わんこ狂想曲

シェルティれお&ルネ&蓮&蘭のお話。
闘病日記、子育て日記、多頭飼い日記などわんことの生活の記録です。

抜糸

2019-11-21 19:23:58 | 組織球性肉腫

18日 抜糸しました。
東大病院は処置の際、飼い主と犬は別々なんですが、
蘭の精神的負担を軽くしたくて
立ち会わせてもらえないか先生にお願いしました。
先生は許可して下さり、抜糸の際一緒にいられて
良かったです。

だいぶスッキリしたようで
動きやすくなったみたい。

ただ「吠えると痛みがある」というのは相変わらずで
ちょっと心配です。
時間が経てば良くなるはずとの事なので
早く吠えられるようになると良いなと思います。

 

21日

一日一日と出来るようになることが増えてきていて
本当に凄いと思います。

お散歩も毎日少しずつ歩ける距離が伸びているし
バランス感覚も良くなっています。

蓮も蘭が回復してきているのがわかるのか
「遊ぼう!」と言っています。
まだちょっと遊ぶのは早いし、乗っかるのだけはやめてねと
教えている所です。

ご飯も以前のように作っている時に
楽しみに待ってくれるようになってきて
嬉しいです。

今日チャイムが鳴って吠えた時に
術後初めて痛みがさほどなさそうでした。
今まではわんぎゃんぎゃんといった鳴き声で
叫んでたのですが、
わんわんと言えていました。

以前とは声が変わってしまったのが
気になりますが・・・。

蘭、頑張ってくれてありがとう。
して欲しい事はなんでもしてあげるからね。


回復

2019-11-17 14:22:12 | 組織球性肉腫

蘭の様子は心配な所もありますが
毎日少しずつ元気になっていると思います。

心配な点は
時折ギャンという悲鳴をあげる事。

吠えると痛みがあるらしく
声を出せないのがとても可哀想。

麻酔の時、喉を痛めたのか
それとも患部に響くのか・・。

患部の近くに蓮がほんの少しすれ違う時に触れた、
私の手がほんの少し触れた、
というような場合にもギャン!って言ったり
することもあるのですが
抱っこをしたりしても痛がる様子がなかったりするので
患部が痛いのか、それとも触らないで!って言ってるのか
元々は痛くてもギャンという叫び声をあげたことがない子なので
痛いとすればよほど痛いんじゃないかと。

 

元気になってるなって感じの所は

最初の頃は左側を下にしてしか伏せは出来ませんでしたが
昨日から真っ直ぐな状態で伏せが出来るようになってきました。

バランスをとるのが日に日に上手になってきていて
歩くのもとても早くなってきています。

食欲も随分戻って来てごはんの時間が楽しそう。
毎日完食してくれています。

ホッとするのが、お布団で眠れるようになったことです。
蘭に限らずうちの犬たちはみんな私やしぃの布団の上で
一緒に寝るんですが
蘭は足が痛くなって(断脚前)からふかふかの所を歩くのが辛くて
布団に乗れなくなっていました。
退院して帰ってからはまだバランスが上手くとれないし
痛みがあるためやはりふかふかの所は辛い様子でした。

けれど退院してきて3日目くらいからお布団で眠るようになってきました。
今はお布団に軽々ジャンプして乗ったりしています。
ルネ兄ちゃんがいなくて寂しいけれど
茶コンビはまた一緒に眠れるようになりました。

良かった。

 

明日は抜糸です。


入院から退院まで

2019-11-12 12:20:00 | 組織球性肉腫

 

11月5日  入院

最初に研修医と話をして
「蘭ちゃんちょっとお預かりします」と言われ
私たちは待合室に。

少しして担当医、研修医、蘭と
診察室にて色々と話す。

手術の同意書にサインをして
蘭を預け、私たちは診察室を出た。

振り返ると診察室のガラス越しに
にっこり微笑む蘭の顔があった。

きっと最初みたいに
少し離れるだけで、また後で会えると思っている顔。
「またあとでねー」って声が聞えてきた気がした。

 

11月6日  手術

昼過ぎ、無事に終わったと連絡あり。
麻酔から覚めたばかりでまだぼーっとしてると言っていた。

この日は面会できない。
一日ICUに入るとのこと。

 

11月7日

平日の面会時間は14:00~16:00
14:00に間に合うように病院へ。

担当とは違う研修医が蘭を連れてきてくれた。

洋服を着ていて傷口は一部しかみえなかった。
当然痛々しいが思ったより綺麗な傷口に見えた。

「蘭、会ったらはしゃいじゃったりして
危ないかな?」なんてしぃと話していたのだが
とんでもなかった。

蘭は完全に心を閉ざしていて
目も合わせてくれなかった。

心を閉ざしてしまった理由はいくつも考えられる。
蘭は麻酔をかけたのはこれで4回目になるが
いつも目が覚めてすぐに会えていた。
歯肉増殖所の手術も歯茎を切っていたので
痛みもあったと思うが麻酔から覚めて叫び声を上げてた時も
すぐに抱っこしてあげられる状況にあった。

今回は大変な手術をしたのに
丸一日会うことすら出来なかった。

蘭はきっとすぐに会えると思っていたであろうに。

そして断脚後すぐにはうまく伏せ出来なかったり
転んでしまったりもしていたそうなのだが
助けてあげることも出来なかった。

すぐに上手に出来るようになったそうだが
「私たちが見守っていたかどうか」は蘭にとって
とても重要だったと思う。

小さい頃から兄ちゃんふたりとしぃと私
みんなで甘やかしていた。
(しぃは比較的厳しかったけれど)

7歳になった時も「いつまで経っても赤ちゃんみたい」と
言っていたくらい
みんなで守っていた子なのだ。

入院の前々日にルネ兄ちゃんを亡くし、
入院してからは蓮兄ちゃんも私たちもいない。
蘭には耐えられる環境ではなかったと思う。

 

11月8日

蘭の好きなパンを焼いて面会に。

今日も会ってもあまり目を合わせない。
「わん」と言うこともないし、
しっぽを振ってくれることもない。

今までの蘭は
コンビニに買い物に行くしぃを
ほんの少しの間待っていただけでも
おかえりおかえり!と大騒ぎ。
しっぽもブンブン振って大喜びするタイプだった。

持って行ったパンを寝ながら食べてくれたことが
唯一の救いだった。

 

11月9日

土日の面会は13:00から15:00

朝ご飯を食べなかったとのこと。
食べさせてみるので持ってきて下さいと頼む。

しぃが手で食べさせると結構食べられた。
パンは今日も完食。

外に出て良いと言われたので
バギーに乗せて出てみる。
少し動くと「ギャン!!!」という叫び声。
振動で痛かったのか。
外の空気を吸う程度にして病院内に戻る。

 

11月10日
 
今日もご飯を食べなかったと。
蘭は歯の手術後すぐにでも
ご飯を食べる!と大騒ぎした子なので
蘭が食事がいらないとは
よほどの事なんだろうと思う。
パンをあげたとき、
口にパンを含んだまま
うまく飲み込めなさそうにしていたので
口の中が変で食べられないのかと心配。
尻尾の毛にうんこがついていたので
嫌な予感がしてお尻をみたら
べったり便が張り付いていて
完全に固まっていてとれなくなっている。
東大病院に多くは期待していないが
ちょっとこれはないと思う。
担当の研修医は
面会できるようになってから
一日も会ってない。
いつも担当ではない背の高い先生が
蘭を連れてきて説明してくれる。
担当が変わったのかと思って聞いたくらいだ。
「たまたまです」って
言っていたけれど、
たまたまで4日連続来るんだと(汗)
便が張り付いていた件も
この先生がバリカンで刈って
脱脂綿で拭いてくれた。
今日も外に出てみる。
昨日よりは少しお散歩出来た。
しぃが抱っこしてあげると
嬉しそうにしてた。
早く家に連れて帰ってあげたい。
あと一日の辛抱。
 

11月11日  退院
 
担当医の先生から
簡単な説明を聞き
(特にやってはいけないことなどは
ないらしく、気をつけることも
さほどなさそう)
来週の月曜日に抜糸とのことで
予約を入れて帰宅。
帰宅したら
おトイレをずっと我慢していたらしく
3日分はため込んでいたんじゃないかという
量をして、お水を飲んで
れおりんのベッドで一息ついてた。
夕飯は少しずつ手作りに戻そうと思い
今日の所はお肉を茹でたものを
カリカリに混ぜておいた。
完食。
夜はいつも寝たことのない場所で休む。
朝まで同じ場所で寝ていたよう。
蓮がずっと蘭の近くて寝ていてくれた。
 
 
 

以上
ものすごい簡単な日記風のまとめ

 

ほとんど脚の状態に関する話を書かなかったので追記

術後の経過は順調と毎日言われました。
(飼い主的には痛そうにみえることも
あるんですが、先生は痛みはなさそうと
言ってました・・・。)
院内での様子をみていると
早めに走れそうですと言われてビックリしました。
蘭はあまり運動が好きなタイプじゃないのですが
運動神経はもしかしたら
うちで一番かも知れないという
ポテンシャルの高さがあったので
そのおかげで3本脚になっても
色々こなせているのかも知れません。


東京大学付属動物医療センター

2019-10-26 15:50:57 | 組織球性肉腫

前回の話の続きですが、
検査結果は免疫系の病気ではなく
かかりつけ医ではこれ以上の診断は難しく
東大病院に行くことを勧められました。

東大病院はれおりんの時の
最悪の記憶しかない為、他の病院で良いところは
ないかも相談してみましたが
東大が一番良いと。

11月24日まで予約がとれず
またしばらく待つことに。

 

れおりんの時は東京大学家畜病院という名前だったと思うのですが
名前は変わったみたいです。

建物は以前と同じですが待合室のソファーの向きが変わってました。
問診票に「以前に東大病院にかかったことがありますか?」という質問があり
これはれおの事を書くのだろうか?と思いつつ、一応記載。
「れおくんのデータが残ってます。一緒にしておきますね。」と言われ
なんだか微妙な気分。

昔は予約していているのに1時間待ちとかザラだったけど
そこら辺は改善されたみたいで、予約時間の15分後くらい待ったら呼ばれました。
待合室で待っている人もとても少なかったです。
予約がなかなかとれないみたいだったので混んでいるんだと思ったのですが
一日に診る人数をかなり制限していて予約がとりにくいのかも?という気もしました。

研修医の先生の問診があり、
その後担当医の先生と触診、レントゲンなどの検査をしてもらいましたが
それでははっきりした事はわからず。
腫瘍の疑いがあるとのことでCTを撮って生検もすることになりました。

結果は腫瘍で悪性の可能性が高いとのこと。
はっきりした病名は生検の結果を待たないと出ないが
痛みをとるためには足を切断するしかないそう。
今切断するのか持たせるだけ持たせてからにするのか
考えておいて下さい。
余命は1年から2年でしょうとのことでした。

 

可能性が高いと思われる病名を教えてもらい
しぃと色々話し合って
早めに手術してもらうことにしました。
11月6日に手術の予約を入れてもらい、5日に入院の予定です。

 

手術するかしないかの決断は人によって色々あるでしょうが
我が家の決断としては
痛みを取り除いてあげるというのが第一です。
今後夜も眠れないほど痛みがでるようですし、
(痛み止めも効かないようです。
シェルティは薬に弱い子が多いし、れおもモルヒネ等処方されて
飲みましたが効いている様子はありませんでした。)
現在すでに骨が溶けている箇所があるので痛みはかなりあると思うのです。
それに先生は「切断はあくまで痛みをとるための処置です」と言っていたけど
今の所目に見える転移もないので
なんとか転移を防げたらという気持ちもあります。

先生からは犬は前足に体重をかけているので
リハビリに一週間くらいかかるけど大丈夫というお話もあったし
まだ若いので順応力もあると信じて。
室内の環境を蘭が過ごしやすいように整えて
少しでも長くいい時間を・・・と思っています。


足の痛み

2019-10-09 15:11:19 | 組織球性肉腫

蘭が最初に足を痛めたのは
ベッドから飛び降りたとき。

その後散歩で走った後、ジャンプした後など
2,3回くらい痛めたと思う。

治るのにちょっと時間のかかる子で
元通りに歩けるようになるまで
一週間くらいかかることもありました。
(蓮は生まれつき足が悪くて
痛くなることも多いのですが
蓮の場合2,3日安静にしていれば
良くなるので、蘭は長いな・・と)

捻挫の場合、安静にしていれば
少しずつ良くなっていくのが普通だと思うのですが
今回は全然良くなっていかないし、
腫れが酷かったのですぐに病院へ行きました。

レントゲンを撮ったのですが
骨も関節も綺麗。
先生も「尋常じゃなく腫れてる!」っていうほど
腫れているのにレントゲンでは原因はわからず。

とりあえず消炎鎮痛剤(メタカム)を飲むことに。

薬も効いている様子がないし、
5日後に血便になってしまい
再度病院へ行きました。

リウマチ、特発性多発性関節炎など
免疫系の病気が疑われるとの事で
血液検査、尿検査、関節液検査など行いましたが
院内ですぐに結果が出る検査結果はどれも異常なし。

リウマチ因子など外注検査に出す結果が出てから
また・・ということになり
結局原因はわからず。

大学病院へ行くことも勧められたので
行きつけの病院では原因はわからないかも知れません。

食欲もあるし、毎朝散歩に行く行く!って言うし
免疫系の病気でもないって思ってるんですが・・・。

大好きなハウスにも入れないし
(狭い場所だと足が痛いみたい)
お兄ちゃんとも遊べないし
散歩にも行けないし
あまりストレスを与えたくないんですが
出来ないことが多くて。

早く良くなる事を祈るばかりです。