ご馳走を作ってユーアンの帰りを待っていた母。ユーアンが連れてきたフェイフェイに「来ると知らなかったから家庭料理ばかりなの。お口に合うかしら?」と言う。「もちろんです。家庭料理が一番おいしい。母の味が一番です」と答えるフェイフェイ。
もし娘さんがいたら、おば様に似て美人に違いない、とフェイフェイが言うと「ユーアンの姉は“美人”のひと言に尽きるの」と言ってユーアン母は写真を取りに行く。
「お姉さんがいたのね。今日は留守なの?」とユーアンに聞くフェイフェイ。ユーアンは「特殊な介助の仕事を」と言う。「介助の仕事?大変ね」とフェイフェイは返す。
ユーアン母が持ってきた写真は、まだ幼いユーシーと赤ん坊のユーアンの写っているものだった。「美人でしょ」と言うユーアン母。驚きながらも「かわいい赤ちゃん」とフェイフェイは笑う。最近の写真が見つからなくて、とユーアン母は言う。
ユーアン母は2人が出会ってどのくらいなのか聞く。「半年かな」と答えるユーアン。きっかけを聞かれ、協会の告解室です、思い出すと腹が立つわ、秘密を知られちゃった、とフェイフェイが答える。申し訳なさそうに「わざとじゃないんだ」とユーアンが謝ると「冗談よ。悩みを聞いてくれて感謝してるの」と言うフェイフェイ。フェイフェイはお礼の気持ちだと、箸で取った鶏肉をユーアンの茶碗に置く。微笑ましく2人を見ていたユーアン母は「この子、内気だから友達も少ないの。声をかけてやってね」とフェイフェイに頼む。「もちろんです。週に4日は会いに行きます」とフェイフェイは言う。一緒にボランティアもしていると。
タクシーの運転手をしている父が、民宿までヤーティーに会いに来る。それを偶然見かけるユーシーとジャンチェン。お金を渡そうとするヤーティーに、父さんも働いているんだ、お金の心配は要らない、お前は心臓が悪いんだ、このお金で栄養のあるものを食べなさい、と断わる父。フランスでお菓子作りを学びたいんだろ、と。タクシー車のそばにいたジャンチェンは、ユーシーに「タクシーの会社名とナンバーを」と言う。
ユーシーがヤーティーに声をかけ、ヤーティー父は帰っていく。「あの人は…」とユーシーが聞くと「私の父なの」と笑顔で答えるヤーティー。2人きりの家族だと。
ヤーティーが飲み物を用意しに行くと、ジャンチェンはメモした会社名とナンバーをウェイリエンにメールするようユーシーに言う。
ジャンチェンはヤーティーを呼び出す。心臓が悪いという話を聞いてしまったと謝り「今は平気なのか?」と聞くジャンチェン。「だいぶ、よくなったわ。医者には無理はできないと言われてる。でも昔よりは楽になりました」とヤーティーは答える。ジャンチェンは婚約者が心臓の外科医だったことを話し、生きていたら力になれただろう、最適な治療法を考えてくれたはず、と言う。きっと自慢の婚約者だったんですね、とヤーティーが言うと、ジャンチェンは「そうさ」とうなずく。
ジャンチェンは自分のつけているハートのネックレスを持ちながら「一緒にドナーカードにもサインした。彼女は今にも消えそうな命が、誰かの体の中で生き続けられると言ってた」と言う。「約束したんだ。“生まれ変わっても、俺たちはずっと一緒だ。このネックレスが来世も、その先の未来でも、きっと俺たちを結びつけてくれる”と」と。ヤーティーは「彼女はいつ亡くなったの?」と聞く。「2年前だ」と答えるジャンチェン。顔色を変え「2年前?」とヤーティーは聞き返す。
婚約者が2年前に亡くなったと知ったヤーティーは、自分の作ったクッキーとネックレスが同じデザインだったことや、初めて会った時、ジャンチェンとどこかで会った気がすると感じたことなどを考えていた。ぼんやりとしているヤーティーに声をかけるジュエン。悩んでいることを悟ったジュエンは話すように言う。
ヤーティーはジャンチェンの婚約者が臓器提供社だったと言い、もしかしたら彼女の心臓は…ここにあるのかも、と自分の胸に手を当てる。ジュエンは「あり得ないわ」と言うが、ヤーティーは「でも2年前に亡くなったって。私も2年前に移植を受けた」と話す。初めて会うのに親近感を覚えたり、ネックレスも懐かしさを感じると。そう言われると、たしかに不思議だと思ったジュエンは「少し様子を見ましょう」と言う。
フェイフェイだけ帰る事になり、ユーアンに「今度の休みも一緒に来るといいわ」と話す母。フェイフェイが「またね」と言うと、ユーアンは「バイバイ」と言って手を振る。ユーアンの態度に怒って行こうとするフェイフェイ。ユーアン母はフェイフェイを止めると「一人で帰らせるつもり?」とユーアンに言う。「僕は夜帰ろうかと」と言うユーアン。母はユーアンにカバンを持たせ「送ってあげなさい」と送り出す。
「いい娘さんだわ。でも残念ね、神父は恋愛できない」とつぶやく母。
夜。民宿で天燈を上げることになる。
自分の願い事は必ず自分で書くこと、と説明するジュエン。
ユーシーはジャンチェンに筆を握らせ、自分が手を添えて“神様、目が一日も早く見えるようにお守りください”とジャンチェンの願いを書く。そして自分の願いごとも書くユーシー。
他の参加者たちと一緒に、ユーシーとジャンチェンも天燈から手を離す。その天燈の火がまたジャンチェンの目に刺激を与える。上がっていく天燈を見つめていたユーシーは、ジャンチェンの異変に気づず、目をつぶり手を組むと“社長の目が早くよくなって、新しいパートナーに出会えますように”と祈る。
ジャンチェンが目を開けると、初めはぼんやりとしていたユーシーがはっきりと見える。何も知らないユーシーが再び目を開け、天燈を見上げながら「社長、願いはきっとかなうわ」と言う。ジャンチェンも天燈を見ると「そうだな。俺の願いが高く昇っていく。夢や希望を託された、たくさんの天燈が空で輝いてる」と返す。「すごいわ。まるで目が見えてるみたい」と言うユーシー。
ジャンチェンがユーシーを見つめていると、男性が転んでぶつかった外灯が、ユーシーめがけて倒れてくる。それを目にし「危ない」とユーシーを押して助けるジャンチェン。2人は倒れ込む。驚いたユーシーは「危なかった」と言いながら自分を見つめるジャンチェンに気づき、ジャンチェンの目が見えていると分かる。嬉しいユーシーは「やった、願いがかなったわ」とジャンチェンに抱きつく。
2人は寝ころびながら天燈を見る。
夜景をユーシーと見ていたジャンチェンは、ユーシーに「ありがとう」とお礼を言う。君にはいろいろ助けてもらった、母さんと踊りたいという夢を俺の目となってかなえてくれた、暗闇を抜け出す勇気と希望をくれ悲しみを引きずらずに済んだ、君のおかげで美しい夜景も見られた、と。ユーシーは最初はひどい態度を取っていたのに、流れ星を見せてくれたり、綿菓子をくれたり、映画を一緒に見て元気づけてくれたジャンチェンに「感謝すべきは私なの」と言う。
ユーシーはジャンチェンに抱きつき「私のためにしてくれたこと大切に心にしまっておく。ずっと忘れないわ」と言う。「顔を見られて嬉しいよ」とユーシーを見つめながら言うジャンチェン。ジャンチェンは「そろそろ戻ろう」と行こうといる。そんなジャンチェンに「明日、台北に帰ったら、私は家に戻るわ」と言うユーシー。目は治ったんだし、毎月12万元ももったいないと。ジャンチェンは「考えさせてくれ」と言う。
明日帰るジャンチェンとユーシーにご馳走を振る舞うジュエン。帰ってきたヤーティーは、ジャンチェンの目が治っていると分かり驚く。ユーシーがジュエンに歌を教えてもらっている間、ヤーティーはジャンチェンに「また来てくださる?」と聞く。「どうして?」とジャンチェンが言うと「また、いつでも会いに来てほしいの。変な事を言ってるのは分かってます。でも、なぜだかあなたに親近感を覚えるの。昔からの知り合いみたいに」と言うヤーティー。ヤーティーはユーシーに連れて行かれ、親近感?と思ったジャンチェンはクッキーの名前をエーデルワイスにすると言った時やネックレスをよく知ってる気がすると言ったヤーティーを思い出す。
D12の土地は多くの会社が入札に加わるが、巨城も高登も本当の敵は互いだけだと思っていた。
「予算を超えてはならないけど、勝算はどれくらい?」とボーイエンに聞くバネッサ。ボーイエンは「100パーセント」と答える。
ーつづくー
ユーアンとフェイフェイはいい感じ(*´艸`*)
ユーシーがお姉さんだとフェイフェイが気づく?と思ったら、お母さんの持ってきた写真が子供の時ので(≧∇≦)ノ彡
さすがにこれでは気づけないよね。
お母さんの言っていた、神父は恋愛ができない、が気になるなぁ…。
神父は辞めることができるのかな?
ジャンチェンの目、本当に天燈の願いがかなったみたい(*´ー`*人)
とても喜ばしいことだけど、これでユーシーのお仕事は終わりということなの?
ユーシーもジャンチェンもお互いに救われていたのに寂しすぎるけど…離れたら大切な存在だと気づくのかなぁ?
ヤーティーの存在もあるし、いろいろ気になる事ばかり。
あ、入札のこともあった!!
次回が待ち遠しいです。
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