デビュー曲を聴いた時の衝撃はとんでもないものがあった。
相手の歯に青海苔が付いていて、指摘しようかどうしようか悩む。
とんでもない歌詞で始まるのだ。
日常の他愛ない出来事で、誰にでも経験がある事だから情景がスッと浮かぶ。
すっかり藤井風のファンになった。
最近発表された新曲も非常に良い。
岡山弁が新鮮だ。
一人称が、「私」でも「俺」でもなく「ワシ」といい、
相手を「おどれ(己)」という二人称は、後半「踊れ」と韻を踏む。
このMV、実は宇都宮のろまんちっく村の仮設サーカスがロケ地なのだ。
曲の2番に入ってすぐの犬小屋。
オリにもたれかかるようにして謳うこのシーン
そのまんま残っている。
おそらくサーカスの犬がここで飼っているのだろう。
その他にも、MVで使われている場所がありそうな気がしたが、立ち入り禁止かもしれないため、その後シクロクロスを見に行ってしまったのだが、これだけでも充分に満足である。
帰り際、振り返ると犬たちが見送ってくれていた。