わんこ狂想曲

シェルティれお&ルネ&蓮&蘭のお話。
闘病日記、子育て日記、多頭飼い日記などわんことの生活の記録です。

リハビリ

2019-11-27 17:36:05 | 組織球性肉腫

蘭は毎日新しいことにチャレンジして
日々出来ることが増えています。
誰に何を教えてもらうわけではないのに
少しずつ難しいことにチャレンジしていって
克服して自信をつけているので
本当に凄いと思います。

るれら日記にも書きましたが
今日のお散歩では猛ダッシュを披露してくれました。
あまりの速さにビックリ。

バギーに乗らなくても歩けるもん!
とばかりに玄関にもひとりで出て行ったり、
蓮兄ちゃんが走っていると
わんわん吠えたり、色々やっています。

ただ夜寝付きが悪いようで
場所を色々変えて、眠れない眠れないと。
傷の痛みはほとんどなくなってきているし
バランス感覚もだいぶ良くなってきたので
今日はバリケンを出してみようと思います。

蓮の側は落ち着くらしく、
くっついて寝たいみたいなので
蓮に頼んで一緒に寝てもらっています。
(蓮はあまりべったりくっつかれるのは
寝にくいみたいなんですが、
頼むとやってくれます。)

蓮兄ちゃんが優しくて助かっています。

 

 

 

蘭は元々はひとりで寝る派なんですが
入院中にひとりで辛かったんだと思います。

夜ぐっすり眠れるようになるといいな。


抜糸

2019-11-21 19:23:58 | 組織球性肉腫

18日 抜糸しました。
東大病院は処置の際、飼い主と犬は別々なんですが、
蘭の精神的負担を軽くしたくて
立ち会わせてもらえないか先生にお願いしました。
先生は許可して下さり、抜糸の際一緒にいられて
良かったです。

だいぶスッキリしたようで
動きやすくなったみたい。

ただ「吠えると痛みがある」というのは相変わらずで
ちょっと心配です。
時間が経てば良くなるはずとの事なので
早く吠えられるようになると良いなと思います。

 

21日

一日一日と出来るようになることが増えてきていて
本当に凄いと思います。

お散歩も毎日少しずつ歩ける距離が伸びているし
バランス感覚も良くなっています。

蓮も蘭が回復してきているのがわかるのか
「遊ぼう!」と言っています。
まだちょっと遊ぶのは早いし、乗っかるのだけはやめてねと
教えている所です。

ご飯も以前のように作っている時に
楽しみに待ってくれるようになってきて
嬉しいです。

今日チャイムが鳴って吠えた時に
術後初めて痛みがさほどなさそうでした。
今まではわんぎゃんぎゃんといった鳴き声で
叫んでたのですが、
わんわんと言えていました。

以前とは声が変わってしまったのが
気になりますが・・・。

蘭、頑張ってくれてありがとう。
して欲しい事はなんでもしてあげるからね。


回復

2019-11-17 14:22:12 | 組織球性肉腫

蘭の様子は心配な所もありますが
毎日少しずつ元気になっていると思います。

心配な点は
時折ギャンという悲鳴をあげる事。

吠えると痛みがあるらしく
声を出せないのがとても可哀想。

麻酔の時、喉を痛めたのか
それとも患部に響くのか・・。

患部の近くに蓮がほんの少しすれ違う時に触れた、
私の手がほんの少し触れた、
というような場合にもギャン!って言ったり
することもあるのですが
抱っこをしたりしても痛がる様子がなかったりするので
患部が痛いのか、それとも触らないで!って言ってるのか
元々は痛くてもギャンという叫び声をあげたことがない子なので
痛いとすればよほど痛いんじゃないかと。

 

元気になってるなって感じの所は

最初の頃は左側を下にしてしか伏せは出来ませんでしたが
昨日から真っ直ぐな状態で伏せが出来るようになってきました。

バランスをとるのが日に日に上手になってきていて
歩くのもとても早くなってきています。

食欲も随分戻って来てごはんの時間が楽しそう。
毎日完食してくれています。

ホッとするのが、お布団で眠れるようになったことです。
蘭に限らずうちの犬たちはみんな私やしぃの布団の上で
一緒に寝るんですが
蘭は足が痛くなって(断脚前)からふかふかの所を歩くのが辛くて
布団に乗れなくなっていました。
退院して帰ってからはまだバランスが上手くとれないし
痛みがあるためやはりふかふかの所は辛い様子でした。

けれど退院してきて3日目くらいからお布団で眠るようになってきました。
今はお布団に軽々ジャンプして乗ったりしています。
ルネ兄ちゃんがいなくて寂しいけれど
茶コンビはまた一緒に眠れるようになりました。

良かった。

 

明日は抜糸です。


入院から退院まで

2019-11-12 12:20:00 | 組織球性肉腫

 

11月5日  入院

最初に研修医と話をして
「蘭ちゃんちょっとお預かりします」と言われ
私たちは待合室に。

少しして担当医、研修医、蘭と
診察室にて色々と話す。

手術の同意書にサインをして
蘭を預け、私たちは診察室を出た。

振り返ると診察室のガラス越しに
にっこり微笑む蘭の顔があった。

きっと最初みたいに
少し離れるだけで、また後で会えると思っている顔。
「またあとでねー」って声が聞えてきた気がした。

 

11月6日  手術

昼過ぎ、無事に終わったと連絡あり。
麻酔から覚めたばかりでまだぼーっとしてると言っていた。

この日は面会できない。
一日ICUに入るとのこと。

 

11月7日

平日の面会時間は14:00~16:00
14:00に間に合うように病院へ。

担当とは違う研修医が蘭を連れてきてくれた。

洋服を着ていて傷口は一部しかみえなかった。
当然痛々しいが思ったより綺麗な傷口に見えた。

「蘭、会ったらはしゃいじゃったりして
危ないかな?」なんてしぃと話していたのだが
とんでもなかった。

蘭は完全に心を閉ざしていて
目も合わせてくれなかった。

心を閉ざしてしまった理由はいくつも考えられる。
蘭は麻酔をかけたのはこれで4回目になるが
いつも目が覚めてすぐに会えていた。
歯肉増殖所の手術も歯茎を切っていたので
痛みもあったと思うが麻酔から覚めて叫び声を上げてた時も
すぐに抱っこしてあげられる状況にあった。

今回は大変な手術をしたのに
丸一日会うことすら出来なかった。

蘭はきっとすぐに会えると思っていたであろうに。

そして断脚後すぐにはうまく伏せ出来なかったり
転んでしまったりもしていたそうなのだが
助けてあげることも出来なかった。

すぐに上手に出来るようになったそうだが
「私たちが見守っていたかどうか」は蘭にとって
とても重要だったと思う。

小さい頃から兄ちゃんふたりとしぃと私
みんなで甘やかしていた。
(しぃは比較的厳しかったけれど)

7歳になった時も「いつまで経っても赤ちゃんみたい」と
言っていたくらい
みんなで守っていた子なのだ。

入院の前々日にルネ兄ちゃんを亡くし、
入院してからは蓮兄ちゃんも私たちもいない。
蘭には耐えられる環境ではなかったと思う。

 

11月8日

蘭の好きなパンを焼いて面会に。

今日も会ってもあまり目を合わせない。
「わん」と言うこともないし、
しっぽを振ってくれることもない。

今までの蘭は
コンビニに買い物に行くしぃを
ほんの少しの間待っていただけでも
おかえりおかえり!と大騒ぎ。
しっぽもブンブン振って大喜びするタイプだった。

持って行ったパンを寝ながら食べてくれたことが
唯一の救いだった。

 

11月9日

土日の面会は13:00から15:00

朝ご飯を食べなかったとのこと。
食べさせてみるので持ってきて下さいと頼む。

しぃが手で食べさせると結構食べられた。
パンは今日も完食。

外に出て良いと言われたので
バギーに乗せて出てみる。
少し動くと「ギャン!!!」という叫び声。
振動で痛かったのか。
外の空気を吸う程度にして病院内に戻る。

 

11月10日
 
今日もご飯を食べなかったと。
蘭は歯の手術後すぐにでも
ご飯を食べる!と大騒ぎした子なので
蘭が食事がいらないとは
よほどの事なんだろうと思う。
パンをあげたとき、
口にパンを含んだまま
うまく飲み込めなさそうにしていたので
口の中が変で食べられないのかと心配。
尻尾の毛にうんこがついていたので
嫌な予感がしてお尻をみたら
べったり便が張り付いていて
完全に固まっていてとれなくなっている。
東大病院に多くは期待していないが
ちょっとこれはないと思う。
担当の研修医は
面会できるようになってから
一日も会ってない。
いつも担当ではない背の高い先生が
蘭を連れてきて説明してくれる。
担当が変わったのかと思って聞いたくらいだ。
「たまたまです」って
言っていたけれど、
たまたまで4日連続来るんだと(汗)
便が張り付いていた件も
この先生がバリカンで刈って
脱脂綿で拭いてくれた。
今日も外に出てみる。
昨日よりは少しお散歩出来た。
しぃが抱っこしてあげると
嬉しそうにしてた。
早く家に連れて帰ってあげたい。
あと一日の辛抱。
 

11月11日  退院
 
担当医の先生から
簡単な説明を聞き
(特にやってはいけないことなどは
ないらしく、気をつけることも
さほどなさそう)
来週の月曜日に抜糸とのことで
予約を入れて帰宅。
帰宅したら
おトイレをずっと我慢していたらしく
3日分はため込んでいたんじゃないかという
量をして、お水を飲んで
れおりんのベッドで一息ついてた。
夕飯は少しずつ手作りに戻そうと思い
今日の所はお肉を茹でたものを
カリカリに混ぜておいた。
完食。
夜はいつも寝たことのない場所で休む。
朝まで同じ場所で寝ていたよう。
蓮がずっと蘭の近くて寝ていてくれた。
 
 
 

以上
ものすごい簡単な日記風のまとめ

 

ほとんど脚の状態に関する話を書かなかったので追記

術後の経過は順調と毎日言われました。
(飼い主的には痛そうにみえることも
あるんですが、先生は痛みはなさそうと
言ってました・・・。)
院内での様子をみていると
早めに走れそうですと言われてビックリしました。
蘭はあまり運動が好きなタイプじゃないのですが
運動神経はもしかしたら
うちで一番かも知れないという
ポテンシャルの高さがあったので
そのおかげで3本脚になっても
色々こなせているのかも知れません。


さようなら

2019-11-03 21:55:34 | ルネのこと

 

ルネです。
いつもはるれら日記に書くのですが
今日は長くなるのでブログに書きます。

僕は今年の1月から体調が悪くて
毎週のように病院へ通っていました。
手術もする予定だったんですけど
腎臓の数値が良くなくて中止になりました。

色々お薬も飲んだんですけど
お薬を飲むと余計に調子が悪くなって
しまうので、今までそんなことしなかったんですけど
初めてお薬を口の中に隠して後からポイってしたり
しました。

それで病院通いをやめることにして
おうちで静養していました。
5月くらいからお散歩が辛くなってカートに乗って行くことが
多くなりました。
朝ご飯が食べられなかったりする日もあったけど
7月にお誕生日を迎えることが出来ました。

10月はね、しぃと初めて一緒にお風呂に入ったんですよ。
皮膚の状態が悪くてお風呂に入らないとかゆくなるんですけど
一人で立っているのが辛いので
しぃが支えてくれました。
すごく久しぶりにしぃととことこと3人でお散歩にも
行ったんですよ。

蘭が病気で手術することになって
守ってあげなくちゃって思っていたんですけど、
僕もなんだかとっても調子が悪くなってきて
11月に入ってご飯が食べられなくなってしまいました。

頑張ってお水は飲んだし、おトイレも自分で歩いて行ったけど
フラフラして立ち上がるのも辛くなってきました。

11月3日の夜、僕はれお兄ちゃんの所に行くことにしました。
弟達の事が心配だけれどね。

 

 

 

とことこです。

ルネ、蘭が11月6日に手術で5日に入院だってわかって
急いで逝ってしまった気がします。
退院するまでは頑張れないって思ったのかな・・・。

4日、しぃと慈恵院でお見送りしました。
れおりんと同じお寺なのできっと迎えにきてくれたと思います。

14歳3ヶ月、頑張ってくれたと思います。
ルネありがとう。