かつて世界中を旅行したり仕事で飛び回っているアジア人は日本人だけでした。
昭和初期、アフリカにもアマゾンにも日本人がいて、英国人が、どこへ行っても日本人がいる、と嘆いたそうです。
もっとも、日本人から見れば、どこに行っても英国人がいる、と思ったでしょうけれど。
今、世界を旅行してまわるアジア人は日本人だけではなくなりました。
中国人の数が日本人を凌駕し始めています。
13億人も人口があれば当然すぎることです。
世界中で最も多くの観光客が訪れるフランスで、某フランス人が、顔は似ていても日本人か中国人かはすぐに見分けがつく、と言っていました。
エレガントな印象なら日本人、だらしない印象なら中国人。
日本人はたとえノーブランドの服を着ていても清潔で、肌も白く、ヘアスタイルも決まっていると言います。
中国人はスーツを好んで着用しているが、ピシッとした感じがしないそうです。
ヘアスタイルや身だしなみに全く無関心で、だらだらと疲れた感じで歩き、とにかくだらしない印象だとか。
礼儀正しく、謙虚で、話し声が小さいのが日本人。
ところかまわず座り込み、歩きながらつばや痰を吐き、怒鳴り声で話すのが中国人。
日本人はすすんで他人に道を譲り、信号を守り、礼儀正しく忍耐強くみえるとか。
目が合うと優しく微笑んでくれるようです。
中国人は他人を押しのけて我先に歩き、マナーやエチケットなど完全に無視。
目が合えば、にらみ返してくるというから驚きです。
眼前にある芸術品をしっかり鑑賞し、写真撮影も遠慮がちに行い、その土地の文化や環境を尊重するのが日本人。
芸術品の前で大騒ぎするだけで鑑賞もせず、写真を撮ったらすぐに去るのが中国人。
日本人は芸術を理解しているが、中国人は「見た」事実だけが大事。
芸術そのものには何の関心もないかのごとくです。
これだけべた褒めされると、日本人として悪い気はしませんが、比べる相手が悪すぎるような気がします。
某中国人は、マナーの面で中国人が日本人に追い付くには300年かかる、と嘆いていました。
これから徹底的に教育して、祖父母から親、孫の代まで礼儀正しくなるには3世代分の時間が必要ということでしょうか。
でも多分、1千年かけても無理だと思いますよ。
単に教育の問題だけではなく、長い民族の歴史が個人の態度に表れているわけですから。
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