わんこ狂想曲

シェルティれお&ルネ&蓮&蘭のお話。
闘病日記、子育て日記、多頭飼い日記などわんことの生活の記録です。

お兄ちゃん達の所へ行きました。

2020-04-27 16:45:28 | 組織球性肉腫

我が家の可愛い可愛いアイドル。
蘭さんが4月24日永眠しました。

腫瘍は日々蘭さんを苦しめ
4月に入ってからは本当に辛い毎日だったと思います。
喉と舌がどうもおかしい様子で
食べ物は食べたいけれど食べられない。
ペースト状のものでもダメ。
唯一大丈夫だったのが鶏肉のスープ。
これがしばらくの間蘭さんの命綱でした。

吐き気が出たり、咳が出たり、下痢になったり
しながらも、たまにイチゴをほんの少し、
プリンをほんの少し、ヨーグルトをほんの少し、ケーキをほんの少し
食べてみることもありました。

小さじ1杯程度でしたが
それでも食べられた日はみんなで喜びました。

大好きなパンは食べてみると口に入れるのですが
入れた瞬間に口からこぼれ出てしまいます。
たまに3回くらい噛める時があるくらい。

17日に立てなくなりました。
下半身が麻痺してしまって、後ろ足はまったく動かず。
トイレも出来なくなって尿が丸一日出なかったので次の日病院にて
圧迫排尿してもらいました。
19日あたりからスープもほとんど飲めなくなってきて
20日久しぶりに犬用ミルクをあげてみると少し飲んでくれましたが
それを最後に水以外受け付けなくなってしまいました。

舌の色が赤黒い見たことのないすごい色になって
舌先はさらに痛々しい色になっていき
水も飲みたいのになかなか上手くすくえなくなっていきました。

23日、レペタン座薬を投与。
蘭はかなりの確率で副作用が出ると思われたので
使うのは最後にしようとしぃと決めていました。

21日からは全く食事がとれず、痛みも増してきた様子だったので
使うことにしました。
14日からずっと下痢でしたが、レペタンを使ってからは
タール便が4時間置きくらいに出て
しぃが「朝はもう真っ赤な血が出た」と。

鼻水も少し血のようなものが混じっていたせいで
鼻ずまりも酷く、ただでさえ息が苦しいのに余計に苦しかったと思います。

動けなくなってからも
動かせる前足だけで立ち上がろうとしたり、
トイレがあるときは必ず前足を動かして知らせたりしていました。
(喉が痛かったせいで声もずっと出せなかったので
声で知らせることは出来なかったと思います)

亡くなる少し前、私は寝ていたのですが
蘭が前足を動かす音が何度も聞えて目が覚めました。

私が起きて行ってすぐに息を引き取ったのですが
しぃに聞くと「蘭は全く動いていなかった」と言うのです。
「ルネじゃない?」ってしぃは言ってました。
蘭自身だったのかルネだったのか。
起きるまで待っていてくれいてありがとう。
蘭さんは本当に優しいね。

蘭さんのおかげでうちはとっても明るくなって
みんな楽しく過ごせたよ。
ありがとう。ずっとずっと大好きだよ。

 

哀しくてきちんと書けなかった。
ごめんね。

お姉ちゃん達からお花が届いたよ。

 

お兄ちゃん達、あとは頼んだ!

 

 


あまり書けない

2020-04-07 22:12:46 | 組織球性肉腫

蘭さんの記録、あんまり書けない。
れおりんの時はちゃんと毎日書いていたように思う。
どうしてなんだろう。

蘭さんは3月中旬くらいから咳が出始めて
調子を崩し出しました。

病院で咳止めのお薬をもらって、咳は止ったのですが
その後食事がとれなくなってしまいました。

ペースト状のものでも食べられなくて
今はスープをのめるだけです。

食べたい気持ちはあるのですが、飲み込めないのか
口に入れてもこぼれて落ちてしまう感じです。

水は飲むのですが、量が少しでも多いと吐いてしまっています。

昨日しぃが吐き気止めをもらってきて
様子をみている所です。

歩くのもふらつくし、ほとんど寝ていますが
お散歩だけは毎日行くと頑張っています。

話はものすごくよく聞いてくれて
「お布団しいてあるから寝室で寝てきていいよ」というと
寝室に行って寝てるし、
おトイレ行ったら?といえばおトイレに行くし
お水は飲み過ぎたら気持ち悪くなっちゃうから
少しずつね!と言うと沢山飲みたい気持ちを抑えて
途中で休みながら飲んでいます。


腫瘍

2020-03-01 02:42:46 | 組織球性肉腫

転移した腫瘍、大きくなって痛そう。
蘭は「あまり見ないで」って言うので
あまり見ないようにはしてるのだけど
時々確認しないといけないし・・・。

痛みというよりは多少の違和感があるんじゃないかと
そんな気がしてる。
触ると「ん?」って顔をするので。

この頃息づかいがハァハァなってる日が多い。
あとイビキをかいて寝てることも多い。
ちょっと体調悪そうにしている日もあるし
心配。

でも食事が取れるうちは大丈夫。

蘭さん、退院してから
毎日綺麗に完食してくれています。

もうすぐお誕生日。
ケーキ沢山食べようね!


再び東大病院へ

2020-02-19 02:14:09 | 組織球性肉腫

少し前に転移かもという内容をUPしましたが
その検査の為に2月10日、東大病院へ行って来ました。

やはり転移でした。
4カ所にしこりが出来ていて組織球性肉腫だと。

しぃが電話してくれた時には
「転移するなら肺で、しこりは脂肪がなんかなんじゃないか」
と皮膚に転移するなんてあり得ない的に言ってた先生ですが
「悪いタイプで全身に転移する方だったのかも・・」と。

どこの場所に転移するかもうわからないらしいんですが
最終的には肺だと。

色々と言ってることがコロコロ変わるし
ホントに最終的に肺って決まってるの?と
かなり疑問なんですが、「そうですか」と病院を後にしました。

れおりんの事があったので
最初からあまり東大病院には期待していないし
やっぱりなって思っていたのでもう言う気も失せるんですが
最初に「転移するなら肺」と言い切って
「やっぱ違いました」ってどうなんでしょう?

最初から他にも転移する可能性もあると話してくれて
その場合の対処法を教えてくれても良いんじゃないかと
思うんですよね。

全くその場合の話がなかった為に
今回再診してもらったのですが
結果出来ることは抗がん剤治療しかないなら
先にそう言って欲しかった。
せめて電話した時に「転移なわけない」と決めつけないで
ちゃんと話して欲しかった。

それなら蘭を連れて行かずに済んだのに。

蘭はそれまで病院の診察台で震えるなんてことはなかったけれど
ブルブル震えていて、ストレスも酷かったようで
帰ってから調子を崩してしまって
連れて言って本当に申し訳なかったと・・・。

検査で針刺して散らしちゃったのか
腫れも大きくなった感じだし。

13日はこのままもうお散歩にも行けなくなって
しまうんじゃないかと思うくらい体調が悪かった。

でも蘭は頑張ってご飯を食べてくれてたので
それが救い。

19日現在、なんとか体調も戻って
今日はお散歩も結構歩けた。

どこか苦しいのか眠れない感じだったのも
眠れるようになった。

 

もう何かあっても東大病院に行くのはやめようと思う。


断脚

2020-02-08 02:19:36 | 組織球性肉腫

断脚手術をする前、断脚を決断した方の
沢山のブログを読みました。

「可哀想に」って言われることが辛いと
おっしゃってる方がいらして
(可哀想な決断をしたのは自分だと)
自分がそういう言葉をかけられたら
どう感じるのかなと考えたりもしました。

しかし、蘭さんは可哀想にと言われたことは
まだ一度もない気がします。

うちの子達は散歩中声をかけられることが
とても多いのですが、
れお、ルネ、蓮に比べると蘭だけは
圧倒的に声をかけられないタイプでした。

でもなぜか手術後からは沢山声をかけられるようになりました。

声をかけてくれる言葉で一番多いのが
「頑張れ」です。

一生懸命ぴょんぴょん歩く姿を見て
言ってくれるんだろうなーと思います。

あと「可愛い!」って言ってくれる人は
実は3本足だって気がついていない人も
多そうな感じなのです。
(これはかなり驚き)

蓮と一緒の事がほとんどなので
蓮を見てて気がついていないのか、
蘭を見ても気がついていないのか。(謎)

 

多分、毛が長いからっていうのも
あるのかも知れないと
写真を見ていて気がつきました。


 



立ち止まっている時だと
ぱっと見はわからないのかも知れません。

あとは、気がついていても
全然気にしない人もいれば
気がついた瞬間に「ハッ」ってなる人もいます。

優しく微笑んでくれる方も多いです。

 

ちょっと辛かったのは一度だけ。
おじさんに「どうしたの?」「事故?」って
声をかけられて
「病気なんです」と答えたら
「いくつ?」と聞かれ
「7歳です」と答えたら
「そっか。じゃああと倍は生きられるね!」って。


転移

2020-01-30 02:25:02 | 組織球性肉腫

一週間、いやもう少し前かな。
ブログに書こうと思いながら
気持ちが重くてついつい放置。

切断した右足の肩甲骨のあたりから
10cmくらい離れた場所に腫瘍が出来てた。
大きくなるのが速いので良性ってことはないと思う。
多分組織球性肉腫が転移してしまったんじゃないかと。

東大病院の先生は
「転移するなら肺です」と言い切っていたのだけど。

肺への転移の場合
もう出来ることはないとの事だったので
通院はやめたのですが
皮膚への転移の場合どうしたら良いのかと。
色々考えてみなくてはいけません。

今の所痛みはないようで蘭は気にしていません。


お散歩

2020-01-13 17:15:15 | 組織球性肉腫

蘭さん、雨の日以外は毎日お散歩に行っています。
でもちょっと困ったことが。

しばらくの間しぃがずっとお散歩に付き合ってくれていたんですが
年も明けてそろそろお仕事が忙しくなってきました。
なので私と二人で散歩に行くことになったのですが
全然歩かない(汗)

今までもちょくちょく立ち止まって動かなくなったりしてたんですが
前に蓮兄ちゃんが歩いているので
追いかけるような感じで歩いてはいました。
でも私と二人だと追いかけたい兄ちゃんもいないし、
つまらないんだと思います。

もちろん3本足なので、以前よりもずっと疲れると思うし
休みながら歩くのは全然構わないのですが
蘭の場合「自分の行きたい所ならスタスタ歩くけど
そうじゃなかったら歩かない」という「気持ち」の部分が
大きいのがちょっと問題で・・。

私と二人でも「公園に行く道」とかを歩いているときは
張り切って歩いています。
しかし私が「こっちの道行こう」とか
「今日は公園には行かないよ」とか
言った瞬間にブルーになって地蔵のように動かなくなります。(汗)

健康な犬なら「帰るよ」といってスタスタ歩くだけですが
今の蘭はそういうわけには行きません。
歩かなくなったら抱っこで帰るっていう手段もあるにはあるのですが
私も腰が悪くあまり長い時間は抱っこ出来ません。
なのである程度は蘭に自分で歩いて欲しいので
蘭がどうしたら歩こうと思えるか色々工夫しながらの散歩となります。

なんとか日々蘭さんが気に入るお散歩を目指して
結構歩いてくれるようになりました。

蘭が無理のない範囲で歩ける短いコース(万が一歩かなくても
私が抱っこして帰れる)以前なら20分から30分もあれば
帰ってきたコースなんですがそこを1時間かけてのお散歩です。

先日雨が降り出しそうだったので蘭の散歩に行った後に
蓮の散歩だとちょっと厳しいかもと思い
二人一緒に連れて行きました。
蓮は蘭が休憩したら、だまーって一緒に立って待っててくれるし
歩く時もゆっくり歩いてくれます。
一度も抱っこせずに家に帰ってきました。
散歩時間は35分!
蓮Pおそるべし。

やっぱりお兄ちゃんと一緒は楽しいんだね。


2020

2020-01-02 20:49:52 | 組織球性肉腫

もっと頻繁に更新しようと思っていたのですが
バタバタ毎日を過ごしてふと気がつけば・・・(汗)

蘭さん、ようやく傷みもなくなったようで
「キャン」と鳴くことはなくなりました。
以前と変わらずなんでもひとりでこなして
私たちがサポートしなくてはならないことは
ほんの少ししかありません。

お兄ちゃんと同じスピードで走れない、
バランスを崩しやすいなど蘭本人からすれば
思うように出来なくて悔しいこともあると思いますが
とにかくなんでも頑張っています。

精神面では今でもまだ入院中の事が
色々残っているようです。
以前はひとりで寝ていることも多かったのですが
今はひとりでいると不安に感じるらしく
だれかにくっついて寝るようになりました。
たまにひとりで寝ていると起きたときにビクッとなったり
不安そうにキョロキョロしたりすることがあります。
声をかけたり抱っこしたりするとすぐに安心してくれますが
よほど怖かったんだろうと心が痛いです。

 

蘭さんの楽しみは美味しいものを沢山食べることと公園に行って遊ぶこと
なんですが、公園はちょっと遠いし、あまり疲れてもいけないので
行かない日もあります。


するとお兄ちゃんと一緒にひそひそ話をして企み開始をします。

真っ直ぐ行くと公園。
でも公園には行かないので私は左に曲がります。
(リードを持っているのはしぃです)

 

真っ直ぐ行くと言って
ふたりして固まっているので
「帰るよ-」と声をかけます。

すると蓮Pはこっちをみて
蘭が公園行きたいって言ってるけど、とことこは帰るって
うーんどうしようかな。(悩)

で、次の瞬間「俺帰ろ!」と
蓮Pは動き出します。
蘭は「えー兄ちゃん公園行ってくれるって言ったのに」と
ちょっとふてくされています。

近頃はこんな感じで
行きたい所をアピールしています。
まぁ飼い主甘やかしているのでこうなってるんですが。
ふたりでひそひそやってるのが可愛いんですよ。

 

疲れやすいので少し歩いたら休憩って感じですが
一生懸命歩いて(走って)います。

 

楽しい毎日が長く続きますように。

 


1ヶ月

2019-12-13 14:16:38 | 組織球性肉腫

退院してきてから1ヶ月。
傷跡は随分綺麗になってきました。
「キャン」と鳴くのもだいぶ減ってきていたのですが
今朝隣で寝ていた蘭の「キャン!」という
鳴き声で目が覚めました。

術後1ヶ月くらいは痛みが出るかも知れないとの事だったのですが
まだ痛みが出るようです・・。
早く良くなるといいのですが。

日常生活はなんの問題もなくおくれています。

前回書いた「寝付き」も随分良くなりました。
へそ天でも寝るようになったし、
あまり動き回ることなくグーグー寝てることも増えました。

手術前、好きな「穴掘り」が出来なくなってしまうと
辛かったのですが
1週間くらい前に穴が掘る音が聞えて
見ると蘭が片手で穴を掘っていてビックリ!

蘭はいつも「なんでも自分で出来るもん」って言ってるんですが
本当にその通りです。

トレーニングでやってた「エイト」(又の間を8の字くぐり)も
出来るし、後ろ足は片足をあげることも出来ます。
段差も平気だし、トイレやご飯も全く問題ないです。

部屋は退院してくる前に色々改造したんですが
もう元に戻しても大丈夫かも知れません。

あとはバリケンに入れるようになるといいです。
バリケンに入るとどこか痛い様子で
すぐに出てきて
「今日も入って寝れなかった」としょぼんとしてるので。

 

るれら日記の方に写真など載せてますが
今は公園に遊びに行くことが一番楽しいようです。

色々と思うところはありますが
蘭が楽しく過ごせる日が一日でも長く続きますようにと
ただそれだけが願いです。


リハビリ

2019-11-27 17:36:05 | 組織球性肉腫

蘭は毎日新しいことにチャレンジして
日々出来ることが増えています。
誰に何を教えてもらうわけではないのに
少しずつ難しいことにチャレンジしていって
克服して自信をつけているので
本当に凄いと思います。

るれら日記にも書きましたが
今日のお散歩では猛ダッシュを披露してくれました。
あまりの速さにビックリ。

バギーに乗らなくても歩けるもん!
とばかりに玄関にもひとりで出て行ったり、
蓮兄ちゃんが走っていると
わんわん吠えたり、色々やっています。

ただ夜寝付きが悪いようで
場所を色々変えて、眠れない眠れないと。
傷の痛みはほとんどなくなってきているし
バランス感覚もだいぶ良くなってきたので
今日はバリケンを出してみようと思います。

蓮の側は落ち着くらしく、
くっついて寝たいみたいなので
蓮に頼んで一緒に寝てもらっています。
(蓮はあまりべったりくっつかれるのは
寝にくいみたいなんですが、
頼むとやってくれます。)

蓮兄ちゃんが優しくて助かっています。

 

 

 

蘭は元々はひとりで寝る派なんですが
入院中にひとりで辛かったんだと思います。

夜ぐっすり眠れるようになるといいな。