誰の上にも青い空

たからもの17

4年生の時は

塾を辞めた喪失感と

担任の先生が嫌だった


5年生の時は

学校を休んででも

何にも縛られくことなく

ゲームを思い切り自由に遊びたかった


不登校の理由やきっかけを源次郎はそう話す


6年生になった現在は

どうして?

源次郎に何が起こっているの?

聞いてみた...





源次郎はやっと

本当のことを答えてくれた

実は...

同級生の一部に

いじめられているということを

涙ながらに聞かせてくれた


源次郎は現在スマートフォンを所持している

ゲーム仲間のグループLINEで

複数の同級生から誹謗中傷発言があり

グループから追放されたという


LINEでのやりとりはスクリーンショットで証拠として保存してある


また、ゲーム中に

グループLINEで誹謗中傷をした同じ同級生たちから

「◎◎デブ」

「不登校△△」

「お前が死んでも、◇◇◇◇◇」

など暴言をぶつけられた


さらに、学校でも同様に

心無い言葉で馬鹿にされたという


源次郎は

「太っている自分は学校に行かないほうがいい」

「このまま卒業するまで学校に行きたくない」

と泣きながら話してくれた


いじめは

6年生になって始まったという

スマホを持ち始めてからだ


ボクは

「話してくれてありがとう、これまで我慢してきたんだな

長い間辛かったよな、オレはお前の味方だからな...」

と言うのが精いっぱいだった





後日、担任の先生と複数回の面談を行った

夕方の

生徒のいない学校へ源次郎も連れて行った


源次郎はスクリーンショットを先生に見せて

これまでのことを話した


ボクが思っていた以上に

しっかりと

先生の目を見ながら話していたことに驚いた

(ボクは大人になっても相手の目を見て会話が出来ない)


「勇気を持って話してくれてありがとう」

と担任の先生に言われた

学校側は事態を把握したので厳しく対処するという


源次郎も半月ぶりに学校へ通うことになった


彼は停滞していたわけではない

ボクが思っている以上に

成長していたんだ...そう感じた


イジメの解決は簡単なものではないだろう

不登校の

今後の展望はどうなるかは分からない...


いろいろあったけど

不登校の始まりがボクの責任なのは

逃れられない現実だ

コメント一覧

tochika
Leiさん、コメントありがとうございます。

snsの誹謗中傷がまさか自分の息子の身に起こるとは思ってもみませんでした。

息子の画面を見ると、やはり容赦しない言葉やそれに乗じた他者の煽り

自分は昭和を過ごせて平和だったなぁなんて思ってしまいます。

現代っ子はスマホの番号を変えない限り

いくら引越しをしようが、一生繋がったまま人生を送るので

それってどうなの?って思います。

出会う人たちは必ずしもいい人ばかりではありませんので

余計な心配してしまいます。

息子は、よく話してくれたと思っています。

今後は加害者の子たちと

どのような付き合いをしながら過ごしていくのか、ちょっと重たい課題です。

きっと彼等も先生に言いつけられて面白くないでしょう。

親として、心配のタネは尽きませんね。
Lei
こんにちは。
スマホは、便利ですが使い方を間違えると、凶器に変わる気がします。我が子は、ガラケーからスマホに変えたのは中3の秋でした。ウチは、遅かったのかもしれません。もう、不登校になっていたので、連絡先を交換出来ず。登録しているのは、2〜3人です。ほぼ、連絡を取りません。
でも2度、交換してないない友達からLINEで何か言われた事もあったようです。
ゲームもスマホもパソコンも、私が買い与えた物。それで、嫌な思いもしてきました。今の時代、難しいですよね。
息子さん、勇気を出して話せて良かった。
無理せず、少しづつ、前に進めますように。
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