バイツァオは師匠のチュイにひざまずき、泣きながら「私が間違ってるなら、どんな罰でも受けます。でも追い出さないで、ここが私の家なんです」と訴える。しかしチュイは「まだ分からんのか。私のそばにいると、お前がダメになるんだ。行け。私から離れろ。ここにいてはてけない」と言う。それでもチュイが家族だと思っているバイツァオは「見捨てたりしませんよね?」とチュイの手をつかむ。チュイはその手を振り払い「しょせん赤の他人だ。情などない。出ていけ!」と言うと行ってしまう。
バイツァオは門下生たちによって全勝館を追い出され、門まで絞められてしまう。「追い出さないで」と門の前で泣き崩れるバイツァオ。
雷雨の中、夜になっても門の前に座り続けていたバイツァオ。傘を差しかけられ「師匠」と言いながら顔を上げたバイツァオだったが、そこに立っていたのはグァンヤーだった。「着替えと本、それから貯金箱。あなたの物は全部詰めておいた。諦めなさい、館長の意志は固いの」と言うグァンヤー。バイツァオは「私は悪くないのに、なぜ責めるの」と言う。「悪くない?全部あなたのせいよ。館長の面目は丸つぶれ。私たちは笑いものになった。なのに被害者面?」と言って、グァンヤーはバイツァオの荷物が入ったバッグを投げ去って行く。
そんなバイツァオを二階の部屋からチュイが見ていた。
チュイは火事の中から子供だったバイツァオを救った時のことを思い出す。その時、バイツァオはぬいぐるみのシャオツァオを抱えていた。
チュイが連れ帰ったバイツァオに「今日からここが、あなたの家よ」と優しく言ったチュイの妻。
携帯を取り出したチュイは、シャオインに連絡する。
びしょ濡れのバイツァオに傘を持って行きたいが、持って行くことができないチュイ。そこにシャオインが来る。
誰も味方になってくれず、10年もいたのに薄情すぎると怒るシャオイン。「一緒に帰ろう」とシャオインはバイツァオを立たせようとする。松柏館にくればいいと。しかし「私は師匠の弟子よ。全勝館の人間よ」とバイツァオは動こうとしない。仕方なくシャオインは傘を置き、着ていた雨具も脱いで自分も座り始める。
止めようとするバイツァオに「私には、あんたが1番の親友なのよ。困ったことがあるといつも助けてくれたもの」とシャオインは泣きながら言う。バイツァオも泣きながら「私もあなたを親友だと思ってる」と言うと「なら、どうして一緒に帰らないの?親友が雨の中、ひざまずいても平気?」と返すシャオイン。友達思いのバイツァオは「分かった。言うとおりにする」と折れ、シャオインの家へ行くことにする。
ずっと様子を見ていたチュイは“行け、バイツァオ。私から離れるんだ。そうすればお前は、何の気がねもなく元武道の練習に励める。行なさい、ずっと遠くへ”と思う。
シャオインの両親も温かく迎えてくれる。晩ご飯ではバイツァオの茶碗におかず乗せてくれるシャオイン一家。お礼を言うバイツァオに、シャオイン母は「遠慮なんかしないで、もう家族なのよ」と言う。
バイツァオが一緒に住んでくれ、嬉しいシャオイン。シャオインは「金曜日は放課後2人でショッピング。土曜は映画のあと、おやつを食べに行く」と楽しそうに話す。バイツァオが「練習には行かないの?」と聞くと「あんなの適当でいいのよ。私には才能も興味もないもの。私の王子様がいるから行ってるだけ」とシャオインは答える。次の瞬間、ハッとしたシャオインは「すっかり忘れてた」と言う。
シャオインはバイツァオをある場所へ連れて行く。「友達でしょ?だったら手伝って」と言うシャオイン。見つかるとまずいから見張りをしてほしいと。
バイツァオをその場に置いてシャオインが向かった先はシャワールームだった。中ではルオバイがシャワーを浴びている。「ルオバイ先輩、なんて美しい筋肉なの」とうっとり見つめるシャオイン。夢中で見ていたシャオインは、よろけて音をたててしまう。聞き逃さなかったルオバイが「誰だ」と言う。
急いで隠れるシャオイン。下着姿で出て来たルオバイに驚き、バイツァオは手で顔を覆う。隠れていたシャオインはすぐに見つかり、1人で逃げてしまう。
残ったバイツァオに「見ない顔だな。名前は?」とルオバイが言う。バイツァオはルオバイに背を向けながら「私はチー・バイツァオ」と答える。道場対抗戦の開会式の時、全勝館の館長から「あれはウソだと言え」と言われてた子だと気づくルオバイ。ルオバイが「部外者は立ち入り禁止だよ」と言うと、バイツァオは「すみませんでした」と言って駆けて行く。
朝早く起き、松柏館の道着を洗濯するバイツァオ。掃除もし、道場もぴかぴかにする。「少しくらい休んだら?」と言うシャオイン。そこにシウダーや数人の門下生が来る。
以前、倒されたことがあるシウダーはバイツァオを見ると「出ていってくれ」と言う。シャオインは正式に元武道を習っていないバイツァオに倒されたシウダーを「その程度の実力で、よく松柏館に入門できたわね」と言ってからかう。あれは足が滑って倒れたんだと言い訳するシウダー。シウダーが「もう一度勝負しよう」と言ってるところにルオバイが。
「もうすぐ対抗戦だぞ。何をしてる?」と言うルオバイ。シウダーは「こいつは全勝館のスパイで、うちの技や作戦を盗みに来たんです」とバイツァオのことを言う。ルオバイは「岸陽の道場は、皆、仲間だ。盗むも何もない」と蛙飛び100回をシウダーに言い渡す。シウダーがそれでも言おうとすると、その度に200回、500回と増やすルオバイ。
チュイは昔の写真を見る。まだ子供だったバイツァオとグァンヤーと一緒に撮った写真を見て、頬笑むチュイ。それに妻が加わった写真を見ると、妻が倒れた時のことを思い出す。
チュイを叩きながら「母さんが倒れたのは父さんのせいよ」と責め、病室から飛び出して行ってしまったグァンヤー。バイツァオはそんなグァンヤーを追いかける。病室に残ったチュイは、妻から「正直に言って。あなたは本当に使ったの?薬物を」と聞かれていた。
バイツァオは乾かしていたシャオツァオの道着の背中に、お札が入っていることに気づく。荷物を持ってきたグァンヤーを思い返すバイツァオ。
バイツァオが作った餃子を食べていたシャオイン父は「君の作った餃子は本当に絶品だよ。誰に習った?」と聞く。バイツァオは顔を曇らせ、教えてくれたチュイの妻のことを思い出す。「この餃子、私の分をお弁当にしてもいい?」とバイツァオはシャオインたちに聞く。
餃子を持ってバイツァオは全勝館へ行く。守衛室の窓から中にいるチュイに「師匠、会いたくないならそのままで結構です。話しだけ聞いてください」とバイツァオは言う。そして、今、シャオインの家に居候していることやご両親によくしてもらっていることを話し「この前のことは私が悪かったんでしょうか?おっしゃいましたよね?“元武道の人間は善悪をわきまえろ”と。師匠の言葉を忘れたことはありません。悪いところがあれば教えてください」と言うバイツァオ。チュイは窓も見ず「お前は悪くない。悪いのは私だ。私のせいでお前は元武道を習えなかった」と言う。
バイツァオは差し入れにチュイの大好物のナズナの餃子を持ってきたことを話す。奥様が生前よく作っておられたと。そしてチュイの体の心配をしたあと「もしも、いつか私と話す気になったら窓を開けてください。私の代わりに、この子を置いていきます」と言い、バイツァオはその場を後にする。
チュイが窓を見ると、そこには息をはいてから描いた笑顔のマークが。嬉しいチュイだったが、その絵はすぐに消えてしまう。チュイはどうして元武道をやりたいのか子供のバイツァオに聞いたことがあった。「みんな強そうだからです。私もあんな風に強かったら、火事が起こったあの夜、父さんと母さんを救い出せたのに」と答えたバイツァオ。
風鈴を相手にバイツァオは蹴りの練習をしていた。シャオインは「そんなに元武道が好きなら、他の師匠に本気で習ってみれば?」と言う。しかし「私の師匠は1人だけよ」と言うバイツァオ。シャオインが昼寝に行ってしまうと、そこにシウダーが来る。練習するバイツァオを見て「やっぱりスパイだな」と言うシウダー。シウダーは、この前は皆の前で大恥をかき、今日は先輩に蛙飛び500回させられた、疫病神め、追い出されて当然だ、と言う。技を盗んだところで、全勝館がお前を許すもんかと。
バイツァオのせいで女に負けたと言われているシウダーは「今日は決着をつけてやる。お前に真剣勝負を申し込む」と言う。「それなら私が全勝館に戻った時、正々堂々とやりましょ」と言うバイツァオ。しかしシウダーは「全勝館に戻れるもんか」と言う。絶対に無理だと。怒りが込み上げてきているバイツァオを見たシウダーは「来い、思い知らせてやる」と言う。バイツァオもやる気になるが“元武道をケンカに使ってはならん”と言うチュイの言葉を思いだし、かまえようとしていた手を下ろしてしまう。次の瞬間、それに気づかないシウダーの蹴りがバイツァオの頭に。そのまま意識を失ってしまうバイツァオ。まずいと思ったシウダーは先輩を呼びに行く。
倒れているバイツァオを誰かが抱きかかえて連れていく。
目覚めたバイツァオに「気がついた?」と言ったのはチューユエンという人だった。傷の手当てまでしてくれた優しいチューユエンに、親しみを感じるバイツァオ。バイツァオも自分の名を告げる。
バイツァオを呼ぶシャオインの声が聞こえ、お礼を言って出ていこうとしたバイツァオ。慌てていたバイツァオは、チューユエンの栽培している接骨木の鉢を倒してしまう。「気にしないで」と言うチューユエン。
バイツァオを蹴ったことでシウダーが破門されそうになっていた。
急いでバイツァオがシャオインと道場に向かうと、涙を流しながらひざまずき、謝るシウダーの姿が。門下生たちも許してほしいと師匠に頼むが、師匠は険しい顔で「元武道を学ぶのは強靭な肉体を作るためだ。弱い者いじめをするためではない。シウダー、出ていけ」と言う。「弱い者いじめをするつもりはなかったんです。ただ全勝館の人間に負けたくなかった。しかも女子に負けたとバカにされて…でも僕が間違ってました」と言うシウダー。二度としないと誓うと。それでも許せない師匠は「応戦しただけなら大目に見るが、お前は無抵抗の者に不意打ちを掛けた。元武道の教えに背く行為だ」と師匠は言い放つ。その時「不意打ちじゃない」とバイツァオが声を上げる。
ーつづくー
シャオインがいい子で、涙がポロポロ出ちゃう(;_;)
さらにシャオインのご両親もいい人たちで、またポロポロ。
こんな親友いたら素敵(*´ー`*人)
お茶会で話していたシャワーのシーンが(*´艸`*)
日本の放送ではぼやけていなかったかな?
そしてルオハンのサービスシーンが!!
きゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ(〃艸〃)
それから蛙飛び!!
蛙飛びを増やしていくルオバイが、またカッコいいの!!
絶妙な間というか。
こんなところで何度もリピ(∩´∀`@)
シウダーはどうなるのかなぁ?
次回も楽しみ(*´ー`*)
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