いや、このHenry GrossさんってSSW,全くノーマークだったんですが。
彼の数あるアルバム・ジャケットの内、1~2枚には見覚え在ったかな、って程度。
たまたまSLY&THE FAMILY STONEがホストを務める1974年のMidnight Specialをば
YouTubeで観てたらゲストで出て来たんですが(それがほぼ初見)
なんかSSWってよりはサザン・ロック・バンド然としてまして、ルックスも
言っちゃあなんですが ↑ のジャケ写みたいに垢抜けては無くて、なんだかモッサリしてらして・・・
曲も堅実っちゃあ堅実なんですが、それ以上でも以下でも無く・・・これと言った主張もズバ抜けた個性も無く。
(突然凄いファルセットを使うぐらいしか特徴ナシ)
・・・なんですが、バック・バンドのドラマーさんのファイトとガッツが凄くて、思わず目を奪われます(^_^;)
その凄いドラマーさんが叩いてるHenry Grossさんの動画がコチラ!
Henry Gross - Come On Say It | The Midnight Special
ナイス・ガッツ!
んで、思わずこのドラマー誰なんだろう、なんて人?と興味が沸きまして。
この動画にはそんな細かいクレジットが付いてなかったので
Henry Grossさんのアルバムのクレジットとか調べたワケですよ(ほんとネット時代は便利ですよね~(≧∇≦)!)
そしたら驚いたのなんの!!彼の多くのアルバムでドラムを担当してたのは、ナント Allan Schwartzbergさんじゃぁございませんか!(屮゜Д゜)屮
そうです。かのMountainの来日公演ライブ・アルバム、『Twin Peaks』でCorky Laing名人に替わって善戦してる
セッション・ドラマーさんデス。
でも、どう観てもYouTubeで叩いてるのはAllanさんじゃ無いですよね~?クリクリのパーマでも無いし眼鏡(サングラス?)も掛けてないし。
この人ですもの。 ↑ この写真なら上のMountainのジャケ写と整合性ありありですが、
YouTube動画の人とは似ても似つかなくないですか?動画の人がAllanさんだったら嬉しいけれども(^_^;)
Allan Schwartzbergさん、Jimi Hendrixの死後出て来たデモテープ類へのオーバーダビングとか、
KISSのアルバムでもどれかで叩いてましたよね、確か。
でも凸ヤマの中ではやはり、Mountainのドラマーと言えば唯一無二、Corky Laing名人をおいて他に有り得ない、って
中で代役を務め、大健闘した『Twin Peaks』でのAllanさんの熱演を買って居るのでありました。
Allanさんと謎のドラマーさんの話ばかりで、余りにHenry Grossさんに失礼なので
少し書きますが、“SHANNON”と云う可愛いアイリッシュ・セッターについて歌った愛犬ソングの大ヒットが在る様です(^_^;)
凸ヤマ的にはBEST盤を拝聴しましたら“SIMONE”って曲や“HIDEAWAY”って曲が水準以上に良く出来てるなあ、と。
それとHenryさんと頻繁につるんで、プロデュース等もなさるTerence P. Minogueさんってアレンジャーさんの
ストリングス・アレンジが、一癖も二癖もございまして『(;¬_¬)なかなかやりおるわい』と感じ入りました。
…(-_-;)まぁ、それと言うのもHenryさんが奇抜な曲は書かない“堅実派”であり過ぎるあまり、
アレンジのし甲斐に溢れてるが故、って気もしてしまうのですが・・・・すみませんHenryさん(≧∇≦)