焼き芋みたいな エッセイ・シリーズ (22) 『視線』 んっ? んーん、やはり。 さっきから、ずっとこっちを見てる。 しかし、知らない顔なんだよなぁ。 まだ見てる。君、誰だよ? 人違いじゃないのか? . . . 本文を読む
焼き芋みたいな エッセイ・シリーズ (21) 『 場末のバーのお使い少年 』
僕が生まれ育ったのは、北海道の中央に位置する人口3万人ほどの小さな街だったが、 駅から少し離れた飲み屋街の一角で親戚の叔母がバーを営んでいた。 当時小学生だった僕は、時々お使いを頼まれその店によく行っていた。 いわゆる場末のバーの「お使い少年」だ。 母が . . . 本文を読む