朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

最後の一人の理由

2012-08-08 20:04:50 | 日記
私の通っていた小学校はスポーツに力を入れていて、体育が苦手な私は成績が悪いなんてもんじゃなかったしやる気も失せていました。

小学校五年生の時、水泳の記録大会があってど~しても二十五メートル泳げという命令が下されましたが当時私は二メートルしか泳げないという散々な状態。泳げと毎日毎日特訓。しかし記録は伸びません。なんとかかんとか二十メートル泳げましたが、結局私は学年で唯一二十五メートル泳げないおちこぼれになってしまいました。

ところがです。次の年、六年生になった私は初泳ぎでらくらくと二十五メートルを泳ぎきったのです。さあ、不思議ですね。なんででしょう。もちろん練習なんてしないでいきなり泳ぎきりました。

理由はただ一つ。私が泳げるだけの体に成長したということ。早生まれの私は体格も小さくて体力もなかったのでした。あの時罵られたのは本当に不当だったということです。

もちろん、前年が基礎になっているという見方も出来るでしょうが、いきなり泳げたのはやはり体の成長だと思います。つまり、あのときスパルタ教育しなくてもよかったことになると思います。

いろんな考え方があると思いますがその子にとっての成長を見極めて欲しいと思います。ただただ罵るだけではその子は伸びません。

それから水泳は得意とまでもいかなくてもそこそこできる種目になったし高校生の時は六十メートル以上泳げるようになったのでやはり成長はだいじだなと思います。

まあ、それでも先生達はあのスパルタが効いたのよ、と言いそうですが。