朝から体がだるく、おかしいと思って体温を測ってみたら、37度2分の微熱がありました。
昨日今日と、冷房が効いた自宅から一時的に暑熱の歩行に耐え、飲食店やスーパーマーケットや商店に行って、用が済んだらまたわずかの時間熱中の歩行ということを繰り返しているうちに体調を崩してしまったようです。
平日は朝の涼しいうちに車で出勤し、夕方涼しくなった頃車で帰るという生活をしていますので、暑いなか歩くということがありません。
また、寝ている間もずうっと冷房をかけていますから、乾燥によって喉がやられた感じがします。
咳止めを飲んでも咳が止まりません。
首都圏は冬も辛いですが、夏もしんどいものです。
私の知り合いにロシア人女性と結婚した者がいますが、奥様、梅雨から夏を絶望的な季節と呼び、ロシアに帰ってしまうそうです。
気持ちは分かります。
遊んで暮らせる身分ならば、真夏は北海道、真冬は沖縄で暮らすような生活を送りたいと思ってしまいます。
日本は四季の移ろいを感じられる自然豊かな国、みたいなことを言う人がいます。
観光客ならそんな感慨を持つかもしれませんが、そんな生易しいものではないと、多くの日本人が思っていることでしょう。
最近でこそ熱中症予防のため、適切に冷房を使いましょうと言われるようになりましたが、かつては睡眠時に冷房するのは体に悪いとされ、熱帯夜を冷房なしで辛抱するのが当然でした。
そのため、夏の夜は本当にしんどいものでした。
まして暑いからと言って冷たいビールをがぶ飲みすれば、アルコールで体が火照り、かえって寝苦しくなってしまいます。
酔っぱらっても眠れず、素面でも眠れない、どうしろと言うんじゃと思っていました。
今は堂々と夜も冷房を効かせることが出来て、良くはなりましたが、この暑熱そのものは無くなりません。
事務職の私ですら辛いのですから、炎天下、野外で労働する方は本当にきついと思います。
夏は儚いものですが、もう少し耐えなければなりますまい。