雨の土曜日。
サイクルロードレースがシーズンオフになっても、シクロクロスシーズン真っ只中。だが、多くのシクロクロスレースは日曜日に行われるため、土曜日はだいたいヒマになる。晴れていればサイクリングも出来るが、今日のように肌寒い雨の日は、自宅に引きこもるか、買い物に行くくらいしかすることがない。
買い物といえば、ブラックフライデーセールが始まった。
日本ではサンクスギビングデーで休日になったりしないが、似たような意味で勤労感謝の日があるからだろう、ここ数年でブラックフライデーセールが一般的なイベントセールとして認知されたように思う。
私も例に漏れず、Amazonでセール品を物色し、念願のルンバを購入。
なんと定価の半額!!!
エントリーモデルの価格でハイエンドモデルが買えたのだ。
これで財布の紐が緩んでしまい、珍しく買い物に出かけた。
チマチマと日用品を買いつつ、寄ったお店はサトーカメラ。栃木No.1のカメラ屋。ここで愛用するCanonのミラーレスカメラ、R6が12月にマイナーチェンジするため、その情報収集である。R6 Mark2の性能について、カメラ屋のスタッフの意見を聞き、場合によっては買い替えるくらいの勢いで寄ったわけだ。もう財布の紐はユルユルである。
結論から言えば、カメラ本体を買い替えるより、レンズ交換が先ではないかという判断に至った。私の高ぶる気持ちを落ち着かせてくれた冷静で優秀なスタッフとの話し合いの結果、たしかにR6 Mark2はCMOSセンサーが新しくなり、AF性能が向上して解像感が高いようだが、私がR6を使っていて感じるのは、暗いシーンにおけるAF性能の劣化である。つまり、この問題を解決するベストは手段は、本体を買い替えるのではなく、大口径レンズに交換することで解消される可能性が高いということだった。
ああ、大三元レンズが欲しい…。
ついでにカメラのオーバーホールについてスタッフに相談したところ、R6は一般的に30万shotでオーバーホールが推奨されているらしい。ただしこれはメカシャッターの場合で、電子シャッターの場合はメンテナンスフリーとのこと。私はオーバーホールを嫌って電子シャッターを使っていた訳では無いが、結果的にカメラに優しい設定だったようだ。オーバーホールの心配はしなくても良いかもしれない。ただし、R6を購入して2年が経過する。何らかの不具合が出ているかもしれないため、そろそろ考えたほうが良いかもしれない。