国税専門官を目指して ~二次面接試験はこう攻略する~
みなさんこんにちは。この国税企画もだんだん終わりに近づいてきました。今日のテーマは面接です。一次の筆記試験に合格されたら二次に進むわけですが、面接の受け方についてはおそらくみなさんの方が詳しいのではないかと思います。ここではポイントを絞ってお話します。
国税局の採用試験では国家総合職・一般職と違って官庁訪問での内々定といったものはありません。国税局しか採用先がありませんからね。ただ、筆者の時はガイダンス的な職場見学はありました。今でもあるかもしれません。
本題に戻って面接の受け方ですが、いくつかポイントを挙げてみます。
〇志望動機:筆者も真っ先に聞かれました。
〇自己PR:筆者が読んだ虎の巻にありました。(面接官・上司から見て)こういう部下が来たら頼もしい。
〇話し方:ハキハキ話す。熱意を伝える。
志望動機はなぜ公務員なのか? なぜ国税局なのか? に焦点を絞られては、と思います。同じことは民間の面接でも言えますね。例えば商社なら「なぜ商社(流通業界)が志望なのか」「なぜ○○社を志望するのか」などといった具合です。公務員にせよ商社にせよなんにせよやはり他業種とは仕事が違いますよね。そしてほかの役所・会社とも違います。「是非とも国税局に!!」というところを伝えてください。そのための企業ならぬ役所研究を十分にしてください。
自己PR、うまい話し方は難しいものです。これは場数をふむしかない。筆者も何十社も落ちて国税局に採用されました。筆者の頃は超氷河期の厳しい時代でした。でも結果的に採用はされたので不採用になった経験もムダではなかったのです。筆者は国税局と民間を併願したのですが、民間の方は熱意が足りなかったと分析しています。その反省が国税局採用につながったのだと確信しています。