日曜日の夕方。
毎度 のことですが、面白いくらい、落ちています。
あまりに不安が強いので、頓服の抗不安薬を処方の倍飲みました。
ゆるーく効いてくる感じで、不安は少し和らぎました。
毎週のことですが、嫌になります。
若いころは、50も過ぎれば達観して、日曜日の憂鬱など無くなるのだと思っていました。
あにはからんや、この憂鬱は、いくつになっても変わりません。
仕事は苦役でしかありませんから、やむを得ません。
精神障害を克服し、復職したばかりの頃、先輩方に、よく「無理するな」と励まされました。
しかしこれは言語矛盾のような気がします。
そもそも無理をするのが仕事というもので、だからこそお金がもらえるわけです。
無理せず働け、というのは、黒い白馬みたいな、在り得ないことなのだと、日々、痛感します。
それでも今週は希望があります。
8月11日から16日までの6日間、お盆休みがあるからです。
お盆休みとは言っても、コロナ未だに収まらぬ状況下において、出かける気にはなりません。
自宅でDVDでも観ながらのんびり過ごすんでしょうね。
かつては夏の休暇と言えば、必ず、奥日光や軽井沢に避暑に出かけていました。
それがもう丸3年、お泊りの旅行には出かけていません。
インフルエンザにおけるタミフルのような特効薬が出来れば、コロナも普通の病気になるんでしょうけれど、まだその片鱗すら見えません。
コロナは働き方を変えました。
在宅勤務が推奨され、メールはもちろん、リモートデスクトップを導入したので、職場のパソコンにアクセスして、共有フォルダや、職場のパソコンに保存しているデータをすべて自宅でいじることができるようになりました。
会議はすべてオンライン。
コロナになるまでZoomだのWebexだのというオンライン会議のためのアプリがあるなんて知りませんでしたが、今ではこれらを駆使しないと仕事にならないようになりました。
在宅勤務はコロナの収束とともに無くなるものと思いますが、オンライン会議は続くでしょうね。
どこにいても会議に参加できるのですから。
しかし私は、職場では珍しく、一切在宅勤務を行っていません。
多くの職員は週に一日か二日、在宅勤務を行っていますが、仕事のような、休んでいるような在宅勤務よりも、仕事は職場に出かけてがっつりとこなし、仕事に行きたくなければ休暇を取るようにしています。
自宅にいてまで仕事が追いかけてくるのは嫌なのです。
就職して30年。
パソコンの登場で、仕事のやり方は大きく変わりました。
依頼や連絡はすべてメール。
毎日50本ものメールが届きます。
もちろん私も、毎日多くのメールを送信します。
メールの良いところは記録が残ること。
どんなに数が多くても、メールを見て、覚えていなければなりません。
就職したころはワープロが全盛でした。
今思うと出来ることなど限られた、不便な道具でしかありませんでした。
連絡は電話とFAXが主体でした。
しかし1995年のWindows95の登場により、仕事のやり方はがらりと変わり、今にいたります。
これからコンピュータはますます進化し、複雑になっていくんでしょうね。
50を過ぎたおっさんには、付いていくのが大変で、辛い時代になりました。
それでも、若い者に馬鹿にされながら、新しいツールに必死で付いていかなければなりません。
難儀なことです。