーピンをベッドまで運ぶと、グオがクージョンに送られて帰ってくる。
「正直に言うと、まだホィファンが心の中にいる。申し訳ないと思ってる」と話すクージョンに、グオは「謝らなくていいわ。好きな人のことを忘れるのは本当に難しい。今が大事よね」と答えるグオ。クージョンはグオの両手を重ね、その手を包み込むと「きっといつか彼女を忘れるから。僕のそばにいてほしい」と言うと、グオの額にキスを。
そんな2人のやり取りをそれぞれの気持ちを抱えたユーピンとドオが聞いてしまう。

クージョンが帰ると、酔ったユーピンが部屋から出てきて驚くグオ。ユーピンは「よかったな。ついに幸せが見つかった」とグオの頭をなでると帰っていく。

翌日、二日酔いのユーピンが所長室にいるとグオから電話が。電話に出なかったユーピンは、デスクの上の風水の置物が目に入り"もう足長おじさんにはなりたくない。本当に無理だ"と箱に入れ、引き出しにしまってしまう。

昨日のクージョンの言葉に、大切なクーポンをぼーっとしながらはさみで切ってしまうドオ。慌ててセロテープで貼っていると、ツーハオが来てドオをデートに誘う。

何度電話をしても出ないユーピンを気にしていると、グオに電話がかかって来る。その電話はホィファンからだった。

ホィファンに呼び出されたグオは、お願いがある、助けてほしい、と言われる。グオが驚くと、最近ユーピンと大ゲンカをし、そのケンカの原因がグオだとウソをつくホィファン。ユーピンがあなたを支えるのは、命の恩人だから。助ける責任でもあるかのように、何かあるたびに駆けつけてる、と。そして、恋人が別の女を見てたらとても耐えられないと思わない?と言われたグオは「何とかします」と安心するように返事をする。

ホィファンと約束したものの、どうすればいいのか分からないグオはユーピンの事務所へ。エレベーターでツーハオと一緒になったグオは、事務所に来るとユーピンの部下からツーハオがドオにホレていると言われる。それを聞いてグオは嬉しくなる。

グオが声をかけると「話しは部屋で」と冷たい返事をするユーピン。
所長室に入ると、ホィファンさんも誘って食事に招待したい、と話すグオに「俺と別れた事実を受け入れるまでは会わない」とユーピンは返事をする。

忙しい、と言われ部屋を出たグオは"ホィファンさんの頼みだもの。引き下がらないわよ。絶対に引かない"と心の中で思う。



ーつづくー




ホィファンがクージョンを呼び出した場所って
以前、ジョセフがC-POPで来た所?
あの時は夜景だったけど
昼間もとっても綺麗
って違ったらすみません

クージョンの言葉
酔ったユーピンも可哀想だったけど
シラフで聞いて
しかも家から逃げられないドオがもっと可哀想だったな
そういえばユーピンが「よかったな」って言ってたけど
まだ心の中にホィファンがいるって言われたのに
それでいいの?

ホィファンはクージョンに
自分は卑怯なことをしたって言ってたのに
またグオにウソを
反省したんじゃなかったのー!?ってつっこみたいけど
それがホィファンなのよね…

グオはユーピンがホィファンと
別れたって言ってることをどう思ってるんだろう?
ただ何かにすねて意地をはってるだけって
思っているのかなぁ?
ホィファンは"恋人"って言ってるものね…
あー、もう





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