『YKK秘録』 山崎拓/講談社
あらすじは、
山崎拓自身の記録を基に、1972年の初当選から2003年で落選するまでを回想している。
首相でいうと第1次田中角栄内閣から第2次小泉純一郎内閣までを綴っている。
基本的に政治家が書いている物は読まないのだが、この本の存在を知ったのは、かつて政界のプリンスと呼ばれた加藤紘一が亡くなった直後のことだったので、YKKと言われて活躍していた時代に急に興味が湧いた。加藤さんといえば、加藤の乱が印象的で、その時に谷垣さんが「あんたが大将なんだから」というフレーズも、耳に残っている。
加藤の乱以降、政治家としては不遇のまま引退してしまった。どうしてあんなことになってしまったのか、もう一方の当事者である著者が主観を交えているので、なかなか読み応えのある本になっている。
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