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赤坂迎賓館

2017-04-04 09:29:10 | 古い建物

赤坂迎賓館【東京都港区元赤坂2−1−1】
設計:片山東熊
竣工年:1909年(明治42)6月
Photo:2017年3月

迎賓館のある場所は、かつては紀州徳川家の江戸中屋敷があったところです。
1899年(明治32)に着工して、1909年(明治42)に敷地117,062平方メートル、建坪5,170平方メートルの赤坂離宮として完成しました。建物は、幅125メートル奥行き89メートル、高さ23.2メートルの広大なものです。
明治時代の建築家片山東熊の総指揮の元に建設された、日本唯一のネオバロック様式の西洋風宮殿建築です。
この建物は、昭和天皇や今上天皇が一時期住んでいたこともありましたが、基本的には国に移管され、国立国会図書館、内閣法制局、東京オリンピック組織委員会など主に行政機関として使用されました。
しかし、戦後しばらく経つと外国の賓客を迎える機会が多くなってきたので、1968年(昭和43)赤坂離宮を改修し、1974年(昭和49)に現在の赤坂迎賓館が完成しました。本館の改修は村野藤吾、和風別館は谷口吉郎が設計しました。


前庭からの本館

 


本館正面

 


正面玄関

 


正面玄関の上にあった甲冑の装飾。

 


本館・主庭

 


本館右側
これを少し左に行ったところからは入れます。


入り口
中は撮影禁止なので、外から見えるちょこっとだけです。
さすが、元東宮御所だけあって、装飾が細かくそして美しいです。

 

 

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