銃の乱射でアメリカのコロンバイン高校では1999年に15名が死亡、2007年にはバージニア工科大学の銃乱射で33名が死亡ました。それでもアメリカでは銃所持の規制はなくなりません。
銃の販売で儲けている企業があることもありますが、多くの人が物騒な社会では当然のこととして、良いことと思って銃の存在を認めています。
そんな中で先日14日にもコネティカット州で26人が亡くなる銃乱射の惨事が起きました。
この間違った判断力が、同じように原発を生み、戦争を生んでいます。
戦争は、それぞれの国で殺し合いが正しいこととして認められ進められるので、核兵器がたくさん使われるとその星は破滅してしまいます。
「アミ 小さな宇宙人」の中でオフィル星という星がでてきますが、その星は地球がかつて放射能の充満で生きていけないに近い状態に追い込まれたとき、愛に溢れた人を空中軽挙で救い、オフィルという星に連れてきたといいます。
その星が本当に地球だったかどうかは定かではないかも知れませんが、最後の審判に当たることが実際に行われたとしています。
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当時の地球は愛のある人が本当に少なく、宇宙船で救われた人もほんの一握りとのことです ( この本の内容は物語のようで物語ではない ) 。
今の地球は当時より愛という意味では進化しているとのことです。
さて、この本を読んでいると書きたいことが次から次にでてしまうので、私が最近綴っている「思考」の部分について語られているところを引用してみます。
その前に、24日の「観察ということ」の記事の後半で、人のことを観察することも書きましたが、できたら周りの人の心の中を観察するということもしてみたらいかがかと思います。
普段気付かなかった、自分が存在している故の知人の苦労とか愛情や願いが伝わってくることがあるのです。するとその思わぬ波動によって、自分の言動が全体を観ていない発言や行動になっていたと気付くことがあります。
では引用に入ります。オフィル星の人のことをアミが語ります。
( ) 内はとびら。ピンクがアミ、グレイがペドリート。
「前にも言っただろう彼らは先々のことをいろいろ想像して、思い悩んだりなんかしないんだよ。ただいまを充実させることを、心がけているんだ。きみにもこれは学んでほしいね」
(中略)
「どうしてみんな、あんなにうれしそうなの」
「生きることを楽しんでいるからさ。それじゃまだ、なにか不足だというのかい?」
「でも、問題はかかえていないの?」
「ものごとを問題としてとらえるのではなくて、乗りこえるための自分じしんへの挑戦として解釈しているんだよ。だからここではみんな元気だ」
「でも、ぼくのおじさんは、人生は解決すべき問題があるときのみ意味をもってくるって言っていたよ。もしなにも問題がない人がいたとしたら、最後は頭に弾丸を撃ち込んじゃうって」
「きみのおじさんが言おうとしているのは、頭にとっての問題だ。きみのおじさんのばあい、ふたつのうちのひとつの頭脳(思考空間)のみが活発なんだ。言ってみれば『歩く知的な機能』というのにすぎない。もうひとつの情緒(思考と思考の間のスペース)の頭脳がはたらいていないかぎり、頭は(思考を)停止できないコンピューターに過ぎない。だから頭がなにも解決すべき問題をかかえていないとき(思考には問題が必要)、解くべきパズルもなぞもないときには、頭がおかしくなり、しまいには頭に弾丸をぶち込むようなことまで考えだすんだよ」
それじゃ、まるでぼくのことを言っているようなものだ。ぼくもたえず休みなしになにか考えている。
「じゃ、考えるということのほかになにがあるの?」
「知覚することだよ。見えるもの、聞こえるものに、よろこびを感じること、手で触れること、自覚して呼吸すること、嗅ぐこと、味覚を味わうこと、たったいまの現在を満喫することだよ。きみはいま、この瞬間、幸せかい!」
「わかんない」
「ちょっとでもいいから、考えることをやめてごらん。ずっと幸せになれるよ。きみはいま、宇宙船の中にいて、地球から何光年もはなれた惑星にいる。そして、アトランティス文明の子孫の住んでいる、進んだ世界をここから眺めているんだ・・・。 バカなことを質問する前に、目を大きく開いて周囲をよく見てごらん。このいまという、たいせつな瞬間をムダにしてはダメだよ・・・」
アミの言うとおりだと思った。でもひとつ疑問があった。
「じゃ、思考はなんの役にも立たないってこと?」
「(中略) 思考は役に立つよ。もし考えることをまったくしなくなったとしたら、植物と同じだよ。だけど思考は人間がもっている最高の財産じゃないんだよ」
「じゃ、いったい、なんなの? 楽しむこと?」
「楽しむためには楽しんでいることに気がつくことが必要だ」
「気がつくということは、考えるということとはちがうことなの?」
「気かつくということは、意識であって、それは思考よりも上なんだよ」
(中略)
「ちがうね」
p144ページより
アミは一番大切なのが愛で、思考は三番目に大切と言っています。
それで二番目に大切なものをハッキリと言いませんが、それはどうも「気付き」と言っているようなのです。
気付きというのは、考えているときにはやってこないのです。答えは思考が止まったときにやってくるのです。
この後でアミは音楽を楽しいと感じる瞬間について話しますが、音楽を聞いている瞬間は「見詰めている瞬間」と同様に今にいると言えるのです。
昨日ちょっと調べようとしたことが「アミ 小さな宇宙人」には載っていないで、「もどってきたアミ(アミ小さな宇宙人)」に載っていたのですが、初めから「もどってきたアミ(アミ小さな宇宙人)」を探していたら、この思考のところに気付きませんでした。
これもちょっと共時性でしょうか?
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アミの御本、以前読みました時も感動致しましたが、やはり2.3年に一度は読み返したいお言葉ですね。
子供達にもお勧めしたいです。
有難う御座います。
私もそう思います。
ユートピアの生活の基本が判り易く書かれているし、最後の審判のこともそれとなく置いていっているし、子供から大人と幅広くお勧めしたい本ですね。
でも読んでいて頭が痛くなる人が圧倒的に多いはずで、選ばれた人たち向けの本であることも間違いないでしょう。
いつも有難うございます。