朱鷺色の天使

ソロモンオウムをはじめ沢山の鳥さんとの日々、を綴ります。また、元エホバの証人の2世です。そのネタ投下もします。

知らなければよかったこと

2012-01-24 01:09:15 | 日記
最近パソコンが使えなくて更新が滞っております。デジカメも使えずまことに申し訳ありません状態です。昔の思い出を書いてお茶を濁そうと思います。

人間って、知らなければよかったと思うことがありますよね。いつでも真実に真っ向から立ち向かっていく人でありたいと思っていますけれど、弱い私は知らなければよかったと思ったことがあります。それはペットショップでの思い出・・・

私が休みの日。私以外の人が白文鳥のヒナを十羽仕入れました。そして次の日まで忘れて放置しました。皆死んでしまいました。これが私にしれたら怒り狂うことは必至。私以外のスタッフは私に知れないようにと緘口令を敷いたのでした。しかし隠し通せなかったのです。私の姿が見えなかった時に話しているのを聞いてしまったのです。もちろんものすごい怒りが心の中を駆け巡りました。しかし、失われた十羽の命はかえって来ません。私は静かに次回ヒナを仕入れる際には必ず私のいるときを選ぶように告げてその場を離れました。

十羽のヒナは、寒い夜をどう思って過ごしたのでしょうか。親から無理やり離されて、おなかはぺこぺこ・・・今も想像するだけで泣きたくなります。知らなければよかった。けれど、知ってしまった。無駄にはしない。それから同じ事件は二度とおきませんでした。

しかし、似たような事件は起きてしまいました。問屋に行った店長が仕入れてきたフィンチの成鳥を一晩箱にぎゅうぎゅう詰のまま放置したのでした。成鳥だったのでなんとか大丈夫でしたがお説教の刑にしました。その後は同じ事件は起きませんでした。

怖いから隠しておこう・・・それでは前進しません。なんとか怒りをおさえて要件だけ告げて静かにその場を去ったのはそう思ったからです。怒りが怖いのではなく、鳥の立場になって考えることが大事・・・それを伝えたくて。

弔うこともかなわなかった十羽の命。切ないです。

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