ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

1月30日からの計画   ドル円の動きに注目

2017年01月30日 00時09分14秒 | 日々の売買計画と結果

トランプ米大統領就任式以降の明確なトレンドはまだ発生していない。
新大統領の発言や決定事項に全世界の注目が集まっていて、来週も何が起こるのか注目である。
ドル円には底打ち感も出ているが、決め付けるのは時期尚早であろう。
ドル円の変動率が高く、トレード対象通貨ペアに適している状態が続いている。

USDJPY (日足)
先週の火曜日には、前回安値112.55とほぼ同値の112.51まで下落した。
その後、112.51から反発したことから買い方針で推移してきている。
そして、先週金曜日には日足の実体が下降チャネル(赤点線)を完全に上抜けして越週している。
このまま直近高値115.61を超えるとダブルポトムが成立し、当面の底打ち感が更に強まる。
115.61は、高値118.64からの下落に対する半値戻しと重なるポイントであり重要なレベルである。
ダブルポトムからの倍返しを考慮すれば最高値118.64をトライする動きも充分に想定される。
 一方、115.61を順調に超えられない場合は112.51との間での揉み合い入りが想定される。
勿論、何らかのリスクオフ要因が発生した場合は、112.51を割り込んで調整波が継続するという可能性もある事には注意したい。

EURJPY (日足)
ドル円に追随する動きを示している。
下降チャネルの上辺に到達している。
値幅を確保しずらいので様子見とする。

EURUSD (日足)
200MA(緑)との乖離を縮小させる上昇の動きが継続している。
上昇トレンドラインに沿って、ブルーゾーンにまで上昇してきた。
この上昇トレンドラインとブルーゾーンとの攻防を見守りたい。
様子見とする。


1月23日からの計画   イベント直後の週初の動きに注目

2017年01月22日 23時15分40秒 | 日々の売買計画と結果

トランプ米大統領就任式は何事もなく無事に執り行われ、マーケットiに波乱は無かった。
就任式前には短・中期の各ポジションは巻き戻されていて、現在のポジションは軽い状態であると考えられる。
1月第2週までの3週連続で海外投資家が買い越していた日本株について言えば、果たして買いが再開するのかに注目。
ドル円の動きも連動し易く、どちらの方向に動き出して行くのか…、に注目したい。
大きなイベント直後の週初の動きは、今後の動きを決定付ける可能性があり注目が集まる。

USDJPY (日足)
先週の火曜日17日には急落して、下降チャネルの下辺(赤点線)にタッチした。
翌水曜日18日には反転上昇し、下降チャネルの上辺(赤点線)にタッチし、チャネルの上辺付近で就任式典を迎えた。
式典に大きな波乱はなく、そのまま高値レベルでの小動きに終始して越週している。
来週は、高値レベルでの揉み合い(114.20~115.60)をどちら方向に抜け出るのかに注目。
上方向であればチャネルを上抜けることになり、中長期ベアの本流に復帰することになる。
一方、下方向であれば再びチャネル下辺や38.2%~50.0%押しへの可能性が出てくる。
いずれにしても、中長期ブルの流れの中での動きである事を念頭にスイングはロングで仕掛けて行きたい。

EURJPY (日足)
三角持合い(赤点線)を下抜けしたが、120.90を明確には下抜け出来ていない。
様子見とする。

EURUSD (日足)
200MA(緑)との乖離を縮小させる上昇の動きが継続している。
しかし、USDJPYの動きと比較すると動きが緩慢であり、トレードをするには妙味がないと考える。
今後、抵抗ゾーンAや下降トレンドライン②への戻しがあってもおかしくない状態。
様子見とする。

 


1月16日からの計画   20日トランプ氏大統領就任に向けて

2017年01月16日 01時18分14秒 | 日々の売買計画と結果

米ドルが主導する相場が続いていて、NY時間には大きく動く傾向が続いている。
来週の最大の注目はトランプ氏の大統領就任に向けての動き。
闇の世界による不穏な噂もあり、何よりも無事に就任式が執り行われることを祈りたい。
また、トランプ氏の演説の内容にも相場は大きく反応し易いので、20日前にはポジションを整理して迎えたい。
16日月曜は「キング牧師誕生日」で米国市場が休場になり久々に静かなNY時間になりそう。

USDJPY (日足)
118.64のダブルトップのネックラインを割れた後、短期ライン(緑)へのリテストをしっかりと完了し、先週は5連続陰線を示して下落した。
下降チャネル(赤点線)に沿って下落してきたが、上昇チャネル(青)にサポートされた状態で越週している。
そして、ダブルトップからの目標計算値が達成されていることもあり、足元では一旦は反発をしやすい形。
しかし中期ベアに変わりは無く、早々にも38.2%~50.0%押しレベルへの下落の動きが再開されると想定される。
下降チャネル(赤点線)と上昇チャネル(青)をどの様にこなしていくのかを頼りにトレードして行きたい。
また20日には乱高下をし易く、更には20日を境に相場が反転、又は下落が加速する可能性がある事には注意して臨みたい。

EURJPY (日足)
三角持合い(赤点線)の中で何回か上下動していたが、下方向に抜けつつある。
この先、120.90を下抜けて行くかに注目。
米ドル主導の相場であり、当面はトレードの対象には向かない通貨ペアであると考える。

EURUSD (日足)
200MA(緑)との乖離を縮小させる上昇の動きを示している。
今後、抵抗ゾーンAや下降トレンドライン②への戻しがあってもおかしくない状態。
現在は調整局面にあるが、中期ベアであることに変わりはない。
様子見とする。

 


1月9日からの計画   西暦の一桁に7が付く年のブラックスワン

2017年01月08日 23時06分22秒 | 日々の売買計画と結果

西暦の一桁に7が付く年だった1987年はブラックマンデー、1997年はアジア通貨危機、2007年はサブプライムショックがあった。
今年2017年は、このトラウマが繰り返されるのであろうか?
世界各国で潜在的、又は顕在化された様々な問題を抱えて明けた2017年…。
「ブラックスワン」が飛来しない事を願いたいが、大きく真っ黒なスワンが飛来するであろう事を想定して、緊張感を持ってトレードに臨んで行きたい。

USDJPY (日足)
118.64でダブルトップを付けた後、短期上昇トレンドライン(緑)を下抜けて調整色が強くなった。
101円台から駆け上がってきた相場であるが故に、利食いによる手仕舞い、ダブルトップ揉み合いからのストップロスが発動しやすい環境であった。
金曜日には大きく戻しているが、この動きが上昇ライン(緑)へのリテストであるとするならば、来週は下落方向へのリスクが高い。
その場合、23.6%押し114.54、38.2%押し111.97、があっても自然な動きである。
一方、上方向はダブルトップを見ているので重たいが、しかし、何らかのニュースを伴って118.64を上抜けた場合、
76.4%戻し119.55、大台120.00、1月29日高値121.67を試す動きには注意したい。
もう一つのシナリオとして、トランプ就任式の20日に向けては、高値圏での揉み合いがこのまま続くことも想定される。
足元では、上昇ライン(緑)、高値118.64、安値115.05、S構成点114.72の関係を手掛かりにトレードしたい。

EURJPY (日足)
昨年12月からの揉み合い121.50-124.10の中で、三角持合い(赤点線)が形成されつつある。
長期下降トレンドライン①を上抜いたレベルでの三角持合いであることから、上抜ける確率が高いか…?。或いは下抜けて200MA(緑)へ向けての調整をするか…?。
どちらかに明確に抜けるまでは様子見が賢明。

EURUSD (日足)
注目していた2015年3月安値1.0461を割り込んだものの、200MA(緑)との乖離が大きく、下落スピードにブレーキがかかっている。
今後、抵抗ゾーンAや下降トレンドライン②への戻しがあってもおかしくない状態。
現在は調整局面にあるが、中期ベアであることに変わりはない。
ドルインデックスも調整局面にある事から、EURUSDも方向感を掴みにくい。
スイングトレードは様子見とする。

 


12月12日からの計画   ユーロドル=1.0461、ドル円=115.61に注目

2016年12月12日 00時02分46秒 | 日々の売買計画と結果

シカゴ先物市場のドル円建て玉のネット残高は一挙に円ロングから円ショートに振られた模様だが、まだまだ余力がありそう。
先週のドル円は115.37を付ける場面があり、かつ、週末の終値は115円台をキープしている事から堅調地合いの印象が強い。
上げ止まる気配が見えず、次なる上値は61.8%戻しの115.61に注目。
一方、ユーロドルはボラティリティが拡大していて、1.0851へのリターンムーブを完了したとも見て取れる。
今後、月曜日に付けた安値1.0504を割り込み、2015年03月安値1.0461も割って行くと、いよいよパリティが現実味を帯びてくる。
クリスマス休暇に向けて、もうひと相場があるかもしれず注目していきたい。

USDJPY (日足)
上げ止まる気配が全く見えず、目先のターゲットは61.8%戻しの115.61、これを超えれば76.4%戻しの119.53まで。
その上には大台の120円が控えている事から119.50-120.00ゾーンが最も強い抵抗帯であろう。
しかし、ここ5週間の急速な上昇に対する適度な下押しが無い状態であり、いつ値幅調整があってもおかしくない状態。
何らかのきっかけによる下押し修正が、思わぬ値幅を伴う可能性も孕んでいて注意が必要。
値幅調整開始の目安は、11月18日安値109.79からの上昇トレンドライン、及び直近安値112.86に注目。
ロングポジションはストップをタイトに昇格しながら流れに乗っていきたい。
下方向は112.00-10、111.00-35、111.00割れからはストップロスが発動されるリスクに注意したい。

EURJPY (日足)
ユーロのボラが高くなっている事は、ユーロの反転の兆しとも受け止められる。
相場がリスクオフに振れた場合にはEURJPYが急落し易く、注目して行きたい。

EURUSD (日足)
先週はAゾーン、並びに1.0851へのリターンムーブがあり、その後は再び急落している。
下方向には、12月5日安値1.0504、2015年11月安値1.0499、2015年3月安値1.0461による強いサポートゾーンが控えている。
このゾーンを下回った場合は下落に弾みが付き易く、最大限の注意が必要。