わんこ狂想曲

シェルティれお&ルネ&蓮&蘭のお話。
闘病日記、子育て日記、多頭飼い日記などわんことの生活の記録です。

多発性骨髄腫2(しぃ)

2005-04-16 20:06:36 | 多発性骨髄腫
昨日のつづきです。

大学病院での検査の当日、朝の車の混雑を避けるために、
朝早くから大学病院に向いました。早く着きすぎましたが、
予約きっかりの10:30から診療がはじまりました。
最初は、研究生の方に今までの経過をお話し、レントゲン
と血液検査を行いました。お昼過ぎに、担当になった外科
の先生から、検査の結果を聞きました。通っていた病院で
とったレントゲンにあった突起は脊髄とは反対側の突起で
異常はないとのこと、しかし、背骨の一部に影が見え、
また、血液検査の結果から、血中のタンパクとカルシウム
値が異常に高いこと、また、腎臓の機能が低下していると
のことで、おそらく、多発性骨髄腫の可能性が高いと言わ
れました。

血液のがんで、取り除いたりできるようなものではなく、
治ることはない、という話も聞きました。
病名をはっきりさせるために、MRI検査、骨髄液の採取、
CTスキャンなどをした方がよいが、どうしますか?と先
生に確認されたので、とことことお願いすることに決めま
した。

先生からは、腎臓に負担がかかるリスクがあるので、まず
は点滴などをして様子を見ながら行っていきます、との
こと。夕方に麻酔をして検査を行いますので、目が覚める
のは夜になりますが、今日連れて帰りますか?と聞かれた
ので、あまりお泊りらしいお泊りをしたことがないれおに
とっては不安かもと思い、迎えにくることしました。
19時頃にお電話ください、と大学病院の番号を教えても
らい、れおを病院に預け、昼過ぎに一度、帰宅しました。

帰宅後、ここ数週間のことを思い返して、れおはいろいろ
つらいながらもがんばっていたんだ、と思うと、泣けてき
ました。そのうちに疲れて寝てしまいましたが、19時に
は目が覚めたので、大学病院に電話をしてみました。

電話をすると、まだ麻酔も検査もしていないと言われました。
腎臓への負担がかかりリスクが高いため、内科の先生から
ストップがかかったとのこと。
今日はこのまま大学病院に泊まって、明日の朝に麻酔をか
けて検査をするという話になりました。

またまたつづく。

多発性骨髄腫1(しぃ)

2005-04-15 20:00:00 | 多発性骨髄腫
しぃです。

とことこのブログだったのですが、むしょうに何か書きたいと
思い始めたので、急遽、参加させてもらうことにしました。

日々何かを書き続けるパワーはあまりないのですが、何とか続け
ていきたいと思います。

さて・・・
皆さんには色々とご心配いただいているれおの病気のことですが、
今日、多発性骨髄腫という診断が下されてしまいました。かなり
まれな症例の様で、ちょっとやり切れない気持ちになっています
が、どういう経過なのか説明したいと思います。

今年の3月の中頃から、ジャンプが失敗するようになってきたり、
よろよろと歩いたり、ずーっと寝転がっていたりと、当初は、筋
などを痛めたのかなと思っていました。それ以前にも前足をひき
ずって歩いたりすることもあった(その時は、病院からもらった
強めの痛み止めを飲むと直り、ひきずらなくなった)ので、いつ
ものようにかかりつけの病院へ行きました。
レントゲンをとると、背骨に突起が・・・。
もしかしたら、椎間板ヘルニアなのかもしれないと思いましたが、
病院にはあまり設備もなく、はっきりと診断が出ることはありま
せんでした。しばらくは、その際に病院から出されたステロイド
剤を飲んでいました。調子のよい日もあれば、悪い日もあり、
天気のように気まぐれな毎日でした。
水を多く飲むようになり、尿が大量に出るようになってきました。
また、室内トイレでうまく排尿ができないようになってきました。
先生からは、水を多く飲むのは、ステロイド剤の影響かもしれま
せん、とのこと。一度、軽い薬に変えてみましょうか、とのこと
で、薬を変えることに。しかし、軽い薬のため、調子はあまりよ
くありませんでした。尿もおさまりませんでした。

ステロイドでなんとなくはよくなってきたのですが、そのうちに、
3月の下旬から食欲が落ちてきました。いただいている薬がステロ
イド剤だったのもあり、また、はっきりとした診断なしにこの先の
投与を続けていくのもよくないということで、先生からMRI検査
のできる大学病院を紹介していただきました。
最初にいったときにMRI検査をすすめていただいたのですが、
全身麻酔と聞いて少々ためらってしまっていました。

その後、いつもの病院には1週間に1度程度通院し、大学病院での
検査の日が4月14日の10:30に決まりました。

つづく。