今日から仕事。
朝からやる気が1ミリも起きません。
6連休、長いようで短いですね。
でも今週は希望があります。
8月22日(月)が、電気設備の点検のため、臨時一斉休業となるのです。
なので今度の週末は3連休になります。
休んでばかりのような気がしますが、8月は一年中で一番暇なので、今のうちに休んでおかなければなりません。
私が就職した平成4年度は、まだ交代で土曜日出勤をしていました。
たしかその平成4年度の7月から完全週休5日となったように覚えています。
その時の土曜日の午前中は本当にやる気がわきませんでした。
「土曜日が半ドンのほうが帰りに寄り道ができて良い」、と言っている先輩がいました。
朝から丸1日休みだと出かける気にならず、つい朝からビールを飲んでしまうそうです。
その先輩、週休5日になって休日は本当に朝から晩まで飲むという生活を始め、ついには職場でもトイレでこっそりウィスキーを呷るようになり、アルコール依存症を患って48歳の若さで亡くなってしまいました。
土曜日が半ドンのままだったらその先輩はまだ生きていたのでしょうか。
しょせんはいずれ酒に溺れ、早死にしていたのでしょうか。
誰にもわかりません。
意思が弱い場合、こういうことが起きます。
しかし圧倒的多数の人々は、完全週休2日になったことを喜び、お出かけや趣味に豊かな時間を過ごしているのではないでしょうか。
コロナのせいで私はもう4年も旅行をしていません。
よく出かけていた週末お上りさんの都内散歩も全然していません。
散歩と言ったら、近所を散歩するか、せいぜい千葉駅周辺を歩いて、駅ビルやそごう千葉店を冷やかす程度です。
行動が著しく制限され、週末は引きこもりのようになってしまいました。
それでもDVDを観たり、You Tubeを観たりして、自宅での時間を楽しんでいます。
出勤するとろくに働かなくてもヘトヘトに疲れますが、休みの日はそういうことがありません。
休日は脳内麻薬が出ているのかもしれませんね。
引退すれば、ずいぶんと楽になり、豊かな生活を送れるでしょうに。
一昨年度かぎりで、58歳の先輩が完全リタイアしました。
今の時代によくぞ決断したと思っていましたが、もともと土地持ちで、土地の上がりが結構な収入になり、退職金と合わせれば働かなくても生きていけると踏んだようです。
羨ましいですねぇ。
私が完全リタイアできるのは、60歳ではなく、きっと定年延長となって65歳でしょうね。
そして年金をもらえるのが、現在65歳からのところ、70歳からになっているでしょうね。
現代の水呑み百姓であるところの我々底辺を彷徨うサラリーマンは、死ぬまで働いて年金支給開始年齢を待たずに死ねということでしょうか。
それが国家のためには一番都合が良いということなのでしょうね。
安倍政権の時、一億総活躍社会の実現、とか言っていました。
その中の一つに、生涯現役社会の構築、というのがありました。
気色悪い言葉です。
それを聞いた時、ぞっとしました。
まさしく死ぬまで働けという意味ではないですか。
人生最後の10年くらいは、働かなくても快適に暮らせる社会の実現をこそ、目指してほしいものです。
生涯現役を求めているサラリーマンなんて、どこにもいないのですから。