朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

馬術への招待

2012-08-04 22:14:39 | 日記
今回のオリンピックで馬場馬術の法華津選手が注目を集めています。素敵な相棒ウイスパー号と頑張っています。ウイスパー号が大型ビジョンに驚いて全力を出し切れないみたいですがそれでも美しい演技は高得点でした。

法華津選手は71歳。いまだに上手くなっている感覚があるそうです。素晴らしいことです。法華津選手が演技している本を高校生の頃購入し、馬の絵を描く参考にしたのは懐かしい思い出です。バルサザール号との息のあった演技は私の絵のレベルを確実に上げてくれました。もちろん乗馬の参考にもなり、とてもありがたかったです。

あの素晴らしい動きが簡単に出来ることではないことは馬にまたがったことがある人なら誰でもわかると思います。まるで芸術のようです。

ゆっくりした動きに見えるかもしれませんが、実はものすごいパワーを秘めています。パワーがない馬は良い演技が出来ません。地道にパワーを高める調教は厳しい道です。頑張りやさんです。どうしても豪快な障害飛越の方に注目が集まるし競技人口が多いですが馬場馬術も非常に奥が深く素晴らしいものです。年齢を重ねても競技ができるのも長所です。また、馬のほうも年齢を重ねるごとに円熟した演技ができるようになりウイスパー号の年齢がおばあさんなんていわれていますが丁度良いぐらいなんじゃないでしょうか。

乗馬クラブに行くとお年を召した方が多いです。皆さん元気で私なんかよりずっと力も有ります。もちろん演技もすばらしく、サラブレッドで優雅なパッサージュを踏ませている姿はかっこいいの一言です。皆さん紳士淑女でヘタレな私を優しく励ましてくれました。

馬術はいくつになってもできるすばらしいスポーツなので時間がある方はぜひ乗馬クラブに足を運んでみてください。馬達はいつでも優しく迎えてくれますよ。