8月31日(土)
どこに行くとも決めずに出掛け、私が崇徳上皇ゆかりの所に行きたいの一言で行先決定
まずは坂出・鼓岡神社に向かう。
その行く途中に蓮の花がいっぱい咲いてるのを発見。
開法寺池の蓮。ものすごい数で、綺麗に咲いてたの
蓮はお釈迦様の台座になってて、なんだか有難いお花よね。
そして花言葉「神聖」「清らかな心」のように綺麗な純白の蓮を思いがけず見れて感激
では、お目当ての鼓岡神社へ。
階段を上がると崇徳上皇が住んでたという「擬古堂」が。
お連れ様に写真撮っちゃ駄目!って言われたけど、平気だよって撮っちゃった
そして、崇徳上皇が詠んだ百人一首の中の歌。
「瀬を早み 岩にせかるる滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ」
川の流れが早いので、岩にせき止められた急流が、時には二つに分かれても
また一つになるように、私たちも後にはきっと結ばれるでしょう
この歌 百人一首で「一字決まり」と言われる上の句の「せ」と読まれただけで札を取れるので
私は大好きで一番に覚えた歌なの。
次に向かったのは白峰宮・高照院天皇寺。
四国八十八か所の第七十九番札所。
隣接する白峰宮に崇徳上皇が祀られているという。
少し行ったところに「八十場(やそば)の霊泉」が。
崇徳上皇が崩御された後、ここに浸されたという。
ここで食べた清水屋さんのところてん、懐かしくて素朴で美味しかったよ
ものすごく蒸し暑かったのに、ここはすごく涼しかった
悲劇の帝と言われる崇徳上皇。
「保元の乱」で首謀者として讃岐の地に流され、8年間過ごした。
とうとう帰京を許される事なく、無念さを持ったまま亡くなったので怨霊となったと言われるのでしょうね。
大河ドラマ「平 清盛」を観てたというお連れ様。
崇徳上皇の事もよく御存知でお話してくれました。
だから、写真に霊が写ったら嫌だから撮るなって。
私はなんだか悲しい気持ちで巡りましたよ
京で暮らしていた帝のような高貴な方が四国の田舎で侘しい慎ましい生活を余儀なくされたなんて。
帰京を夢見て耐えていたのでしょうね。叶う事無く亡くなるなんて・・・
もっと崇徳上皇について知りたいと思います。
まだまだゆかりの地があるので、行ってみたいな~。
いつも私の行きたいとこに、いいよ、行こうって連れて行ってくれるお連れ様。
ありがとうございます
素敵な時間でした
凪子