多くの人々に辛く悲しい思い出を残した1月17日。
私にとっても忘れられない日となりました。
ぽっちが亡くなってからもう1年です。
時が経つのってホント早い。
ぽっちの物、そろそろ片づけなきゃだな…。
どうして助けてあげられなかったのか。
なんで何もしてあげられなかったのか。
この後悔が消えてなくなることはないです。
ぽっちを思う時まず出てくるのは「ごめんね」。
これも一生変わることはないです。
今もぽっちがいたらどうだっただろうね。
時々小粒父とそういう話をします。
小粒の闘病につきっきりで
ぽっちには寂しい思いさせたかな、とか。
ぽっちにイライラをぶつけることあったかも、とか。
散歩は?
ご飯は?
2頭飼いに苦労することも多かったと思います。
だとしても。
それでもやっぱりぽっちには生きていて欲しかった。
ぽっちゃん。
ぽっちとはこの先何年も一緒に居る予定だったのに。
ぽっちゃんの形してなくていいから
気配だけでもふっと現れてくれないかなぁ。
もう一回だけでいいから君に会いたい
2016年4月19日、ぽっちと出会いました。
我が家に来た経緯は こちら
(記念すべきぽっち初写真はちょいピンボケです)
(2年目の出会い記念日はネムネムぽっちゃん)
(3年目の出会い記念日は大好きな隼人家で過ごしました)
そして今日が4年目の出会い記念日です。。。
迷子犬かも!と飼い主さんを必死で探したけれど、
捨てられたかも…と思うまで時間はそうかからず。
『飼いたい』『飼ってもいい』
そう言って下さる方が出てきた頃には
もうすっかり家族の一員になっていました。
どこかで生まれ、誰かに飼われていたであろう彼と
出会える確率など
普通に考えても限りなくゼロに近いはず。
意味のないことなどない、と言うけれど
ぽっちとの出会いにどんな意味があったのかな。
もっとしっかりした飼い主さんと出会えていれば
今も元気に走り回っていたかもしれないのにね…
ぽっち、ごめんね。
ぽっちゃん、小粒ね。
君がいなくなってからナイナイナイな毎日なの。
(食べナイ、歩かナイ、覇気がナイ)
若くて元気いっぱいなぽっちに負けまいと
小粒なりに頑張っていたのかな。
張り合いがなくなって急に老け込んじゃった
きっと小粒も寂しいんだね…。
ぽっちとの出会いから丸4年。
ぽっちゃん、あぁ会いたいよ。。。
ぽっちと小粒の絵を描いて下さったのは
これまでにも大変お世話になっているじのりんさんです。
なんて素敵で優しい表情なんだろう。。。
開封した瞬間からしばらく涙が止まりませんでした。
添えて下さったお手紙を拝見してまた泣いて、
夜帰宅した小粒父と一緒に見て二人で泣いて…。
悲しくて仕方ないけれど、
心がとても温かくなりました。
じのりん画伯には前に小粒のポートレートを頂きました。
まだ1歳にもならない幼い小粒。垂れ耳が可愛い~
宝物が増えました。
本当に本当にありがとうございます!
じのりん画伯には、犬の迷子札や携帯ストラップ、
石鹸、ポストカード等も頂いたことがあります。
もちろん画伯の手作りで、犬や猫が
魅力的に描かれているものばかり。
グループ展覧会にも誘って頂き何度か伺いましたが、
動物たちに対する愛にあふれ、癒される作品ばかりでした。
あんな作品が作れるなんて本当ーに尊敬します。。。
今回描いて下さった小粒とぽっちですが、
よくよく見ると2頭の大きさが近い…?
それが私にも小粒父にもツボでした
「ぽっち、実際より大きいね」
『いや、小粒が小さいんだよ』
二人で泣きながら笑いました。
しかもしかも。
よーくみるとぽっちのお腹に青い物が…。
オムツだ!!
「やっぱりぽっちはこうでなきゃ」
これがさらにツボで、二人で大笑いしました。
今は絵の中のぽっちにあれやこれや話しかけて
毎日癒してもらっています。
変色や退色を防ぐために大事にしまっておきたい気もしますが、
しばらくはそこでみんなを見守っていて下さい。。。
なかなか更新できずにすみません。
もう大丈夫。。。
と思うのですが、いざぽっちのこと書こうとすると
冷静ではいられず、現実から逃げてばかりいました。
ぽっちが天使になってしまってから17日経ちますが、
むしろ時間とともにじわじわ巨大化しています。
言い表せない空虚感と一生消えないであろう後悔。
もう折り返しは過ぎた人生だけど、
これほどまでに後悔したことはなかった…。
楽しい思い出が山ほどあるのに、思い出すのは
いつも最後の酸素室です。
立ち上がり、しっぽを何度も振ってくれたぽっち。
『やっとおうちに帰れる!!!』
パパとママが迎えに来たと思ったのでしょう。
期待いっぱいのキラッキラなお目目。
なんであの時連れて帰ってあげなかったのか。
もう、、、考えると止まらなくなる。。。
ぽっちと過ごしたのはたったの3年8ヵ月29日でした。
おっさん二人組に突然連れて来られた2016年4月19日。
ちょうど義両親の介護がどんどん過酷になっていく中で
我々夫婦の間もぎくしゃくし始めていた頃です。
しつけとは無縁、やりたい放題の迷子犬に
「なんだか大変なコを引き受けちゃったな~~」
…と悩んだのは最初だけ。
この迷子犬が持つたくさんの魅力に
私たちはあっという間に夢中になりました。
おっさんありがとう!です。
パパっ子ぽっちのおかげで小粒父がよく笑うようになり、
それがとても嬉しかったのを今でも覚えています。
義母が施設に入所し介護が少し楽になったからって
ぽっち、まだまだ君の力は必要なのに・・・・・
ぽっちにはたくさんのお花、メール、
お手紙、電話を頂戴しました。
また我々にも温かなお言葉を頂き、ありがとうございます。
心より感謝申し上げます。
ぽっちはわが町でも大人気でした。
子供からお年寄りまで、すれ違う人みなが足をとめて
ぽっちを撫ででくれました。
『ぽっちは小粒家に来て幸せだったね』と言って下さるけれど、
いえいえ私たちの方が何倍も幸せにしてもらいました。
どんな形でもいいから。
葉っぱでも虫でも風でも光でも何でもいいから。
もう一度私たちの前に現れて欲しい。
その時には「ありがとう」と「大好きだよ」を
しつこいくらい伝えてあげたい。
ぽっち。
ぽっちゃん。
ぽちお。
名前もいーっぱい呼んであげたい。
ぽっちゃん、会いたいよぉ。
1月19日、ぽっちはお骨になって戻ってきました。
頂いたお花に囲まれ、私たちのすぐそばにいます。
写真は、可愛くてぽっちらしいものを選びました。
時々猫たちがぽっちのお水やご飯をつまみ食いしているけれど、
ワイワイ賑やかな場が好きなぽっちには
この方が楽しくていいよね?だめ?
ぽっちゃんのため、とても素敵な絵を描いて下さったじのりんさん。
本当にありがとうございました。
この小粒&ぽっちの絵については次回触れたいと思います。
ぽっちに温かいメッセージやお花を寄せて下さり
ありがとうございます。
メッセージは印刷して、お花と共に棺に入れて
ぽっちに持って行ってもらおうと思います。
1/19(日)夕方、自宅前で火葬してもらうことになりました。
『小粒家に来てぽっちは幸せだったね』
そう言って下さる方も多いのですが、
他のお家ならもっと長生き出来たのではないか。
なんでこんなに早く逝かせてしまったのか、
考えても考えても出てくるのは自責の念ばかり。
ぽっちゃん、ごめんね。
ぽっち、本当に本当にごめん。
なんでもっと早く気づいてあげられなかったんだろう。
もっとたくさん愛情かけてあげればよかった。
美味しい物をもっともっと食べさせてあげたかった。
君が来てくれてすごく幸せだよって
いっぱい伝えてあげればよかった。
ぽっちの方が何倍も苦しかったはずなのに
耐え難い悲しみと喪失感に襲われ苦しくて仕方ない。
動くはずのないぽっちに向かって叫びたくなります。
「寝てないで早く起きなさいよ!!!」
ぽっち。ママね、今日誕生日なんだ。
一生忘れられない1月18日になってしまった。
2016年4月19日、我が家に突然現れたちっこい天使は
たくさんのオシッコ跡と数えきれない思い出を残し、
2020年1月17日私たちの手から去ってしまいました。
番犬気質で一日に何度も吠えていたぽっちのいない部屋は
静かすぎて違和感しかありません。
ぽっち相手に笑い声をあげることが多かった小粒父。
ぽっちを溺愛していたのでダメージは非常に大きく、
昨日は『何も考えたくない…』とひと言だけ言って
ベッドにこもってしまいました。
体調を崩してからも大好きな小粒父の前では元気いっぱいで、
愛嬌たっぷりのおとぼけ君だっただけに
小粒父も『まさか…』という思いが強く、
現実を受け入れられないでいます。
結局、貧血の原因は分かりませんでした。
1/7の血液検査で酷い貧血と診断され、
1/10の再検査でさらに貧血が進んでおり、
1/11~1/15までステロイド投薬治療。
1/16の再々検査でますます貧血が進んでいたので
そのまま酸素室に入院となりました。
進む貧血を止めないことにはどうにもならないので
獣医さんも必死で検査をしてくれたのですが、
エコー検査(内臓出血)は毎回異常なし、
心配していた【免疫介在性溶血性貧血】も陰性でした。
貧血を止めるために投与したステロイドで
副作用(血栓)が出てしまったらしく、
肺に水がたまり利尿剤にて応急処置。
そんな中でも進む貧血と体力の消耗等で
入院翌日の1/17、早朝5時に電話がありました。
『危ない状態です、今から病院に来れますか?』
小粒を連れ、小粒父と車を飛ばして駆け付けました。
1/17、5時半到着。
酸素室のぽっちは私たちを見つけ立ち上がったのです。
そして、しっぽを何度も振ってくれました!!
目も真ん丸でキラッキラしていました。
もう会えないかも…と覚悟していただけに
ぽっちを見た時の嬉しかったことと言ったら…。
今でも目に焼き付いてはなれません。
さっきまで心音が弱かったそうですが、
私たちが駆け付けたときは持ち直していました。
獣医さんもこのまま少しでも回復してくれれば
今日輸血をしましょうと。
(輸血を申し出て下さったふうちゃんママ、
本当にありがとうございました)
『危ない状態には変わらないけれど、
もしかしたら輸血までいけるかもしれません。
レンタル酸素室があるので連れて帰ることも可能です。
急変したらすぐに連れて来てもらうことになりますが』
悩みました。
もう助からないと言われれば迷わず連れ帰りました。
でも輸血までいけば助かる可能性がある。
本当に悩みましたが、元気そうなぽっちの姿を信じて
いったん帰ることにしました。
そして9時の開院時間に合わせ、また来ることにしたのです。
6時半ごろ帰宅。
朝食を済ませ、小粒父を会社へ送り出したあと
小粒の朝ご飯と病院へ行く準備をしていた時。
電話が鳴りました。
『さっき確認した時にはもう息がありませんでした』
息が止まったのは7時半頃とのことでした。
私たちが病院を出て2時間も経っていません。
あのまま酸素室の前で待たせてもらうことも考えたのに、
どうしてそうしなかったんだろう。
悔やんでも悔やんでも悔やみきれない。
ぽっちは残りわずかな最後の力を振り絞って
真ん丸お目目で私たちにしっぽを振ってくれたのでした。
どこをどう切り取っても後悔しかありません。
ハプニングいっぱいだったけど、
人を笑顔にするのが天才的だったぽっち。
ちっこいくせに彼が放つ明るいエネルギーと
幸せオーラは無限大でした。
小粒との関係で苦労したこともありましたが、
楽しくて面白くて本当に幸せな3年9か月でした。
ぽっちゃん、あなたと出会えてパパもママも幸せだったよ。
本当に本当にありがとう。
大好きだったよ。。
小粒、もうも、玉、姫には後悔のないよう
出来る限りのことをしてあげたいと思います。
特に小粒。
最近また体調が思わしくありません。
一緒にいられる時間に感謝しつつ、
大切に毎日を過ごしたいと思います。