昨日行った超解像度。
よく考えれば、一眼レフで撮影したピクセル数の多い画像に対して超解像をしたところで恩恵を受けることなど無いに等しいのではないだろうか。ピントのややボケた画像を選んだが、ひょっとしたらAIはその画像のボケを維持したまま超解像度技術を使おうとしているのでは?
どちらかといえば低解像度、それこそ十数年前のデジタルカメラ黎明期における画像ファイルの方が、より効果を発揮できるのかもしれない。
再び超解像度を試してみた。
使用した下の画像。
長男が5歳を迎え、七五三で二荒山神社へお参りした日が懐かしい。
話は逸れるが、そんな長男は今年成人を迎えた。
さて、この画像を強化してみる。
同じ縮尺にそろえてみる。
画像を拡大しての比較だ。
<元画像>
<強化(スーパー解像度)>
たしかに賽銭箱に描かれた徳川の巴紋がハッキリしている。
ここでもう一つ疑問が湧く。
さらに強化してみるとどうなるのか。
<強化の強化>
あまり変わらない。いやむしろ見えなかったノイズのような模様が現れ、劣化しているとも言える。数年前にGoogleが開発したDeep Dreamが作り出す悪夢の画像を思い出した。