ブログ うつと酒と小説な日々

躁うつ病に悩み、酒を飲みながらも、小説を読み、書く、おじさんの日記

老人のマナー

2010年12月03日 | 社会・政治

 夕方、内科に行きました。
 我が家から歩いて五分ほど。
 交通至便です。
 いつもの降圧剤とコレステロールを下げる薬が処方されました。
 このクリニックに通って11年。
 台湾出身の日本人医師とも仲良くなりました。
 最初日本語が変だなと思っていたら、台湾で生まれ育ったと言っていました。
 休診日でも高熱が出たと電話すれば診てくれる、仕事熱心な先生です。

 待合室で、60代前半と思しき三人の老女が、診察も会計も終わったのに椅子に腰掛けて延々とだべっていました。
 喫茶店にでも行けばいいのに。
 最近マナーが悪いのは若者ではなく老人のような気がします。
 私の職場でも、頓珍漢なクレームをつけてくるのは大抵老人です。
 老人のマナー向上を求めたいですね。
 それとともに、自分が老人になったとき、きちんとマナーを守れるようになりたいと、切に願います。  

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ヒ素

2010年12月03日 | 思想・学問

 今日は天候が悪いせいか体が重く、起き上がることすら億劫で、休んでしまいました。
 あらかじめ取っていた休暇と違い、なんとなく罪悪感がありますが、休むことに罪悪感を覚えるのも病気の症状だとリワークで習いました。
 とにかくゆっくり休もうと思います。

 新聞で、ヒ素を摂取して生きるバクテリアが発見されたと知りました。
 ヒ素といえば猛毒。
 リンというのが生命維持に必要不可欠な物質と考えられていたところ、このバクテリアはリンがない環境下でヒ素を摂取し、リンに置き換えていたとのことです。
 この発見によって、想像もできない方法で生命維持をする未発見の生物や、地球外生命体が存在する可能性が出てきたということでしょう。

 われわれ人間がこの世に在る不思議を思えば、何が存在したところで驚くに値しません。
 折りしも生物多様性が叫ばれる昨今。
 私たち人間はあらゆる生物と等価値であり、この世の王だとか神に似せられて作られたとか、神によって選ばれたとか、そういうたわ言はやめるべきでしょう。   

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アウトレイジ

2010年12月03日 | ホラー・サスペンス・SF等の映画

 昨夜、北野たけし監督の最新作、「アウトレイジ」をDVDで鑑賞しました。
 世界の北野の作品といえば、賛否が分かれる激しい暴力シーン。
 この映画はヤクザの権力闘争を描いて過激です。
 だいたい悪役しか登場しません。
 全員暴力的で戦闘的。
 ヤクザに内通している暴力団対策の警察官からして、いやなやつです。
 子分であろうと親分であろうとおのれの出世のためには容赦なく裏切ります。
 実際のヤクザ社会とは違う、架空のヤクザ社会だろうと思われます。
 生き残るのは、経理に長けた英語ぺらぺらのインテリヤクザと、好感度の高い三浦友和。
 面白いといえばこれほど面白い映画はなく、いやな映画といえばこれほどいやな映画もありません。
 北野作品独特の静かで青みがかった映像が、暴力映画なのに詩的で美しい。

 でも結局一番怖いのは、国家権力の陰にかくれてやりたい放題をやりつくす警察です。
 結局国際社会も大人の社会も子供の社会も原理は同じ。
 強い者が得をする。
 そして誰もが強い者になりたがる。
 私はそういう人間社会に嫌気がさしました。
 サラリーマンながら、ご隠居のような、世捨て人のようなスタンスで生きていきたいと思います。

アウトレイジ [DVD]
ビートたけし,三浦友和,椎名桔平,加瀬 亮
バンダイビジュアル

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