君には絶対恋してない!(21話)

【出演者】

シャン・ユーピン役…ジェリー・イェン/
ヤン・グオ役…エラ・チェン/
チー・クージョン役…マイケル・チャン/
ディン・ホィファン役…チェン・ズーハン/
ヤン・ドオ役…シャオシェン/
シャン・ユーティン役…シャオシャオビン/
シャン・ユーフェイ役…ジー・シンリン/




◆あらすじ◆

クージョンと一緒にグオが帰宅。しかし、クージョンにグオが飲み物を出そうとすると「飲み切った」と言い、それなら果物でも、と言うと「明日の墓参りの供え物にする」とボートンは冷たい。

クージョンが帰ると、送ってくれたのに失礼でしょ、と怒りだすグオ。娘の幸せを願うボートンは、他に好きな女がいるクージョンを許せないでいた。
そんな話をしていると、突然グオは新しく入った弁護士がドオを好きになった事を思い出し、ボートンに話す。初めは信じなかったボートンは大喜び。それを見たグオが「姉さんの恋愛は手放しで喜ぶくせに」と言う。

オフィスでグオがクッキーを焼いていると、ホィファンがやってくる。ユーピンが何を言ってたか教えてほしいとグオに聞くホィファン。グオは「まだ頭に血が上っているの。すぐ治まるわ」と返事をする。努力するから、あきらめないで、と。クッキーもホィファンのためにグオが焼いているものだった。そんな2人を見ていたクージュンは複雑な表情に。

ホィファンを見送るためエレベーターまでグオは一緒にくると、ホィファンの背中に向かい「頑張ってね」と言う。一瞬、ホィファンは立ち止まると、振り向いてグオの所に。そして、ぎゅっとグオを抱きしめ「まさか、あなたが私の最後の味方になるなんて」と言う。

ホィファンが帰ったのを見て、クージョンが「いいのか?無駄だぞ」とグオに言う。グオは「力になってあげたいだけなの」と笑いながら答える。

グオがビンに詰めたクッキーにホィファンの書いたカードを添えて、ユーピンのデスクの上に。しかしユーピンはカードを読むと投げ捨ててしまう。
今度はユーピンが夕食を食べていると、1件のメッセージが。グオから"ホィファンさんが明日は傘をって"というものだった。ユーピンは携帯をテーブルに放る。

ユーピンが家に帰ってくると、グオが外で待っていた。用はないけど、壊れたものがあれば修理する、とグオが言うと、捨てたからない、と答えるユーピン。そして、グオに「他人のことに首を突っ込むな」と言う。放っておいてくれ、と。

グオは「そうよね。愛情の大切さも知らない人だもの」と怒って帰ろうとする。ユーピンは急いで車から降りると、グオの肩をつかみ「愛が再利用できるか?俺は無理だ。それから…ホィファンとのことは君には分からない」と言う。そんなユーピンに「私は幸せになってほしいだけ。人の気もしはらずに…」と言うグオ。「それはお前だ!今後は俺に近づくな」とユーピンは怒鳴り返してしまう。

怒りながら家の中に入ってきたユーピンは、ダイニングテーブルに置いてあったクッキーのビンを手にする。「この焦げ具合…。お前が焼いたんだろ。"ホィファンの手作り"だと?悲しいよ。お前自身の贈り物じゃないことが…」とつぶやくと泣きながらクッキーを食べ始める。

ホィファンに電話をかけるとユーピンは「会おう」と言う。

事務所の所長室でホィファンと会うユーピン。サンドイッチを作ってきたホィファンに、ユーピンは「時間の無駄だ。俺たちはもう元には戻れない」と言う。サンドイッチを要らないと言われ、一人で食べ始めるホィファン。

他人を巻き込むな、友達のクージョンはまだしも、グオの優しさを利用するなんてひどすぎる、と言うユーピンに「無駄?こうやって会えてるわよ?」とホィファンは言う。そして、食べていたサンドイッチをもどし、ホィファンは倒れてしまう。

ホィファンは、うつ病と摂食障害を併発していた。医師からストレスは禁物だと言われる。マネージャーは「ストレスの原因が誰だか分かるわよね?」とユーピンに言う。復縁のために仕事も捨てたのに、いつまでも苦しめてるあなたのせいだと。

ホィファンをユーピンは自宅へ連れてくる。
目を覚ましたホィファンに水を飲ませ、診察には俺が付き添うから、と言うと、ホィファンは驚いた顔に。ユーピンの優しい言葉を聞くと、昔に戻ったみたいで嬉しい、とホィファンは言う。寂しかったと言われ、ユーピンはベッドに座り、ホィファンを抱きしめると「考えるな。君には休息が必要なんだから」と言う。

ホィファンの食事の片付けをしていると、グオからユーピンに電話がかかってくる。ホィファンを心配するグオに、回復するまで俺が面倒をみる、とユーピンは答える。グオが「仲直りしたってことね」と言うと「君の望みだろ」と返すユーピン。電話を切ったグオは「そうよ。私の望みよ。これであなたも私も、みんなが幸せだわ」と悲しそうにつぶやく。これでいい、と。

ツーハオはなかなかドオをデートに誘えないでいた。強くでてしまうドオだったが、内心では「もう引き下がるの?」と思う。
帰り道、新車のバイクで送ると言うツーハオに「結構よ」とドオは断るが、料金をもらって毎日送り迎えをすればお互いに節約になる、と言われ、ドオはその話に乗る事に。

車に乗りながらグオはユーピンの話しをクージョンにする。最初は冷血人間と誤解していたと話すグオが「ユーピンさんは冷たそうだけど、本当は優しくて親切な人なのよね」と言うと、笑っていたクージョンの顔が曇り始める。そんなグオに「グオ、君は…」とクージョンが言いかけるが、ドオとドオの事が好きな新米弁護が家の前にいる事に気づいたグオに何も言えなくなる。

グオとボートンから食事をしていけと無理矢理家に入れられてしまうツーハオ。クージョンも一緒に入るが、やはりボートンはクージョンには冷たい態度だった。
食事中、ユーピンがホィファンの看病をし、その分夜中まで仕事しているとドオは話す。それを聞いたグオは、ユーピンの体を心配する。

ホィファンの診察に付き添うユーピン。診察室からホィファンが出ると、回復はしているが精神状態の安定が大切だとユーピンは医師に言われる。回復にどれくらいかかるかユーピンが聞くと、1年かけても治らない人もいると言う、

病院を出たユーピンは、少し歩こう、とホィファンに。嬉しそうに「いいの?」と聞くホィファン。

母校に来たユーピンとホィファン。バスケのコートを見つけたホィファンが学生時代の話しを始める。ユーピンの腕に手をからませ「あの頃を思い出すと楽しい」とホィファンは自分の顔をユーピンの肩に。そんなホィファンからユーピンは離れようとする。ホィファンは手を放すと「ごめんね。忘れてたわ。恋人じゃないのに…」と言う。分かってる、私が病気だから優しいのよね、と。
こうなったのは全部私のせいだと言うホィファンは、あなたの優しい心遣いが嬉しいの、今を大事にしたい、と言う。

クージョンは学食の改装の件でグオと一緒に母校に来ていた。話しをしていると、ユーピンとホィファンが。
少しだけ話しをすると、それぞれの思いを抱えたまま、グオはクージョンと、ユーピンはホィファンと歩き出す。
ユーピンは「これでいい。平行線の運命なんだ。もう線は交わらない」と心の中で思う。

家に帰ったユーピンは、誰もいない暗い部屋の中、グオがいた日々を思い出し涙を流す。



ーつづくー



マネージャーがホィファンが倒れたのは
ユーピンのせいだって言ってたけど…
それは違うでしょっていうのは置いておいて
心が離れてしまったのに
どうしろというの?とは言いたい
"女優と付き合えるんだから"好きかどうかは
関係ないってこと?
でもただいるだけで愛がないなら
ホィファンにとっても良くないと思うけど…

まさかあの医師も
ホィファンに頼まれたりしないよね?
と疑ってしまったり
だってユーピンが突き放せない状態に
させられているんだもん

グオが作ったクッキー
ちゃんとユーピンが分かっててくれて
嬉しかったな
ユーピンが言うように
グオからユーピンへじゃないのは悲しいけど
グオの気持ちはいっぱいつまってるハズ!

ユーピンが切なくて悲しそうな顔をしていると
本当につらくなるんだけど
でも…そんなユーピンの顔もツボなの






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