サイクルフォトラリーの賞品で頂いた、天鷹酒造のはちみつ酒。
妻が簡単なつまみを用意してくれて、ようやく飲む機会が訪れた。
頂いてすぐに飲もうと思っていたが、今週の長男の合格を待っていたのだ。
長男が普通自動車免許の試験に合格した。
普通自動車の免許取得資格は18歳以上。
なので、高校卒業と共に自動車学校へ通い、大学入学や新社会人として新しい生活が始まるまでに取得しておくのが一般的だろう。だが、長男はそれをしなかった。
『自動車を運転しなくても生活出来るから』
単純な理由だが、自動車会社へ勤める私にとってはとても深い意見だった。
だが、20歳になってから考えが変わったらしい。
もっとも、その考えを変えたのは私の意見を受け入れたからではなく、長男の彼女の存在が大きかったのだ。彼女は高校卒業後すぐに自動車免許を取得し、20歳の誕生日に両親から車をプレゼントされ、ドライブへ行くようになった。時々彼氏である長男を助手席に乗せて…やがて長男は、いつも助手席にポツンと座るだけの居心地の悪さが嫌に感じ、免許取得の欲が出たのだ。
まぁ理由はどうであれ、無事に自動車学校へ通い、ストレートに合格したのだからヨシ。しかも今時期の自動車学校は比較的閑散期で教習料金が安くて助かった。
とにかく乾杯!
免許取得おめでとう!!
ちょうど妻の車を買い換えるタイミングもやってきたから、
今の車は多少ぶつけても良い、腕を上げることに集中してくれ。
ちなみに、彼女は何の車種に乗っているのか訪ねたら、日産ローレル(C34)だという。免許取って初めての車にC34を選ぶとは!!教習車がセダンだったので違和感なく運転できる点と、親としてもバブル期の車はしっかり作られてて安価で、軽や小型車よりも安全なイメージがあるからだそうな。 マーケティングの難しさを痛感した。
はちみつ酒は大変美味しく、妻と長男であっという間に3本飲み干した。