こつぶろぐ

もうも・玉・姫・コツメの日々あれこれと、時々保護犬たちの様子を綴っています

子リスのその後

2014年07月02日 | その他

拾った子リスを届けてくれたのは引っ越し業者のお兄さんたちでした。

うちの前にトラックを停めて作業していたのですが、

終わって帰り支度をしていたら上(庭の木)から落ちてきたんだとか。


『最初サルかと思いましたよ~~(笑)』ですって。



確かに。サルに見えなくもない。。。



このコたち、何度木に戻してもどちらかが落ちてしまいます。

顔から落ちたのか、血も出てきてしまいました。


困ったなぁ~


可愛くてもそこは野生動物、なるべく人の手を貸してはいけないのですが

既に弱っており、このまま放っておけば間違いなく死んでしまいます。

然るべき手続きをふめば飼えなくもないらしいのですが、

犬も猫もいる我が家では絶対に無理。

巣に戻すためには小粒父の助けが必要で、夜遅くになってしまいます。

その前になんとかして親リスに引き渡したい!!!


どうすりゃいいの?


木から落ちてしまうなら、何か入れ物に入れて木に引っかけておけば

気づいた母リスが連れて行くかも?と思った私。

まずカゴを探し、中にティッシュと細かく切った枝と葉っぱを敷きました。



この中に2匹の子リスを入れると安心したのか、2匹でくっついて寝ようとします。

うん、これなら木から落ちる心配はないかも


ただ、衰弱ぶりと脱水が心配だったので、ダメとは知りつつミルクを与えました。

一度でも人の手にかかると、人間のニオイがついてしまい親リスが育児放棄する、と

書いてあったけど、木から落ちるたびに拾ってあげているのです。

もう今さら人間のニオイもミルクのニオイもへったくれもない!

これで親に見放されたら、それはこのコたちの運命なのだと思うことにしました。


猫用ミルクがあったのでスプーンで口の周りを湿らせてやると、

どちらもピチャピチャよく舐めます!

何度も何度も口にミルクを運んであげた後、カゴに2匹を入れて木に引っかけました。



カラスに見つからないよう、切った枝をカゴ付近に結びつけて目隠しに


この木を下から見上げると、上の方に大きな巣があります。

そこからよく見える位置にカゴを引っかけてしばらく様子を見ました。



小粒と夕方の散歩から帰り、庭の植物に水をあげようとした時。

枝のすき間に太いシッポが動くのが見えました。

親リスだ!!

家の中で待機した後、恐る恐るカゴをのぞきに行くと。。。


子リスは消えていました。もちろん下にも落ちていません。

親リスがくわえて連れて行ったと思われます。

あぁ~~~よかったぁぁぁ


この話を小粒父にしたら、『リスの恩返しがあるな』と言われました

何持って来てくれるかな~♪ 楽しみだな~♪

それよりも二度と巣から落ちないで下さいよ。結構大変だったんだから。。。


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