tokyo.sora

坂、建物、映画を中心に書いていくブログです。

『四畳半神話大系』

2016-11-18 11:09:15 | BOOK

『四畳半神話大系』  森見登美彦/角川書店

あらすじは、
私は冴えない大学三回生。バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。
悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ぴかぴかの一回生に戻って大学生活をやり直ししたいと思うが・・・。

読んでいくとわかるのだが、これは時系列に追った話しと違います。4章立てになっていて、最終章で謎らしきものがわかるという仕掛け。
最初は、とっつきにくいけど、わかってくるとおもしろいです。



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『太陽の塔』

2016-11-15 08:29:58 | BOOK

太陽の塔  森見登美彦/新潮文庫

あらすじは、
私の大学生活には華がない。特に女性とは絶望的に縁がない。
3回生の時、水尾さんという恋人ができた。毎日が愉快だった。
しかし、水尾さんはあろうことか、この私を振ったのであった。
クリスマスの嵐が吹き荒れる京都、巨大な妄想力の他に何も持たぬ男が無闇に疾走する。

森見さんのデビュー作。
森見作品の基になっているストーリーで、私が水尾さんのストーカー研究の話です。
森見さんの独特の言い回しは、すでに始まっていて、それも充分に堪能できます。
デビュー作なので粗削り感があって、それもまたこれから続く作品に期待できる仕上がりになっています。

 

 

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『永い言い訳』

2016-10-13 03:04:00 | BOOK

永い言い訳  西川美和/文藝春秋

あらすじは、
作家の津村啓は、長年連れ添った妻・夏子を突然のバス事故で失った。
夏子と共に亡くなったゆきの夫で、トラック運転手の大宮陽一とその子供たちに出会った幸夫は、ひょんなことから兄妹の面倒を見ることになる。

西川美和さんは、映画化されたものは見たのは、あるけど初読です。
読もうとしたきっかけは、この作品が映画化された時に、ちょっとした縁があって読むようになりました。
突然家族を失って、再生していくという単純な物語でなく、もっと色んな感情が渦巻いて、それを表現できない、いい意味でモヤっとした作品です。
多分、この作品を読むと感想がうまく書けない。
それだけ、読む人を考えさせる作品です。

 

 

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『四畳半神話体系』

2016-08-05 13:15:03 | BOOK

まだまだ、森見シリーズ続きます。

 


四畳半神話体系 森見登美彦/角川文庫

あらすじは、
私は冴えない大学3回生、バラ色のキャンパスライフを想像していたのに、現実はほど遠い。悪友の小津には振り回され、謎の自由人・樋口師匠には無理な要求をされ、孤高の乙女・明石さんとは、なかなかお近づきになれない。いっそのこと、ピカピカの1回生に戻ってやり直したい。

今回は時系列ではなく、それぞれの章が時間が並行に進むといういつも以上に不思議な話。
まあ、起きる事件とか結果はだいたい、似たような感じになるのだが、微妙に違う。最初は、慣れるまで読みにくかったっけど、慣れてくると面白さが伝わります。

 

 

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『夜は短し歩けよ乙女』

2016-05-10 08:37:09 | BOOK

『夜は短し歩けよ乙女』     森見登美彦/角川書店
あらすじは、
黒髪の乙女にひそかに想いを寄せる先輩は、京都のいたるところで彼女の姿を追い求めた。に二人を待ち受ける珍事件の数々、そして運命の大転回。

森見さん初期の作品。
読みんでみると、ここから色んな物語へと繋がっていくのがわかります。
大学生の時の恋愛事情がリアルで、おいらも似たようなものだったなあと思い出します。
毎度のことながら、森見さんの想像力の豊かさはすごい。
そして、おもしろい。

 

 

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