ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

9月9日からの計画   ドル円 年初来高値越えでシナリオ変更

2014年09月09日 08時29分34秒 | はじめての方へ

昨日迄、旅行で更新ができずにいたが、その間にドル高が更に進行した。
そして、ドル円は1998年8月からの長期下降トレンドラインと年初来高値を明確に越えた。
歴史的安値から上昇に転じた時の1・2波は単純型だったが、そのような時には4・5波は複雑型になる事が多いとされる。
よって、5波終点とカウンシしてきた105.43が間違えていて、まだこれからイレギュラートップを付けに行く途中なのか…、
又は、105.43からの調整波abcの全てを完了して次なる上昇第3波が既に始まっているのか…、
まだ両方の可能性が残っていると考えられる。
一旦、今までのシナリオをクリアーにして、日柄の面からも分析が必要であろう。
ただ、長期下降トレンドラインを超えたという事実…や、7ヶ月続いた揉み合いからの上抜けブレイクをしている…、
という事実を重く受け止めた場合、124.11方向への上昇が加速し易いフォーメーションである。
目線は上方向に切り替わっているので、当面は足元のドル高方向についていきたい。

USDJPY (週足)
先週の月曜の窓は上に空いたが、そのまま埋めずに上昇をして行った。
滅多に無い値動きで、久々に「朝メシ前の窓埋め短期トレード」は失敗する結果になったが、
この事は、それだけ上昇の力が強いという事の表れだったのか?
ドル円はそのまま上昇し、それまでのシナリオに反して年初来高値を上抜けた。
注目していたブルーゾーンAの上端では一旦止められたものの、
それを上抜けた後は勢い付いて長期下降トンレンドライン緑も上抜いて行ったという形。
スイングロングは損切りしたものの、短期の上昇が急だったのでドテン・ロングを出来ずにノーポジ。
ここまでの上昇が一方的で急だったので、トレードは短期に徹したい。
短時間足のどこかのレベルで揉み合いを形成してくれて、そこからのブレイクという場面があれば、参戦という形か…。

EURJPY (週足)
チャネル内を下落推移していると見られるが値動きは緩慢。
ドル主導の相場なのでトレード対象通貨から外す。

EURUSD (週足)
目線は完全に下方向であると解かっていても、戻りが殆ど無い状態で下落していくので入れていない。
上からのスイングショートは既に利食っていて、中規模の戻りを待っている状態であったので付いて行けていない。
完全に「戻り待ちに戻りなし」の状態で、指を咥えて眺めている状態。
チャネルラインを下に抜ける程の急落をしているので、スイングで入るにはリスクが有り過ぎる。
ボラティリティが高くなっているので、短期トレードではトライする価値ありとみるが…。
下値目処は1.2757。


4月21日からの計画   サポートされてレンジに戻って動意なし

2014年04月20日 23時44分47秒 | はじめての方へ

ドル円は101円割れを目前にして反発、日経は14000を一瞬割れて13885からの反発、
結局は、レンジの下限の瀬戸際から目先反発という先週の結果であり、週足では殆んど動いていない。
レンジをどちらに抜けるかといえば、エリオットとサイクル論からは下方向。
停滞期が長いだけに動き出せば大きく動くのでそれからでも充分。
とは思っても、手を出したくなる自分との戦い…の時かも。
先週のアストロイベントでは動かなかったが、でも、動きやすい(動いてほしい)4月下旬である。

USDJPY (週足)
101円を割れずに反発。週足では殆どレンジを行ったり来たり。
ブルーゾーン以上への充分な上値試しがあってからの下落で売り参入…程度のシナリオしか立てられない。
月曜はイースターで休場。 休むも相場。

EURJPY (週足)
こちらも動かない。
昨年3月からの上昇トレンドライン②を割ることなく推移しレンジの中。
上昇してくるライン③と直近安値139.90-95をどのようにこなしていくのか…に注目。
140を割れてからの戻りで乗れるかどうか…。
様子見。

EURUSD (週足)
ブルーゾーンBで止められて高値揉み合いから下落開始か…?
先週月曜日の窓が閉じていないのでもう一度上があってからの下落か…?
様子見。


復興への、長く険しい道のりを実感

2013年05月16日 12時11分53秒 | はじめての方へ

仙台から三陸中部にかけて、復興応援の旅行をしてきた。

山間部から浸水地域に入ると、それまでの景色が一変する。
その明暗を分ける地点には、「ここから過去の津波浸水区間」という道標が、次世代の為に建てられていた。

瓦礫の片づけが進んでいて見た目の悲惨さは軽減された…とは聞いていたが、それでも被災地の中に入ると身が震えた。
水が引かなくなった広大な畑や住宅地…、
柱だけが残された建物…、
ガレキが押し流され、塀や建物に残された無数のキズ…、キズ…、
日が沈むと、真っ暗闇になってしまう町や住宅跡地…、
なぎ倒された松林…、
陸に残された巨大な船…、
崩れ落ちたままのリアス鉄道の高架…、
自然が牙を剥いた時には、成す術がない事を思い知らされる。

各地区に点在する復興商店街などで海産物やご当地グルメを味わったり、工夫を凝らしたイベントに参加したり…。
人々とふれあい、話したり、絆を深め、お金を落とすことで、多少なりとも復興の力になれたかな…と思います。
そして一番の成果は、東北の方々から大きな力を貰って帰ることが出来たことです。

 


1月14日からの計画   長期円安時代への序章

2013年01月14日 07時27分30秒 | はじめての方へ

クロス円では、長期下降トレンドラインを上抜けてから約一か月が経つが、円安が急ピッチで進んでいる。
ドル円を初めとした全ての通貨で円が大安売りの状態。
政府が思っているような、「ほど良いレベル」で円安が止まってくれればよいが、相場は一方向に止まらずにオーバーランをするもの。
チャートから見ても、円安は始まったばかりの状態。
スタートした長期円安時代に向けて、自己防衛する必要性を強く感じる。

USDJPY
12月2日に掲載した「ドル円チャートの徹底分析」の週足を再度検証してみると、
逆H&Sのネックラインをブレイク後の上昇は、リターンムーブも無いまま、想定していた赤ラインを超えた角度で、スピード違反のように上昇している。
しかし、大底からのⅠ-3波動のダイナミックな反発をこなしている過程であると考えれば理解でき、40.5年に渡る長期円高終焉からの反転への序章にすぎないのかも知れない。
先々週はフィボナッチから算出される88.39でピタリと止まり、確かに、その後反落したが調整幅は158Pipsに留まった。
先週末には、先々週高値をブレイクして越週していることから、上値目途は倍返し地点の89.96となり、心理的上値の90.00に近い。
その他の候補は、第一波の1.618倍を第二波に加算した90.30、H&S値幅の倍返し地点(来週は92.00前後)…など。
但し、足元ではスピード調整にいつ入ってもおかしくない状況下にあることには常に留意したい。

EURJPY
ドル円とドルストレートの上昇により、クロス円のパフォーマンスが良くなっている。
クロス円でのダイヤゴナル・パターンからのブレイクを考えれば、こちらも未だ上昇の初期段階といえる。
目先の上値目途とした116.00をブレイクしてからは、チャネル上辺(ブルー)にまで接近している。
何かのきっかけで調整が入り易いレベルにあるので、ストップをこまめに引き上げながら追随していきたい。

EURUSD
支持ゾーン②には幾つものチャートポイントが重なっていて、反発するのに相応しいレベルであると考えていたが、
先週はこのレベルを底に、上昇トレンドライン①に沿って上昇が再開した。
ゴールは1.34(1.4939高値からの下落に対する50%戻し)~1.38(1.4021安値からの上昇N計算値)周辺に変わりなし。
目先、調整入りに注意。


1月7日からの計画  明けましておめでとうございます

2013年01月05日 15時46分17秒 | はじめての方へ

明けましておめでとうございます。
12月に入ってからは外出が多く、なかなか更新ができませんでした。
昨年のアストロは、「金」に纏わる現象「金冠日食」「金星の日面通過」「金星食」で賑わいましたが、
本年は、パンスターズ彗星、アイソン彗星という肉眼でも見られる大彗星が楽しみ。
相場に関係する水星の逆行が三回(2/23-3/17,6/26-7/20,10/21-11/10)、日本から観測できる目立った日食月食は無い。

これから本格化するであろう円安の進行で、ガソリン価格の高騰など、国民生活への悪影響が大きくならないように願いたい。
特にこれから数年は、資産防衛や生活防衛の意味でも、外貨投資やFXの重要度は大きい。

USDJPY
長期保有のドルロングが大きく化けはじめている。
短期的には過熱感があり、中規模の押しがいつ入ってもおかしくない状況。
上値目途としては、88.39(上昇1波動(76.18-84.17)の値幅の1.382倍を3波始点77.12に加算)、
89.36(同1.5倍)、90.32(同1.618倍)、88.50(調整2波の値幅の1.618)、など。
金曜日の雇用統計発表前に、上記の88.39をピッタリと付け、上抜けずに越週している。
反落してもおかしくないタイミングでの出来事である。
しかし勿論、続伸して行き着くところまで行く可能性もあり、スイングでのショートは厳禁。
反落した場合のサポートは、上昇トレンドライン①、逆H&Sのネックライン(NL)辺りまでか。
個人的には、高値付近で暫く揉み合い、何かのニュースで調整下落入りする…というシナリオ。(希望的)
上昇する過程で空けてきた数か所の窓(ブルー)が埋まらない限り、後ろ髪が引かれる感じでスッキリとしない。

EURJPY
各クロス円に共通しているが、長期下降トレンドライン(緑)へのリターンムーブが完了してからは、一挙に上昇に弾みがついた。
2009年10月から形成されてきたダイヤゴナル・パターンがブレイクして、動きが加速された形。
ドルと共に他通貨でも円が一斉に売られ、ストップを巻き込みながら円売りが止まらない。
そして、上昇トレンドライン、チャネルラインは、その上昇角度を急角度に訂正されて過熱している状態。
上昇Ⅰ波の値幅の1.5倍を第Ⅲ波に当てはめると、116.00が算出されるが、1/2にはこの手前の115.93で反落している。
調整が入り易いレベルとタイミングにあるので、方向を見極めていきたい。

EURUSD
11/13安値③からC波の上昇の過程にあると考えられ、
そのゴールは1.34(1.4939高値からの下落に対する50%戻し)~1.38(1.4021安値からの上昇N計算値)辺りが候補。
現在は、暫く続いたボックス揉み合い(④四角)から下放れ、調整局面にある。
先週金曜日には、図中の50%押し~23.6%押し(②四角)周辺の1.2998にまで下落して下髭を残している。
ここは、ボックス④の揉み合い幅を倍返しした価格にも等しく、反発するのには相応しいレベル。
尚、来週、もしも更なる下落があった場合には、上昇トレンドライン①や1.2876がチャートポイントとなる。