真実の扉

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文化と文明

2011年08月07日 09時25分28秒 | 宇宙の法則

今日のフジテレビの「新報道2001」に東京都知事の石原慎太郎氏と数学者の藤原正彦氏が出演していました。
藤原氏はお茶の水女子大の名誉教授でもあり、というよりも「国家の品格」の著者といった方が分かりやすいでしょうか。
2人の発言に同じようなことで気になることがありましたので所感を書いておきます。

●まず、石原氏です。
「人間の進化は文明の進化」
と発言していましたがこれは間違い。

文明」は人間の営みの道具でしかありません。
それに先立つものが「文化」であり、文化を形成しているものが「心」なのです。
心自体も「」の進化の道具的な面もありますので、どこまで遡るかで、「人間の進化とは何か」が決まります。
畏れ多い発言ですが、宇宙の営みは終局的には宇宙創造神それ自体の進化なのですが、「人間の・・」となると肉体意識を含めた進化、つまり「意識と心の進化」ということになり、その方途が「洗心」ということになります。


●次に藤原氏の発言ですか、藤原氏は増税に関してこう述べました(下記は要旨)。
「それがいつかは分からないが増税はいずれはしなければならない。
しかし10年続いているデフレ下の日本での増税は疑問。
昭和の恐慌で高橋是清は減税ともの凄い公共投資をした。
1993年代のデフレ不況でアメリカのクリントンは低中所得者への減税と大々的な公共投資をした。
(いずれもこれが功を奏して不況脱却=とびら)
「コンクリートから人へ」などど、人聞きの良いことを言うだけで日本だけがそれをしない。
だから地方は痛み、景気も回復しない。

所得税は10%どころか20%だって日本人は誰も文句は言わない。
日清、日露戦争では40%が税金だったが、日本人の誰もが我慢して文句を言わなかった。
今でも日本人は誰も文句を言わない」


お2人の発言にはその前に「条件」があるのです。
それが話されていないから、残念です。
特に藤原氏の発言には、テレビを見ていた多くの人が「冗談じゃない」とテレビに向かって言ったことと思います。
藤原氏は正論を言っていたので余計残念です。

「条件」というのは「心の浄化度」なのです。
心が作っている文化に則した文明を築くということが大事なのです。
これがないと秩序は正しく進まない。調和しない。

日本の原発事故をみればそれは自明の理です。
事故が起きても国民に原発と放射線の本当のことは言わない。
自分たちの保身が先。
そんな我欲が優先している「文化」の下で、文明が文化に優先して先行してどんどんと進んでしまうと歪が起きるのです。
それが今、、福島から始まっています。

中国をみてみれば、それは原発以前のことです。
「高速鉄道」は中国人には向かないのです。
民主主義も向かない(これについては今日は触れません)
知らなかったとはいえ、赤ん坊が生存している車両を、その予測が出来たにも関わらず、人命よりも隠蔽を取り、急いで車両を断裁して埋めようとしました。
これはとても酷い心のあり方です。
日本人よりかなり酷い。

満席に近い乗客だったのに死者も39人というのは明らかに嘘。
これは初めは35人でしたが、この35人という数字が曲者なのです。
世界最大規模の中華系中立サイト「博訊新聞網」によると「死者が36人未満となっているのは、死者36人以上の事故が起きた場合、市共産党委員会書記が更迭されるという理由による」と指摘しているようです。
また博訊網は保険会社の情報として、死亡者は259人だと報道しています。
「負傷者183人」「行方不明者154人」と報道しています。
100キロ以上(200キロかもしれない)のスピードで満員列車が激突したのですから、259人でも少ないでしょう。

多分、死者が39人以上で、「死体および死体かもしれない人」は生死の確認もされずに埋めてしまったと考えられます。
また高架から下に落とされた2つの車体と高架から地面に立てかけられたようになっていた車体、計3両の中の「死体および死体かもしれない人」も生死の確認はされていないでしょう。

 

中国鉄道事故に新たな闇!乗客350人が突然消えた!


ちょっと中国の列車事故の話しがながびきましたが、このように列車も飛行機も原発も、文明というものはその最悪の危険性において常に人の心の清らかさに則した、準じたものてなければなりません。

●消費税においても同じで、政府が世のため人のため、国民のために税金を正しく使うことができるのならば、税金は100%でも良いのです。
それが出来ない心を地球人類が持っていたので税金100%的な「共産主義」は破綻したのです。

消費税が上がったら、今の政府はその税金をどう使うと思いますか?
確かに被災地の復興にも多くが当てられるでしよう。
しかし同時に議員の数を減らさず、天下り先を増やす肥しにします。
(更に実際には、デフレ時の増税は税収を減らす)
早い話、政府・官僚が自由にもてあそぶお金が一番増えるのです。

だから被災地の復興には、日銀がお金を100兆円規模で刷って、それをそのまま直接被災地に回したり、公共事業で復興に使えば良いのです。
因みに1万円札の原価は22.2円です。復興用10万円札、100万円札、作っても良いんじゃないですか。
円高の問題も収まり、車・電機・機械産業などの製造業は輸出が増え立ち直り、その結果として税金も増えるのです。

本当にこのことを書いていると政府の幼稚さ加減が頭に浮かんできて、腹が立って仕方がない。
関連したことで前述の藤原氏は正しくこれを把握していました。
頭の悪いスッカラ菅とそれを取り巻く民主党上層部とは大違いです。その要旨。

「リーマンショック以来「円」は3割値上がっている。
その間、アメリカもヨーロッパも韓国も大量に輪転機を回してお金を刷ってきた。
そもそも中央銀行の役割はお金をす刷ること。
それなのに日銀だけがその役割を果たさない。
日銀はインフレさえ起こらなければ(日本など)どうなっても良い、国が滅んでも良いと考えているとしか思えない」


本当に政府はバカばかり。国民もバカばかり。
最後はちょっと悪い波動ですが。たまには鬱積も書かないと。

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