季節は春から夏へ向かう。
快適な気温、青空が晴れ渡る。
初夏とも言われる時期。
いつもなら5月から朝練を始めていて
朝3時半に起床して、4時から自転車に乗り
仲間内で『430(ヨンサンマル)練』という
走行会に参加して気持ち良い朝を過ごすのだが
入院中の身であるため、そういうわけにもいかず。
しかしながら、体は自然と覚えているのか
毎日3時半に目覚めてしまう。
消灯時間が21時で早く就寝するのもある
リハビリの心地よい疲労感で睡魔には勝てない。
朝早く起きても面白いテレビ番組は無く、
スマホでYouTubeを見るのも目が疲れるので
私はベッドで横になってポッドキャストを聞く
ポッドキャストで聞く番組は
勿論サイクルロードに関したものだ。
これが今の私の430練。
今朝はTwitterで見つけたこの番組を聞いた。
菊池さんは自転車競技審判(コミッセール)の中でも国際自転車競技(UCI)の審判資格を持つ、日本では数少ないUCIコミッセールだ。
競技審判目線でのサイクルロードレース語り。
こんな話が聞けることは滅多にないだろう。
菊池さんは元々自転車競技選手で、選手を引退して審判を始めた、いわゆる「タタキアゲ」な方だ。自転車競技を選手も審判も経験しているからこそ、レースを競技としてだけでなくビジネスとして、円滑にすすめる判断が出来ると感じた。
ちなみに私は日本自転車競技連盟(JCF)
競技審判員3級の資格を持っている。
3級は審判員として最も下っ端の資格だが
こんな下っ端でも菊池さんは知っている。
とにかく話が面白いUCIコミッセールなのだ。
緊張感ある場面でもユーモアを交え心に刺さる。状況を瞬時に判断する頭の回転の早さもすごい。とても魅力的な方。
なんせ自転車雑誌でコラムを連載しているくらいだ
なので、このラジオを聴けば自転車競技審判の楽しさが充分伝わるだろう。
ジャパンカップやツールドとちぎを思い出し、
とても充実した430練になった。