もうすぐ88歳になる父親の
希望を叶える旅。
昨年4月にディズニーランド、9月に旭川、
そして今年3月下旬に大阪へ。
父親に大阪で行きたいところは?と聞くと
「通天閣」
何が食べたい?聞くと
「ふぐ」
と言っていた。
父親は100メートル以上歩くのは不可。
階段も厳しい。
なので現地では全てタクシーで移動。
一眼カメラを持って行ったものの
父親へのサポートのため
殆どは父親の小さなコンデジで撮影。
小雨降る朝、通天閣。
朝一番で30分待ち。入館する客の7割は外国人でした。
雨の降る大阪市南部の街並み。
父親の後方にあべのハルカス。高層階...上部は雲の中。
源次郎と父親。
源次郎が大きくなったというよりも、父親が小さくなったと感じました。
ふぐ料理店にて。てっさ、唐揚げ、てっちり→フグづくしコースを食べた。
父親は移動するのが大変なので
初日は大阪へ行くだけ。
2日目は観光、3日目は帰るだけ。
というゆとりを持った日程。
ボクは3度目の大阪。
初めて行ったのは25歳ぐらいだったかな。
学会発表目的の出張だった。
発表が終了した後に大阪城公園を歩いた。
緊張から解放されたこと、11月の秋風が心地よくて気分がハイになり
素晴らしい街だなぁ...と感じたのを覚えています。
2度目は31歳ぐらいだったと思う。
妻が1年間、大阪にある保健師学校へ行っていたので
一度遊びに行った。
その時はなんばグランド花月でよしもとを楽しんだり
神戸にステーキを食べに行きました。
今回は父親の行きたい所へ行く旅。
どこへ行きたい?
「大阪」でした。
父親は西日本方面へは京都までしか行ったことがなく
しかもその京都の旅も50年ぐらい前のことらしい。
新幹線に乗るのもその時以来だったみたいで喜んでいた。
ホテル内は車椅子で移動。
観光地や駅での移動は手を繋ぎながらゆっくりと歩いた。
段差で転んだりもする。
杖を使った方が良いと思う、と父親に言うと
「そんなの使ったら、まるで年寄りみたいじゃないか!」
と、自分は若いんだぞ(?)みたいな発言をしていた(^_^)
充分年寄りだと思うのだけど....
2日目の夜、父親が眠ったところで一眼カメラを持ち出し
雨の中、一人ホテルを抜け出して夜の通天閣、新世界を歩いてきた。
以下は全て一眼カメラで撮影しました。
高層ビルはあべのハルカス。右上は大阪環状線。
外国人だらけで賑わう、夜の新世界。
迫力あります。
見た目よりも雨ひどいです。
実弾禁止って??
鯛を掴んだビリケンさん。のぼりの「やっぱ好きやねん 大阪の街...」
源次郎も大阪の街を気に入ったようです。
今度来る時は、梅田や中之島あたりを訪れてみたいと思います。
父親は帰宅後、早速大阪旅行アルバムを完成させていた。
来客に見せているようだ。
父親の旅のリクエストは一旦終了。
それとは別に食べ物のリクエストが一つ残っている。
「あたしゃぁ、フォアグラを食べたことがないんだ...」
うわぁ〜、マジかぁ〜!!
4月に入り、何故か僕は熱を出した(T _ T)
(現在は回復)