京都紅葉便り━南禅寺・永観堂 其之壱━からの続き
水路閣
疎水は、琵琶湖から京都市内に向けて引かれた水路である。。
南禅寺横を通り京都市東山区蹴上までの区間。水路閣と言われるのは、その一部。
疎水の工事は、1885(明治18)年に始まり、1890年に竣工。
延長93.17m、幅4.06m、水路幅2.42mの煉瓦造り、アーチ構造のデザインとなっている。
目的は、大阪湾と琵琶湖間の通船や、水車動力による紡績業、灌漑用水、防火用水であった。現在は、上水道のの水源として利用されている。
お寺と煉瓦作りの建築物、不思議だけど年月を経ていい感じに調和しています。
水路閣を見ていると、なんだか片平なぎさとか船越英一郎が出て来そうな感じがします。
水路閣を上から見たところ。
南禅院
離宮禅林寺殿の上の宮遺跡で南禅寺発祥の地である。
応仁の乱で荒廃していたが1703(元禄16)年に徳川綱吉の母桂昌院らの寄進により再建された。方丈は、総桧の入母屋造り杮茸吹きです。
庭園は、鎌倉時代の面影を残す池泉回遊式庭園です。作庭は、亀山法皇ともいわれ、早くから京都の三名勝史跡庭園の一つに指定されています。
どれもこれも素晴らしい庭でした。
そして、撮影不可でしたが、狩野派の襖絵も見事なものでした。
南禅寺を後にして、永観堂を向かいます。
京都紅葉便り━南禅寺・永観堂 其之参━へ続く
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