武器

数日前からお散歩コースの歩道が工事中。

ちょーっとガラの悪いお兄さん達が働いていて
怒鳴っていたり、
スコップを地面に投げつけたりしてる。（汗）

ただでさえ「ガガガガー」「ゴゴゴゴ～」と
音に弱いルネにとっては怖い音が
鳴り響いているので、「人」くらいは
ソフトでいて欲しいなー・・・。（望）
などと思いながら、
「これも経験」とルネを落ち着かせながら
カラーコーンが並ぶ細い道をてくてく歩いてました。



ある日のことです。
そのカラーコーンが並ぶ細い道を歩いていた時、
コーンの外側で作業中の男性が
スコップをコーン内側地面（私達が歩いている場所）
にポーンと放り投げたんです。
私でも「ひゃー」と思ったぐらいですから、
ルネはそれはそれはビックリして
飛び上がりました。

作業していた怖そうなお兄さんも
ルネのその姿を見てさすがに悪かったと思ったようで、
「すみません」と謝ってくれました。


ルネはすごいなぁ。と妙に感心。（笑）
あのお兄さんを謝らせてしまうんだもん。

「なにするんですか。怖いよ、怖いよ。」と
怯えすぎてたり、
「なにすんだよ。あぶねーじゃねーか！」と
怒ってたり、
そういう表現に見えたら、
「ちっ」「感じ悪い」って思われちゃうかも知れないけど、
「ひゃぁ！ビックリしました！
心臓バクバクいっちゃいましたよ～～。」とか、
「きゃぁ。ビックリしたぁ♪」←（これが
通用するのは可愛い子に限る。爆）とかだと
だれしもが「あ、ごめん。」って
思っちゃうんだろうなーって。
（この時のルネの飛び上がり方ですが、
言葉では表現できませんが、ちょっと普通と
違うんです。笑）


ルネの行動は「ぷぷぷ」って笑える事が
多くて、「もー、面白いんだからー」とか
つい言ってしまいます。
こっちの言ってる事を聞かずに
自分勝手な行動をとったりしてる時にも
面白行動に騙されて笑ったり
してしまってるんで、
たいそうな親ばかになってしまったもんだと
自分でも呆れぎみ・・・に思ってたんですが、
まわりの人からの反応とかから
「ルネの武器は相当なものだ」と
近頃すごーく感じています。（笑）

いいね～。ルネは最高の武器を持ってて～。
羨ましいわ。

あ、でも私はこの武器には負けないように
しないといけないんだよなー。（汗）

自分のこと

自分の行動ってわからないというのが
アジリティをはじめてから痛いほど
感じます。（笑）
今自分がどういう動きをしたのかということが
わからない時が多い。（苦笑）

頭でイメージしている通りには
全然動けてないんだな。これが。（汗）

やっているつもりでも実際には出来てないから
ルネの動きが思っているようにならない。

先生に指摘されて、
自分の動きの間違いに気が付く事が
出来ても「動けない」。
やばーい。自分。


自主練習していた時には
なるべくビデオを撮るようにしていました。
そうしないと自分がやっていることが
わからないので。
レッスンを受けている時には
先生が見ていてくれるので
その場ですぐに間違いがわかるのですが、
わかった所ですぐに直せない時もあるので
もどかしい。

私の動きが悪いとルネも上手く動けないのは
当たり前なんですが、
上手く動けない時でも彼は相当頑張って
くれていることが判明。



れおはお兄ちゃん的な性格だったので
「いつもお世話になっている」
「甘えているのは私」という
感覚がありました。
「私のミスをなんとかしてくれる。」
頼りがいのある子でした。

ルネは弟的な性格なので、
「お世話して下さいよ～。」
「甘えますよ～。」
「間違っても僕のせいじゃありませんよ～。」
ってな感じなので、
「私のミスをフォローしてくれる」事が
あるなんてあまり思ってなかったんですが、
それは大間違いでした。（滝汗）



「ルネが出来ないんじゃないんだよねー。」
「もの凄い頑張ってると思うよ。」
「普通だったら抜けちゃうよ。」
（スラロームの話なんですが、詳細はあとで
ＨＰのとれーにんぐ日記に書きます。）
先生の言葉が突き刺さります～～。（汗）


どうやら私は無茶してる事が多いらしい。
アジリティに限らずそうなんだけど、
「この位なら出来て当たり前」的考えが
未だに変わっていないようです。
自分がやらせていることが「難しい事」という
認識が非常に低い・・。


ルネは私の事を一生懸命カバーしてくれて
いるんだなということがよ～くわかった一日でした。

ルネゾーくん、厳しい飼い主の元で
大変なのかも。（滝汗）

言葉

ルネにはなかなか言葉が通じない。
手話は通じるんだけど、言葉はあまり理解していない様子。

ある時MAGICさんから
「手話を使わないで、言葉だけにしたら言葉を覚えるよ。」
というアドバイスを頂き、
それ以来、なるべく「言葉のみ」を使うようにしている・・・
のですが、気が付くと手がついていたり。（汗）
習慣って怖ろしい。（滝汗）




元々私は犬に何かを伝える時、
手話を使わない人でした。
ルネを迎えてから手話を使うようになりましたが、
れおの時は遠くにいるときに呼ぶとか、
そういう時ぐらいしか手の指示は出していなかったと思います。

なぜ手話を使っていなかったかと言うと、
当時は「どうやって教えてあげたら親切かな？」とか
「どうやったらわかりやすいかな？」とか
何も考えていなかったので、
言葉オンリーでやってたのです。

言葉だけだと覚えられないという事もなく、
普通に会話が出来るように育ってくれたので、
「犬は人間の言葉を覚えてくれて話が通じる」
と思ってました。


言葉だけじゃ難しいぜ！
手の指示もつけてくれたっていいのによー。
でも言われてる事をやらなくちゃならないしな・・と
れおは言葉を一生懸命覚えたのかも知れません。

ある意味スパルタ？だったのか。（汗）
そのおかげで言葉の理解力がすごい子に
育ったのかも知れないけれど。




以前の自分に戻れば簡単に「手話は使わない」状態に
なるんだろうけど、一度変わってしまったものを
元に戻すのもこれまた大変。（苦笑）

それでもなんとか、気が付く範囲で
「言葉のみ」で話しかけることをやってると、
「通じる言葉」と「通じない言葉」が
はっきり見えてきました。

例えば
「静かに」は通じていません。
「うるさい」も通じていません。

吠えているときに静かにさせようと思ったら
かろうじて通じるのは
「やめ」という言葉のようです。

以前「吠えろ」→「やめ」というのを
ちょっとだけ教えたんですが、
それは楽しかったようで、覚えているみたいなんです。


興奮して吠えている時は
（しぃが家に帰ってきた！とか、チャイムが鳴った！！とか）
「やめ」と言われても一発で静かに出来るかというと
それは難しくて、
側に呼び寄せて、落ち着かせてから「やめ」と言わないと
いけませんが、
落ち着かせてから「やめ」と言うと、
吠えたくても必死にこらえています。

「静かに」なんて言っても何の効果もなく、
吠え続けているので、「静かに」という言葉は
意味がないというのがようやくわかりました。（苦笑）

あと、「おすわり」って言葉は微妙かも。（汗）
わかってないかもなと感じます。
「ふせ」「たて」とか間違える事がほとんどない言葉に比べて
「おすわり」は時々間違える・・。（滝汗）

おすわりはウチに来た時すでにやっていたので、
教えたりすることがなかったからじゃないかって
しぃに言われて、そうかもなーと思ったりしています。


あとは、言葉を覚えてくれる近道としては
「人の話をよく聞く」ことかなーと思うんですが、
ルネは途中までしか聞いてくれない事が判明。（笑）

そうかー。
だから奴は「適当」な事が多いのかも。（苦笑）

れおは目の前に座って話しかけると、
それがれおにとっては理解出来ないであろう
長い文章であろうとも
真剣に彼は聞いていました。
話の途中で目をそらしたり、
気がよそに向いたりなんて事はありません。
文章中に自分が理解出来る単語が入っていると
それを理解し、返事をくれたものです。

ルネに同じように話しかけると、
話の途中でよそを向いたり、
気が散ってたりはよくあることで、
話がちょっとでも長くなると脱走。（笑）
遊ぼうよーとジャンプしてきたりします。
自分の知ってる単語で
しかもそれが好きな事だったりすると
もうそれ以外の話は聞いちゃいません。

まーね、
長い話をだらだら聞かされても
つまんないだろーけどさ。（笑）

でも少しは付き合ってよね～～。（笑）

今日の出来事

歩道の落ち葉を
某大学の生徒さん達が
掃除をしていました。

かなりの人数の生徒さん達がいて、
時々ルネに
「可愛い」という声がかかります。

信号待ちをしていた時も
背後から「可愛い♪」の声。


　※（小さい頃は可愛いと言われても
　クールな対応だったと思うんですが、
　今日はかなり反応。
　歩いている最中に可愛いと言われた時は
　「可愛いって言われましたよ～」と
　ごきげんだったし。笑）


声が聞こえるとルネは振り返りました。
「キャ～～♪♪」と歓声。（笑）
（親ばかなので可愛いと言われると嬉しいですが、
さすがに歓声にはビックリ。汗）

「綺麗～」
「わー真っ白」とかの声がとんだ後
ひとりの生徒さんが、
「いいなー犬飼いたい！！」
と言いだし、他の生徒さんも
「いいよねー」
「欲しいよねー」と。

最初に飼いたいと言った生徒さんの
次の言葉は
「シャンプーしてあげたいの！」
でした。

その言葉を聞いたすぐは
「シャンプー？！」
「してして」
って思いました。（爆）


信号が青になり歩き出してから
よく考えたら、
犬を飼いたい→シャンプーしたい
って発想にびっくりでした。
私にはない発想です。（笑）

世の中には色んな人がいるなー。
としみじみ・・。

今日の出来事でした。

聞いてみたいこと

わぁぁぁぁぁ。
ブログ、すっごい放置してしまった。（汗）

ルネの事はＨＰ（日記、とれーにんぐのページ）で書いてるので
ブログに書くまでのネタがあまりなく、
お金持ちに飼われてるわんちゃんが誘拐されて
身代金を要求されたっていうニュースを見て
記事を書こうかなと思ったりはしてたんですが、
書かないうちにすっかり古いニュースとなり・・・。（汗）

と、言い訳をしてから本題へ。（笑）


昨日長時間アジリティレッスンをしていて、
帰宅したのは夜の８時・・。
それなのに早く寝ないで夜更かしをしていた
ルネゾーくん。
今日はとーっても眠いらしくて
朝ご飯を食べた後から爆睡してます。（笑）

さっき足をバタバタ動かしてました。
おぉ。激しい。
何の夢みてるのかな～と
じーっと見ていたら、
急に目を開けました。
私の方を見たら自分がみられていたので
ちょっとびっくりしたみたい。（笑）
側に来て、私の腕に手をかけて「のび～」。

「ねぇ、なんの夢みてたの？」
「いっぱい走ってたね～」
「だれと走ってたの？」
「とことこは夢に出てきた？」
と山のように質問しました。（笑）

ルネゾーくんは微笑むだけで
返事はしてくれませんでした。


以前にもこのブログに書いたことのある話
（たぶん書いてます。笑）なんですが、
れおりんがまだ子供の頃、
寝てる最中に足をバタバタさせてるのを見て
「大変、痙攣してる！」と思った私。
（今から考えると爆笑ですが、当時は真剣でしたよ～。）
病院の先生に聞くと、
「それはね～、たぶん夢見てるんですよ。」
「私も犬に聞いたことがあるわけじゃないから
はっきりとは言えないけどー。」と笑って話してくれました。

その時からずっとどんな夢を見ているのか
知りたくて。

ルネ、教えてよー！（笑）