真実の扉

「何もしないことをする時」「何も考えないことをする時」・・本当の自分の扉が開く

未来からの生還4

2011年08月01日 21時18分41秒 | 音楽・映画・本・スポーツ・芸能・娯楽

雷に打たれ瀕死の重傷を負ったダニオンは、一度死亡宣告をされ白いシーツを頭からすっぽりと覆われます。臨死体験後時に経験した人生の回想を経て生き返ったダニオンはそれまでの生活を悔い改めて奉仕への人生と方向転換して行きます(魂が入れ替わった可能性もあるかも知れない=とびら)。

彼の臨死体験で貴重なことは、様々の知識を与えられ幾つかの未来を見せられます。
そしてその未来の混乱が、戦争が、ある時期まで次々に実現して行きます(それはまた後で書きます)。

この本の前書きは臨死体験の研究の第一人者でダニオンの友人で医学博士のレイモンド・ムーディ氏が書いていますが、その中で「その霊界では、すべてのものに愛が浸透し、知識がまるで空気のように体に入り込んできたのだという(後略)」との表現があり、これは他の臨死体験者と共通しているようです。

これは現実に肉体を持つということが私たちにとってどれほどのハンディキャップなのかということを考えさせられる情景です。しかし彼が肉体に戻った後に超能力を身につけたことや、霊界で知ったことは何から何まで意識に刻まれ全部記憶しているということは、肉体を持っていてもある程度、それが可能なことを窺わせます。

また私の嘗ての友人の奥さんは、年末に年賀状を書きますとその住所と名前が全部頭に入ってしまい、次年度からは住所録無しで年賀状が書けると聞いたことがあります。
この世には肉体を持ちながらも、尋常でない能力を持った人がいるものだと思ったことを思い出します。

ユートピアでのコミュニケーションは、このような想いや真理の浸透ということが、キャッチボールのような、あるいはテレパシーの交換を実現させるのだと思います。
そうなったら秘密はなくなります。プライベートもなくなります。
ユートピアでは隠し事は出来ない、全部観通されてしまう、というのはこういうことなのでしょう。

「プライベートが欲しい」「私だけの秘密が欲しい」という人はユートピアには行けない。
自分と他人の分離は無くなって来て、皆がひとつになっていくということです。
同時に全てが一元化して行くと思います。
陰陽とか、善悪とか、Give&Takeとか、幸せがあって不幸があるといった二元化の世の中が根本的に変化を遂げることでしょう。


「そのとき、私はここが学びの地であるということを、さらに確信するようになった。私は知識の中に浸され、それまでとはまったく違ったかたちで知識を授けられたのだ。教科書もなければ、丸暗記も必要ない(後略)」先のレイモンド・ムーディ博士の「前書き」に通じるところです。

皆さんは真理がやってきたとき、それが紛れもない真理だと、どのように判断しますか?
私はここに転載したことにやや近い状態で真理はやってきます。
「あっ、そうか、そうだったのか」というやつです。
それが常にそうだったらいいのですが、たまにしか起きないのが残念です。
私は肉体をもっていますからダニオンのようにはいきませんが、それでも感動ものです。

しかし真理は言葉で表すことができません。
ですからダニオンは、
「霊魂が物理的な生命と合体する仕組み、人間が様々な方法で考えたり行動したりすることができる理由、などを理解した」と書きつつも、具体的には言い現わしていません。


生き返りたくない

臨死体験で経験する死後の世界は、たとえ見透かされた世界であっても、ほとんどの人にとって居心地のいい、愛の波動に溢れたところであるようです。
幾多の臨死体験者はまだ生きているので肉体に戻ると聞いて、ほぼ全員が抵抗します。もう戻りたくないと。
しかしダニオンが経験したような水晶の光の街に行って知識の講堂に行った人はほとんどいないのだそうです。

ダニオンは初めに会った光の存在と上昇し移動しました。
そこは光のプリズムのようなエネルギー界で湖や池、ビロードのような濃いブルーの山がありました。
彼と光の存在は水晶のような煌々と光る大聖堂の前に来て、水晶の正門をくぐり中に入りました。
光の存在は姿を消し、愛を感じながらダニオンは長椅子に座りました。前には演題があった。
その神々しさをダニオンは詳しく述べています。

やがて演題の後ろに13の光の存在がステージ一杯に広がっていた。
彼らは人間の感情などを象徴する特性をそれぞれが持っていました。

下記は一部既に書きましたが、その時のダニオンの印象です。

「そのとき、私はここが学びの地であるということを、さらに確信するようになった。私は知識の中に浸され、それまでとはまったく違ったかたちで知識を授けられたのだ。教科書もなければ、丸暗記も必要ない。光の存在と一緒にいれば、私は知識そのものになり、必要なことは何でも知ることができた。問いかければ、必ず答えを得られるのだ。知識の海にしたたり落ちた一粒の水滴、あるいは光を知りつくした一条の光線にでもなったような気分だった。
質問を思い浮かべるだけで、答えの確信を探究することができた。瞬時にして、光の働き、霊魂が物理的な生命と合体する仕組み、人間が様々な方法で考えたり行動したりすることができる理由、などを理解した。問いかけさえすれば、心に答えが浮かんでくる、という具合だった」


光の存在は順番に未来の出来事(その時は未来とは判っていない)の入った箱をダニオンに示しました。

「未来からの生還」と題されたのは多分、彼が霊界で幾多の未来の出来事を見せられたからでしょう。
そのことに触れてみます。
その数117件です。未来の予言が。

― つづく ―

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