4月下旬に源次郎の担任からプリントが届いた。
中学三年生になったことを感じさせるものだった。
提出期限は一週間後。
《第一回進路希望調査の提出について》
源次郎はそのプリントを見るや、顔色が曇っていった。
一年後の将来について考えなくてはならない現実を突きつけられて
焦りが出たように思う。
国営昭和記念公園、西立川口にて
初夏の日差しが強く、この日は27℃まで気温が上昇。
源次郎『オトー、こんなプリントが届いた...』
ボク『今時点で考えている進路先を書けばいいんだよ』
源次郎『...』
ボク『3月に「通信制の高校に行きたい」って言っていたはずだけど』
源次郎『...』
ボク『通信制の高校は日本中にたくさんあるから、ネットで調べてみないと。この辺りだと東京か横浜に校舎がある学校を探してみればいい』
源次郎『横浜がいい...』
ボク『じゃぁ、調べてみようか?』
ネモフィラを見ていると少し涼しくなった気になります。
なんだかんだで、ボクが横浜校を設置している通信制高校を10校ほど調べて
源次郎がそのなかからピックアップすることになった。
プリントには
①進路希望...進学、就職、その他
②進学を希望した場合...公立、私立、その他
③第一希望から第五希望まで学校名を書く欄がある。
親目線ではここがいいのでは?というところもあったけれど
何も言わずにいた。
源次郎はPCで各学校のホームページを眺め、3校選んだ。
自分でプリントに記入していた。
源次郎が記入した後、ボクは言った。
『今度はその3校のスマホ版のページを見てみるといいよ。
どれくらい若者を惹きつける魅力を発信しているかはスマホ版をみたほうが分かると思う。
それと、学校説明会や体験授業に行ってどんなところなのか確かめておくといい。
ネットでは見えてこない良さ・悪さを感じられるはず』
お花畑とカップル...平和だなぁ...
後日、担任が我が家に来た際に提出した。
源次郎は安堵したようだ。
GW直前(4月28日、金曜日)の夜、
友達と5人でファミレスに食事に行ってきた。
かなり盛り上がったみたい。
大人で言うところの『飲み会』のようなもの??
公園に訪れる行楽客は、みんなマスクを外していました。3年ぶりの光景です。
源次郎は言っていた。
『今が一番いい時なんだ』
来年、友達は一緒ではないことを感じたのかも知れない。
少し成長してくれていたらいいのだけど。
このゴールデンウィークは
ほぼ毎日友達が遊びに来ていた。
その中には、久しぶりに我が家に訪れた子もいた。
遊ぶ時間がある、今のうちに来ておきたかったのかな。
登校している友達は、もうすぐ修学旅行だという。
明日から日常に戻る。
少し友達とも距離が出来るかも知れない。
深夜のゲームも少し納まってくれるといいのだけど。
今年も遠出をしないGWが終わりました。
ボクは実家へ行ったのと昭和記念公園に行ったほかは
バイクで東扇島東公園、山下公園へ行ったくらいです。
例年だとGW=断捨離ウィークなのですが今年は特になし...
あ、一つだけ断捨離。新聞を辞めてみました。
(お金を使っているのに、読まずに紙ごみを量産している感がありました)
生活スタイルに影響するのかどうか。