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皆さんお久しぶりです。ちょっと休むつもりがそのまま35日間も休み続けてしまいました。
昨日・一昨日と大阪に出張していまして、合間に7/9のこのブログでも紹介しましたオリビア・ハッセー主演の映画「マザー・テレサ」を「ナビアTOHO」で、観てきました。
大阪ではここだけで上映中。
東京でも上映は一件でしかも曜日限定です。
千葉は明日まで、埼玉は今日までと、もうこの映画の上映はどこも終わりなんですね。
いい映画でした。
「愛と勇気の映画」でした。
もっと早く観ておけばよかった。
だってもう一度観たい映画ですから・・・
何か淡々とした映画でして、ハリウッド映画に慣れている私としては、不覚にもはじめの5分ぐらい眠ってしまいましたが、最後は私の身体は震え、大粒の涙が頬を濡らしていました。
私の隣に座っていた女性は終始泣いていましたけど。
大きな見せ場もなく、ストーリーらしきものや大きな展開も特にあるわけでもなく、これと言って派手な演出もありませんでした。韓国ドラマみたいにやたらに感傷的なところもありません。
しかしだからこそ、芸術作品としてのエネルギーに満ちているという映画でした。
オリビアの演技も高ぶることなく神と通じているマザー役を延々と演じていました。
それがまた余計に重い言葉となって私の魂に響き(←ここが重要。感情は心に、美は魂に・・)、涙を誘いました。
ひとりで見ていたらワーワー泣いていたと思います。
この映画、ほんとうに理屈ではありません。見どころと言うか、聞きどころはマザー・テレサの愛の言葉です。言葉が主役で、それを役者や映像が彩ります。
神様が望むものはすべて成就する・・・
愛されるより愛することが大切・・・
などなどの当たり前でシンプルな言葉を聞くたびに胸が熱くなりました。
何度も観てみたい映画ですが、DVDにはならないようで残念です(後日DVDの発売が決定しました) 。
魂に響く映画なんて、そんなに多くは無いですよね。
マザーの言葉はどれも心に深く沁みこんで来ます。
生きている事を感謝する事ができる言葉の数々。
そういう人がたくさんいたら、社会も住みやすくなるんでしょうね。
>魂に響く映画なんて、そんなに多くは無いですよね。
まさに魂に響く映画だったです。
ほんとうに見ているこちらとしては何で泣いているのかよく分らない?
そんな感じでした。
普通はそうじゃなくて、泣くストーリーが出来ていて、泣く場面があるでしょう。
理由があるでしょう。でも、そうじゃないんです。
感情的、感傷的にならずに身体が震え出すんです。
こういう泣き方って久しぶりでした。
いや、映画でははじめてかもね。
>マザーの言葉はどれも心に深く沁みこんで来ます。
今日のそらさんの言葉も心に染みました。
http://blog.goo.ne.jp/ai1965_2005/e/c4123f09294f54d7ae2229662f0acc8e
飾りのない、愛深い言葉だからです。
魂のネ。
お薦め映画は千葉では終わっていたので、朝一で日比谷に行き観て来ました。始まってから10分も経たないうちに、涙がポロポロ落ちていました。感動っ?初めての経験でどう表現したものか・・・言葉にならないです。どうしてDVDにならないのでしょうか?くっついたの、離れたの、刺したの、刺されたのはもう観たくありません。これは全ての人に観て欲しい映画ですよー。
私は、また、観に行くと思います。
>朝一で日比谷に行き観て来ました。
え! なんだかすごくうれしいなぁ。
書いた甲斐がありました。
>始まってから10分も経たないうちに、涙がポロポロ落ちていました。
私が寝てたころですね。
>感動っ?初めての経験でどう表現したものか・・・
もし、おっしゃるとおりの初めての感覚でしたら、
「おめでとうございます」・・ですね。
感傷的な涙と言うのは「悲しくて泣く」ということで、
誰でもよく経験しますけど、
比呂美さんが経験された「魂の琴線に触れて落ちる涙」というのは、
感情から来るものとはかなり違うものでしょう。
涙の質がまったく違うんです。
質、というよりエネルギーと言ったほうがいいかな。
別の次元からあふれてくるものだということです。
生意気な言い方ですが、言い経験だったと思います。
だから世の中で言うところの魂の認識、つまり
「闘魂」とか「魂の叫び」というフィーリングは
魂とは全く別のものだということです。
このエネルギー、ズッと胸に包んでいてくださいね。
>どうしてDVDにならないのでしょうか?
でも思い出したように日本で公開されただけでもいいですよ。
ありがとうございました。またお寄り下さい。