
私たちは日々進化・成長しています。
そして私たちの進化・成長は、日常の経験抜きにはなかなか捗らないものです。
それなくして、「愛と調和」を自分の中でしっかりと理解して身につけるという、進化の至上の目的達成はなかなか成就に至らないものです。
知識と見聞を広げることも進化の一環と考えがちですが、知識というものは進化・成長のヒントとして存在していても、それが直接、私たちの進化を作り出しているわけではありません。
経験による進化への方途として、カルマは大きな役割を担っているのです。
カルマは人の恨みが元で生まれて来ます。
これは私が14年前から文書を寄せている 「宇宙の理」 という本から学んだものです。
この本は「宇宙学」という教えをもとに編集されています。
「人の恨みがカルマを生む」・・・ とは言いましても、宇宙学ではそういうことを文中の神示でハッキリと言っているわけではありません。
この会はカルマの成り立ちを踏まえて、人の不幸を正しく幸福へと好転させるべく、会員 (と言っても本から真理を学び取ろうとしている単なる読者) の人の病気治し的なこともしています。
人は数多くの輪廻転生を経験しています。そしてその幾多の人生において様々な人々とのふれあいがあって、その方たちとの関係において必ずや恨みを買うような出来事を起こしているものなのです。
特に若い魂の人生経験、初期の転生においては人々の意識間に自他一体の理解はなく、分離の意識を纏うことから魂の歴史は始まるので、多くの罪を重ねているわけです。
宇宙学での学びをしていると、病気の大元の原因がそういう過去の人生において多くの縁ある人たちを傷つけていて、その意識が恨みの霊として纏わり付き、影響を受けていることが判ってくるのです。
そしてこの恨みの意識こそが、病気だけではなくてあらゆる不幸、精神的な問題などにも関与していたのです。
この恨みを持った意識体は、復讐を遂げようと末代まで関わってくるのです。
では、なぜそれが分るのかと言いますと、
具体的には、不幸や病に苦しむ人々の霊的な背景を呼び出して探ると、かつて縁あった人々が背後から出てきて語り始め、現在苦しんでいる人に取り憑いて過去の怨念を晴らそうと必死になって活動していることが分るのです。
そして、治療としましては、そういった霊たち(魂とは違います)を呼び出して、語り合って、そういった恨みの生き方が間違っているということを諭し、明るい所へと導くのです。
ですから巷によくあるような、単純に霊が憑いているから取り除く除霊とは異なりまして、納得して離れてもらうので、また舞い戻ってくる可能性は少なくなります。
そもそも憑いているには憑いているなりの理由があるのであって、その根源の理由を取り除かなければ完治しないのは自明のことです。
自明のことなのですが、人々の依存心がその単純な真理の理解から遠ざけるのです。
そのような訳で、その関わり理由、恨みの理由を取り除くのにも怨念を持った霊に納得して許してもらわなければなりませんので、過去の恨みを買ったことの行為を、艱難や病に苦しんでいる人間が深く反省してお詫びをするということなどが不可欠となります。
つまり、そういった物事を詫びる心、反省する心、感謝する心が備わっていないと、カルマが還ってくること抜きに取り除くということもなかなか難しいこととなります。
換言すれば、そのように進化したからこそ、その時点でもう辛いカルマの償還は必要ないと判断されるのです。
不幸な被害者らしき人が、本当は加害者だったのに被害者としての意識が強いと、やはりなかなか艱難から逃れることは出来ないことになります。
依存心が高い人も自分で自分の心を視て解決しようという自己確立心が弱い為になかなかカルマから抜けられないことになります。
思うところがあったら Clicしてね。。。
「人気ブログランキング」に参加しています。