3月12日の火曜日は大雨でした。
午前中は登校できる子達の卒業式があり
14:00からは不登校の子達の第二卒業式がありました。
出席した生徒は10名ほど。
校長先生が卒業証書を読み上げて
一人ひとり壇上へ上がり卒業証書を賜ります。
中には起立できない子もいて
校長先生が自ら生徒のもとへ行き
卒業証書を手渡します。
校長先生からの言葉で印象的だったのは
「皆様の義務教育が終了になります。これからの道は自由です。
皆様のご自分の意思で歩んでください」という事。
わずかの生徒と父兄、3年生の担任教師と校長、教頭のみ。
広い体育館はとても静か。
雨音が天井を響かせています。
その後、教室へ移動し担任から色紙等を渡されました。
担任は1年生と3年生でお世話になり、感謝に絶えません。
同じクラスに源次郎の他にもう一人の生徒がいました。
小学生の頃、帰り道が同じだった子でした。
源次郎から声をかけていました。
その子は最初は表情が硬かったものの会話をしてくれました。
どこのクラスにも2〜3人の不登校の子がいるのは
今の世の中、普通みたいだ。
こうして静かで特別な卒業式もいいものだと思う。
帰りも大雨。
校門の前で源次郎の写真を撮った。
源次郎は花を持ち、傘を下ろした。
雨に打たれながらの卒業写真となった。
結局のところ、源次郎は恵まれているんだよなぁ...
そんなことを思った。
帰宅し友達に「今、帰ったぁ!」と連絡をしたら
7人もの卒業生男子が我が家へやってきました。
源次郎も含めて計8人...ヤバイほどに、やかましい(^_^)
1時間ほど我が家で騒いだあと、パーティーに行くことになったようで
「オトー、オカー、これからサイゼに行ってくる」
サイゼリアかぁ〜、いい思い出になりそうだ。
サイゼリアではかなり盛り上がったらしく
「イキり過ぎて店員に注意された。マジギレされた」と言っていた。
うるさい8人男子だろ...他の客の迷惑...予想通りだ(笑)
この仲良し中学生8人の進学先は全員違う高校だ。
全員が小中一緒だったし、中には保育園から一緒の子もいる。
数週間後にはそれぞれ大きな一歩を踏み出すことになる。感慨深い。
小5から中3までの不登校も終わる...はず??
春から毎日通えるのかな?
どうしても心配してしまうし、不安である。
でも、そんな顔は見せずに
これまで通り、お気楽な親のフリ(?)して接して行こう。
普通に高校へ通えますように...