またもや一週間が始まりました。
と言っても、今週は水曜日にお休みを取っています。
千葉大学医学部附属病院の眼科を予約しているからです。
掛かりつけのクリニックの眼科医から、緑内障の手術が必要かもしれないと、千葉大病院に紹介状が出されました。
私はてっきりすぐ手術になるのかと思ったら、緑内障の専門医が、まだ判断できない、と言い出したのです。
しかも、千葉大病院では、一般的な眼科医が診察し、後日緑内障の専門医が診るという、ややこしいというか、面倒くさいシステムになっています。
で、水曜日は一般的な眼科医。
一般的な医者が診てから、専門医の予約をするのです。
クリニックにも相変わらず通っていますから、計3名の眼科医が私の緑内障を診ているということになります。
手厚いと言えば手厚いですが、面倒くさい。
こんなことなら千葉大病院など紹介されないほうが良かったと思いますが、根がまじめな私のこと、言われたとおりに通っています。
視野検査などの重要な検査も、クリニックと千葉大病院と、両方でやっています。
同じ検査を日をおかずに2回もやるなんて馬鹿げています。
視野検査、最も重要な検査らしいですが、やっていてイライラして、過呼吸気味になっちゃうんですよねぇ。
狭い検査室に閉じ込められて、見えたような見えないような、小さな点(明かり)が見えたら手に持たされたボタンを押せというのですが、はっきり見えることはなく、一瞬で消えてしまうので、押すのに躊躇してしまいます。
躊躇していたら視野が欠損していると診断され、バンバン押したら「適当に押しているだろ、そんなことじゃあ正確な診断が出来ない」と叱られます。
眼科というのは面倒くさいんだなと思います。
そういえば32歳の頃、突発性難聴という病気にかかった時は、聴力検査を何度もやらされました。
こちらは聞こえたらボタンを押せ、というもの。
でも視野検査ほど嫌ではなかったですね。
聞こえる時と聞こえない時がわりとはっきりしていましたから。
その時は耳が謎の炎症を起こしているということで、大量のステロイド剤が処方され、副作用でムーンフェイスになってしまいましたが、4か月ほどの通院で、著明回復という診断に至り、通院をやめました。
完治することはあんまり無い病気だそうで、著明回復でも十分な効果があったと認められるそうです。
でも、今も右耳がすこしだけ聞き取りにくいんですよねぇ。
目とか耳とか、分かりやすいところが弱いようです。
大学病院に行くのは億劫ですが、それでも仕事に行くよりは100万倍マシです。
診察は13時からなので、朝はゆっくり出来ますし、いくら大学病院は時間がかかると言っても、2時間もあれば終わるでしょう。
仕事に行くより、ずいぶん余裕があります。
折角の休暇を通院にあてるというのはなんとなく悔しい感じもしますが、目がつぶれるのはこの上ない恐怖ですから、きちんと診察を受けて、検査もやって、目薬を点さなければなりません。
緑内障は徐々に進行し、しかも見えるほうの眼がカバーしてしまうため、なかなか気づかず、ついには片目がつぶれ、やがて両目がつぶれるという恐ろしい経過をたどる人が少なくないと聞きます。
最初は単に疲れ目で眼科に行ったのですが、そこで初期の緑内障と言われ、びっくりはしたものの、早くに治療を受けられたのは良かったと思います。