ガイカの夜明け

FXトレーダー トーマスの日々の計画と気づき

ユーロドルの旬の「値動き傾向」

2012年01月15日 18時37分58秒 | フォーメーション

ファッションと同じで、為替にも「流行」があるようである。
「流行」が解かれば、その流れに乗って利益も大きく取りやすい!!

今回の「値動きの傾向」を確認しやくする為に、1時間足にATR(7)を表示してみた。
Average True Rengeは、四本値からボラティリティを算出してスムージング処理したもの。  ATRは1日の中で、実に規則的に綺麗なスイングを繰り返している事が解る。(縦の点線は1日の区切りで、朝の7時を示す)

本来、EURUSDは裏時間であるアジア時間には取引量が少ないことから、値動きが少なく、レンジを形成しやすい傾向がある。
そして表時間(欧州時間)を迎えると、マザー通貨としての取引量が増え、ボラティリティが上がり始め、
加えて、指標発表や要人発言、株式の動きなどをきっかけにして、トレンドを作りに行くという特性がある。
そしてNY終盤の数時間にかけてトレンドが収束し一日のサイクルが終了。 (若しくは、利食いによる反対売買の動きがある場合もある)
この本来とも云うべき値動きが、顕著かつ継続して現われているというのが今回のユーロドルの「旬のファッション」です。

「フォーメーション・トレード」の見地からすれば、
オセアニア~アジア・マーケットで形成されたレンジ(ブルー■)に対して、欧州時間にブレイクした方向にエントリー(赤●)するという手法が有効。
ここ2週間は、ブレイクの時間帯が19時~21時に集中していた。
最近は欧州にマーケットの注目が集まっていて、ブレイクした後は大きく動いてくれるので利を伸ばせるチャンスが続いている。

更にもしも、レンジをどちらにブレイクするのか?…が事前に判断できていたらもっと楽しいですよね。 そのヒントは、直前のトレンドがどうなっているのかを把握する事!!
つまり、各20EMA(1時間足、4時間足、日足)の向きと、価格との位置関係によってある程度判断ができる。
もしもレンジが形成されるとしたら、1時間足20EMAをまたいでレンジが形成される確率が多くなるというのは必然の結果。(今回のチャートでは全てが該当)
そして、この場合は4時間足20EMA(日足20EMA)の指し示す方向へブレイクする確率が高くなる。
但し、価格が4時間足20EMA(日足20EMA)と乖離するにつれて、逆方向へのブレイクの確率が徐々に高くなるという係数を加えてある程度の確率がわかる。
更に、上記の考えに罫線分析を加えて考察すると、レンジをどちらに抜けるか自信を持って判断できる場合がある。
そのようなケースの場合にはブレイクをする前に、レンジ内で逆張りで入ることも有効な手法。(損切幅がより少なく、かつ、より大きな利益を狙える)

今の「値動きの傾向」が続く限りは、来週も、大きく取れるチャンスが続くと思われる。
但し、「旬」には、賞味期限が付きもの。
いつまでもこの「ファッション」が続くわけでもないので、時々はATR等で相場付きを確認する必要がある。
(ATR以外にBBandWidthRatioなどでも代用可)

 



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