誰の上にも青い空

たからもの9

塾の保護者会で講師から

「親御様は学習計画を立てて、お子様のサポートをして下さい」

そう説明があった

親は計画を立てつつ、伴走者となることらしい


毎朝、毎夕

源次郎は宿題を順調にこないしていった

テスト結果は安定して

そこそこいい成績だった


学年が上がるたびに難易度が飛躍的に上がっていく

思考力、応用力が必要な内容へ変っていく


塾の生徒数も年々

倍、さらに倍と増えていった

要するに

「難しくなり、敵が増える」=「偏差値も上がりにくく」なっていく...

落ちていくのは容易いのだけど...



同じ小学校の受験しない友達は

小学1、2年でゲーム機(任天堂スイッチやSONYプレステ)を

小学3、4年でスマートフォンを

所有する子が増えていった


源次郎の目には

「みんな自由で楽しそうだな...」

と見えていたことだろう


我が家にゲーム機は無かったし

スマホを持たせることもしなかった


源次郎のストレスは溜まっていった

コメント一覧

tochika
@utawowasuretakanariya VIVAさん、コメントありがとうございます。

私も源次郎も小学校低学年の時は楽しめていたのですが

だんだんと必死にならなければいけなくなりました

救えたのかは、なんとも言えませんが

もう1年手前で辞めていれば...

と後になって思っています。
utawowasuretakanariya
こんばんわ。

そもそも根っから勉強好きな子ってほんの一握り。

何にしても親に強要され続けると何かが歪んでくる。

でも源次郎君はトチカさんに救いを求める事が出来た。

それはトチカさんが常に源次郎君のことを
理解しょうとしていたからでは?と思いますが。
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